鈍いなまくら刀で社会を斬る!

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部活がある限り日本スポーツは衰退する

2017年08月12日 18時57分46秒 | スポーツ
日本のスポーツ指導理論はほとんどが遅れている。
原因は、部活にある。

学校の部活というカタチで運動をしている。
その指導者の理論が遅れている為、選手が伸びない。
さらに先輩後輩という封建制もあるから良くない。

まぁ先輩後輩は置いといて、とにかく指導者の理論が
古い為に、世界大会レベルで勝てない。

野球・バレーボール・マラソン・スキージャンプ・競泳・柔道
アーティスティックスイミング・陸上(フィールド競技)・フィギュアスケート

コーチを外人にしたり、環境を外国に移したり、外国で研鑽を積んだ日本人コーチ
などの場合は除く。

日本の指導者の理論の古さを何とかしないと、どんどん遅れていく。
あまりに唯我独尊、自分達の理論ややり方に固執しすぎていて、
世界の理論や他でやっていることから学ぼうとしていない。
どんどん新しいことを取り入れ、学ぶという姿勢が全くない。
それが日本の部活の限界であり、スポーツ界全体にはびこっている
悪癖である。

これでは勝てない。
これだけ情報があり、解析出来るコンピュータがあるのに、全く使わない。
今までと同じ理論とやり方を頑なに守り続ける。
周りはどんどん進化しているのに。

マラソンでは青山の原監督は、何とかそれを崩そうと孤軍奮闘しているが
同じ業界の人からは冷たい目で見られており、失敗を待たれている。
周りの人々は「そら見たことか」が言いたくてしょうがない。

日本はそろそろ、考え方を機械工学から情報工学に移行しなければならない。
繰り返しや追い込みで何とかなる世界はなくなってきている。
過去を全て捨てろとは言わない、ストロングポイントがなくなるから。
でも、新しいものを取り込んでいかないと、
周りのスピードから取り残されてしまうのは間違いない事実なのである。

部活で千古不易のやり方を続けている限り、日本のスポーツ界は
取り残されていくのは必然なのである。