VOCA展2007 (上野の森美術館)

今年で 14回目だそうです。私は初めてでした...

というわけで観た順に...

・山口晃さんの『木のもゆる』
山口さんの新機軸だそうです。色濃ゆい梅のシルエットに機関銃...
最近は作風を変えているように思うのですが、山口さんだったらも
っとメタリックな調子が出せるのではないかなぁ...ちと残念。

・町田久美さんの『成分』
大きな作品でした。何かいつもの作品よりも重くみえるのですが、
手のひらの影のせいかもしれません...

・佐々木加奈子さんの『ジャングルを歩く』
何となく物語風の写真が三枚。順番に、『103年前、ここからロシア
軍が日本へ向かった。リエパーヤ、ラトビア』『“Departed”発車』
『“A.F. 's signal”アンネの信号』...悪くない。
放浪癖のある佐々木加奈子さんのブログはこちら...

・小林志保子さんの『Square garden－夏の終わり』
ゆがんだマス目が何とも言えませんでした...(^^;

・森本美絵さんの『cause』
これはね、格好いい。凍った池の上に色とりどりの羽美しい鴨、雪
から顔を覗かせる花、三角テーブルのある部屋、あたたかな池、階
段、ほこりっぽいベランダ、公園...多くの写真が見下ろすアングル
で決まってます。最近では木村カエラの写真集なんかも手がけてい
るそうです。彼女の写真が見たければこちら。私は写真集買ってし
まうかもしれません...

・清水亮輔さんの『Scene』
えらく縦長の作品が三枚。単純だけどなかなか思いつかない発想だ
なぁ...と思いました。

・會田千夏さんの『katari-jima 2006.11』
宙に浮かぶ浮島から、新芽が生えています...緑が目に優しい幻想的
な絵画。以前、不忍ギャラリーで観たことがあります。今度、同ギ
ャラリーでこんな展示があります。
・D.E.P.07～今世紀に期待するアーチストの新作と秀作～
行ってみよっと...

・VOCA展2007 (上野の森美術館) 終了