日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2011 フランス大会 男子まとめての感想

2011-12-03 16:37:20 | フィギュアスケート
やっとやっとフランス大会を観ました~
私の中では中国とフランスの試合は追いかけるのが大変で、今更感もあると思いますが・・・
宋楠君の凄さはやっぱり書いておかないと。

エリック・ボンパール杯と呼ばれるこの大会、会場がいつもオシャレです。
スポンサーのパネルもブルーに統一されているから選手の演技もとても見やすいですね。
リンクサイドでは恒例のスケッチが映り、こちらも素敵~
   

さて、いつものように印象に残った選手の感想は。
まずはジュベールの代わりに出場のロマン・ポンサール君。
この衣装は・・・と思ったら、フリーはやっぱり「ロミオとジュリエット」でした。
   
曲調も衣装もアドリアンの「ロミオ・・・」とかぶっている感じ。 ビミョ~だな。
演技では冒頭の4Tは転倒、その他ステップやスピンもまだまだという印象。


それからマヨロフ君。
相変わらずマッチョです。
   
小さなミスはいろいろあったけど、今までよりも巧くなっている感じ。
とにかく最初から最後まで動きまくって頑張った印象が強いです。
パパがコーチ、ママが振り付け・・・出来が悪かったら怒られちゃうのかな。


そして織田君・・・
「シェルブールの雨傘」は曲も衣装も織田君に似合っていますね。
   
3F-3Tは見事に決まったけど、他のジャンプはミス連発。
どうかしちゃったかな・・・と思っていたらステップでも転倒。
もう、こうなると滑りきった事が奇跡かも・・・
膝の状態が悪かったのでしょうが、SPでのスピンの取りこぼしやフリーの失敗が痛々し過ぎます。
涙のキス・クラとインタビューでしたが、これ以上悪くしないように充分休息をとってください。


続いて地元期待のアモディオ。
   
今季のアモディオには何も期待していない私。
確かにユーロまでは良かったけど、ますます止まって休憩、止まって踊るプログラムなので嫌いです。
いつかモロゾフの元を離れて、重厚な音楽で最初から最後まで滑るプロを見たいもんだ!


リッポンポンはその点動いていた!
   

   
SPも良かったけどフリーの雰囲気も柔らかなイメージで良かったです。
「G線上のアリア」の音楽にのって4Lzに挑戦。
回転不足にはなったけどその後も果敢に滑るリッポン。
ジャンプの前にウォーレイも入れていました。
もちろんリッポンルッツも健在。
めずらしくガッツポーズも出ましたが、惜しくも表彰台を逃してしまいました。
でも今季のリッポンはとてもまとめる力がありますね。
解説の佐野さんが面白い事を言っていました。
「2Aでミスしたから3Tに切り替えてきた。冷静な頭を持っている。
こういう点は見習わなくてはいけない人もいるかも。」だって。
佐野さんはところどころ思い切った事を言うんですよね。


それからブレジナは。
シリーズは2戦目でこのあとロシアにも出ました。
   
4Sに挑戦したけど2Sになってしまった。
でも3Aの質がすごく良いから得点がちゃんと稼げるブレジナ。
ラストの方ではスピードが落ちた印象。
まぁまぁの滑りって言う感じ。
でも表彰台に乗り、ファイナル初出場を決めました。


そして期待の宋楠君!
もはや彼の活躍はまぐれではないのです。
   
SPでも見事に4T-3Tと3Aを美しく決めて天を仰いでガッツポーズでしたが、フリーもとても良かったです。
冒頭の単独の4Tは着氷が乱れたものの4T-3Tは素晴らしい~
佐野さんも「上がり過ぎて5回転行けそう・・」なんて言ってましたが。
安定したジャンプだけでなく大きな動きのスピンやステップ。
一見無表情の彼だけど滑りは熱い!
技術点だけは79.93点!  凄いですね~
キス・クラでは強面のコーチがとても嬉しそうだったのもツボでした。


最後はあらかじめ順位が決まっているパトリック・チャン。
「アランフェス」はまだまだ君のものではないよ、と一言。
   

   
彼はどうしても3Aが鬼門のようで、いつもうまくいかない。
その上、バランスを崩して転倒するシーンも何度もあります。
まぁ、それだけ動きが複雑でチャンでもそうなる・・・という意見でしょう。
彼は演技構成点でズバ抜けた得点を約束されているから、転倒なんて関係ない~。
このフリーでも85.14点ですか・・・
他の選手の演技構成点を見ると気の毒になっちゃう。

キス・クラでは「メルシー、パリ♪」とご満悦。
「ファイナルも僕は一番さ~」ってなもんですか。

私は何でチャンが嫌いなんだろう・・・
確かにスケーティングスキルは凄いんだろけど、ビッグマウスや俺様気質を感じたからかな。
それにやっぱり「男キム・ヨナ」の匂いが消えない。

その上、彼のプログラムで心が震える感動をした事がないからかもしれない。
これが一番の理由かも。


そんな訳でフランス大会の最終結果は。
   
表彰台の宋楠君の初々しさが良い。
ブレジナはもうちょっとだな。
チャンはモップの用意をしないと。


もう一つおまけに、会場のフラワーガールの衣装がまた可愛かった~


それから、ケヴィンがフリーを棄権してとても残念でした・・・   



      
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