轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

社会に

2010-02-26 | Weblog
サンボマスター、山口隆のインタビューより


社会に繋がっているから音楽がある。音楽だけで繋がるなんて嘘でしょう。
音楽だけで気持ち良くしてくれったって、そんなことうまくいくのかなぁと思いますよ。社会でいろんな問題がある中で僕らは生きてね、それで格闘してこうして音楽ができているわけでね。
僕はリアルをやりたいから。だいだい(社会に)リンクしていないロックってあんの?と思うんですよ僕。

愛と慎み

2010-02-21 | Weblog
新約聖書「ローマ人への手紙」より抜粋


この世の調子に合わせてはいけません。
だれでも、思うべき限度を越えて思い上がってはいけません。
慎み深い考え方をしなさい。
愛に偽りはあってはなりません。悪を憎み、善に親しみなさい。兄弟愛をもって心から互いを愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。
互いに一つ心になり、高ぶった思いを持たず、かえって身分の低い者に順応しなさい。自分こそ知者だなどと思ってはいけません。
だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。
あなたがは、自分の関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。

自然に出てきた

2010-02-18 | Weblog
ローリングストーンズのギター、キース・リチャーズのインタビューより。


俺、曲を作ろうなんて思ったことはないよ。24時間の自分の生活の中で見たり聞いたり会話したり、どんな瞬間にもそれぞれ、そのときにしか浮かんでこないフレーズがある。そのフレーズをひとつ残らず録音しておくんだ。
頭の中で自然発生的に浮かんでくるそういうリズムっていうのは、本当に自然で自分の中になじめるものなんだ。そういったものを重要視して作った曲を、結果的にはファンが喜んでくれる。俺の中では曲作りっていうのは、そうして本当に自然に出てきたフレーズをつむいで、一つの曲に仕上げるってことなんだ。

意思疎通

2010-02-11 | Weblog
2/6の朝日新聞より

交通事故や脳卒中などで脳が損傷し、意識がないと考えられている患者との間で、機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)を使って「会話」することに、英国とベルギーの医療チームが成功した。声をかけても反応がみられないことなどから「植物状態」と診断された患者にも、意識がある可能性を示している。
3日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン電子版に論文が掲載された。

医療チームは、植物状態またはそれに近い「最小意識状態」と診断された患者54人に「テニスボールを打つところ」「自宅の部屋を歩いているところ」をそれぞれ想像するよう口頭で指示し、fMRIで脳の活動を調べた。
すると、多くの患者の脳は無反応だったが、5人だけは脳に障害がない健康な人と同じ反応を示し、意識があるらしいことがわかった。
チームはさらに、交通事故で植物状態になった男性との会話を試みた。「兄弟はいますか」といったいくつかの質問に対し、「はい」ならテニスを、「いいえ」なら自宅を想像するように指示したところ、男性は正しく回答した。

今回の研究から、植物状態の患者との間で一定の意思疎通ができる可能性が示されるが、治療の継続を望むかどうかを患者に尋ねたりすることには、倫理的な課題もありそうだ。
「全国遷延性意識障害者・家族の会」のウェブサイトによると、日本で植物状態の患者は1万5千~2万7千人と推定されている。

がんばる人を

2010-02-07 | Weblog
轟です。
今日、八王子に行くと「八王子・夢・駅伝」というものに出くわしました。
(画像は八王子の空)

目の前をたくさんのランナーが走り過ぎていく。
若い人。年配の人。
早い人。遅い人。
普通に走っている人。苦しそうな人。
みんな一生懸命走っている。

沿道の人々は立ち止まり、どのランナーにも拍手や「頑張れ」の掛け声で応援する。

みんな、頑張っている人を見るのが好きなんだなぁ
と思いました。

たった一人

2010-02-03 | Weblog
学徒出陣の戦没学生、宅島徳光の日記より


俺の言葉に泣いた奴が一人
俺を恨んでいる奴が一人
それでも本当に俺を忘れないでいてくれる奴が一人
俺が死んだらくちなしの花を飾ってくれる奴が一人
みんな併せてたった一人