月の海

月から地球を見て
      真相にせまる

月の海8

2007年12月11日 02時21分37秒 | 科学(宇宙、SF)
 火星と木星の間にあった惑星を失った衛星は
太陽へと落下していく途中、地球に遭遇した。
地球と衛星の引力でお互いは引き合い、
地球はこの衛星を自分の衛星として取り込んだ。
 しかし、火星と木星の間の軌道から、
地球に到達するまでの間、衛星は太陽の引力による
加速度を受け続けていたため、かなりの速度になっていた。
 この衛星を受け止めたときの地球の衝撃は
凄まじい大天変地異となった。
地軸は傾き、大地殻変動が起きた。
 これによりそれまで一つだった大陸にはひびが入り
分裂を始めた。これを機会に大陸は移動をし始め
やがて現在の七つの大陸となった。

 また、大地殻変動は火山を一斉に噴火させ
噴煙は大気圏の上層部まで登り、空を覆い
太陽の光を遮った。これにより地球は氷河期を迎えた。
さらに地軸が傾いたことにより四季が生まれ
落葉樹が現れた。
それまで、温暖な常緑樹の楽園で過ごしていた
恐竜達は絶滅した。

 この衛星は地球を公転しながらも自転をしていた。
しかし、惑星の破片が衝突した月の海側の
比重の重い部分が、自転のたびに地球の引力の
影響を受け自転は遅くなり、やがて止まった。
こうして月は比重の思い月の海側を常に地球に向けて
公転するようになった。

 もし、地球がこの衛星を取り込んでいなかったら
地球は今でも恐竜が繁栄し、人類は存在しなかっただろう。

  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿