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気が向いたら書く

バークレイ その2~バークレイというブランド

2013-07-11 08:04:20 | Barclayストラト
さて、このBarclayなるブランド、おそらく韓国メイドってだけで詳細はよくわかりません。ネットで検索しても出てこないし。

自分なりに調べたところでは、

Barclay
Barclay by pro session

という2種類のロゴがあるようです。
更に、このpro session なるブランドを突っ込んで調べてみると

Pro Session by RH sound research

更には

Pro Session by RiverHead sound research

というロゴが存在するようです。アラフォー以上ならピンと来るかと思いますが(そうか?)、RiverHead は現在バッカス等を展開するディバイザーが80年代あたりで展開していたブランドです。多分、最初はディバイザーが関わっていたんだろうけど、無印Barclayの頃には商標だけ残った別物なんじゃないでしょうか。

ただ、このBarclayというブランド、「見た目」の完成度は結構高いです。昔、Gibson J-45のコピー品を見たことがありますが、見栄えはなかなかのものでした。塗装とか、表面的な仕上げをそこそこのレベルに仕上げて来る技術はあると思われます。

あと、これは90年代初頭あたりの韓国製ギターに言えることなのか、ネックの造りはなかなか良いです。フォトジェニック以降の中国ものとは一線を画する出来です。多分、ネック製作工程で手を抜く技術が無かったんじゃないかな(笑) 。今はNCルーターで切り出しちゃうだけなんだろうけど、この頃のはサミックにしても、ネックは悪くないです。雑な仕上げながら、スカンクラインもあるし。

それに対して、コストダウンするためにボディは適当です。学校の机みたいな積層合板が多いのではないかな。で、塗装は極厚です。

ただ、ボディ材がマトモじゃない場合、極厚塗装も決してマイナスじゃないと思います。桐とかラワンとか、フニャフニャのボディ材の場合、強固な塗膜の硬さで音の芯のようなものが補われることもあるかと思います。そういうギターは生音が大きい傾向にある気がします。まあ、アンプ通しちゃえばあまり関係ないのかな?(笑)

つづく

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