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SPECULA #7「都市と芸術をめぐる現実(リアリティ)」川俣正vs桂英史
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日本×画展(にほんガテン!) (横浜美術館)
美術
/
2006-07-23
横浜でやってる現代の日本画を切り口にした展覧会です。
新しい日本画をテーマにした展覧会は二月に東京都現代美術館でも
開催されました。その際もいわゆる日本画には見られない、今らし
い表現を感じたのですが、今回の横浜美術館ではさらに、映像もあ
ればマンガもあるし、ほとんどモンドリアンかと思わせるような(き
っと間取りであろう)作品もあって、ほとんどボーダーレス...
その中でもっとも引き込まれたのが松井冬子さんの『この疾患を治
癒させるために破壊する』...私は彼女の臓物系の表現は好きではな
いのですが、この満開の桜の下を静かに流れ行く運河の閑とした美
しさ...
ここ数年、毎年、坂口安吾を読み返しています。日本の風土に根付
いた彼の表現には、美しさと残酷を感じます。そんな坂口の作品で
欠かせないのが運命の女、それは夜長姫として、あるいはただの女
として、繰り返し描かれているのですが、松井さんのこの作品を観
て、運命の女が自ら筆をとっているかのような凄みを感じました...
・夜長姫が描かれる
『夜長姫と耳男』の感想
...
・ある女が描かれる
『桜の森の満開の下』の感想
...
また、藤井雷さんの『彼南模様』でも水にまつわる表現が印象に残
りました。南の国の暑い気候、様々に描かれる海の描写は夏らしい。
絵手紙を繋いだ作品にも海のイメージが繰り返しみられます。夏、
海、いかにも横浜らしい展示で良かったのではないかと...
コレクション展ではモーリス・ドニの『ひな菊の冠をつけたニンフ』
の桃色が素敵、ミューズと題された特集展示には様々な女性像が見
られます。
写真のコーナーの木村伊兵衛、これがなかなかのボリューム、私が
大好きな沖縄や東北地方のイメージにまざって若かりしカルティエ・
ブレッソンの姿なども見られます。こういうのは横浜市民としてと
てもうれしい。
また、会場のわき、ちょっと目立たないところで現代の作家が公開
創作しているコーナーもあります。
川島秀明さんの特設アトリエ
な
どもあるので、興味のある人は探してみてください...
# うまく本展とリンクさせればいいのにな...
参考
・東京都現代美術館で開催された
MOTアニュアル2006 No Border の感想
・
日本×画展(にほんガテン!)
(横浜美術館) ~ 9/20
コメント (
2
)
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コメント
Unknown
(
テツ
)
2006-08-01 11:53:04
日本画の伝統からの逸脱という点では、MOTアニュアル以上でしたね。しりあがり寿、ナンセンスでした。
でも、一番力量を感じたのは松井冬子。その意味ではMOTアニュアルには及ばなかった感がします。
Unknown
(
lysander
)
2006-08-02 23:23:29
テツさん
コメントありがとうございます。
今回の展覧会、日本画でくくるのは無理がありましたね。
でも、MOTアニュアルと並べて一番魅力を感じた作品は
松井冬子さんの『この疾患を治癒させるために破壊する』
だったので、行けてよかったと思ってます。
# それにしても彼女、贓物なんて描かなくてもいいのになぁ...
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でも、一番力量を感じたのは松井冬子。その意味ではMOTアニュアルには及ばなかった感がします。
コメントありがとうございます。
今回の展覧会、日本画でくくるのは無理がありましたね。
でも、MOTアニュアルと並べて一番魅力を感じた作品は
松井冬子さんの『この疾患を治癒させるために破壊する』
だったので、行けてよかったと思ってます。
# それにしても彼女、贓物なんて描かなくてもいいのになぁ...