美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




というわけで日曜日は毎年恒例の上野ジャズインです。私が聴きに
行くのは五回目です。夕方からビールを飲みながら演奏を聴いて、
寝て、終わる頃にはすっかり暗くなってました。

今年もアコーディオン奏者・桑山哲也さんや、タップダンサーの熊
谷和徳さんなど、参加者を選ぶ側がとても楽しんでいそうな多彩な
顔ぶれでした。

その中で印象に残ったピアニストが二人います。

一人目の野口久和さんはジャズ・オーケストラを従えた、だけど、
どこか腰が低い様子。そのくせひとりだけど派手な赤いシャツなの
が微笑ましく...また、Breeze というボーカルグループとの競演で
息のあったところを聴かせてくれます。JR東海のCMですっかり
耳に馴染んだ『My Favorite Things』、しっとりとした『Stardust』...
これらの曲は iTMS でも視聴できます...いいじゃない、アップル...

さて、二人目のピアニストはオオトリの Ueno Special Select 2005
に参加していた井上ゆかりさん。向井滋春をリーダーにしたバンド
です。透明感のあるピアノソロがとても印象的です。古野光昭さん
東原力哉さんの強力なリズムセクションに支えられたその演奏は、
とても伸び伸びとしていました。ピアニカがあんないい音出すなん
てね...楽器ができない私は、楽器ができる人がとても羨ましい。
特にジャズを演奏する人はいつも楽しそう。同じ言葉を持った人た
ちがおしゃべりするような雰囲気...今晩の演奏でベテランと渡り合
った井上さんは、経験値がググっとあがったのではないかな...

さて、最後の曲もどこかで聴いた覚えのある曲です...何だろう、ど
こかで聴いた事があるのだな...終演後、席を立って考え、会場の売
店で井上ゆかりさんからサインをいただきながら考え、晩飯にカレ
ーを食べながら考え、帰りの電車を待ちながら考えていたら...

わかった!スティービー・ワンダーの『Isn't She Lovely』...
とっても懐かしかった!!!!!


・備忘録真夏の夜のジャズ(上野篇)

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