「ＳＰ」最終回

昨夜は懸念していた通りのあまりに寒い夜でした・・・

薄手だけどカシミアのセーターとかウールのシャツとか遠赤外線ババシャツとか（^^;）、全部で６枚も重ね着したのでとりあえず我慢できないほどではなかったものの、国立競技場のスタンドは、とにかく風もあって相当に寒かった。。（実際は３.６度だったらしい）
これだけ寒いと、選手たちのパフォーマンスも落ちたりするんでしょうか。

座席はまさに聖火台のすぐ近く、でも温かくはなく。。（苦）


正直観ていてオシムジャパンの時のような、少しずつスタイルが出来上がっていく過程を忍耐強く、でも楽しんでいる余裕は自分の中にはなく。。
それはやっぱり、オシム監督ならきっとすごいチームにしてくれるはずという絶対の信頼と期待の気持ちがあったのと、今もまだオシム監督のサッカーでＷ杯を観たかったという残念な気持ちがあるからだと思うのだけど、それにしてもスタンドで観ていて肌で感じたのは、ワクワクがあまりないチームだった・・・ということ。

まぁでもまだ初陣だし、俊輔がいたわけでもないし、モノにはなっていないけどオシムサッカーを土台にしている感じはしたので、あとはもう少しパスの精度を上げてコンビネーションをよくしてもっと走ってもっと創造的な動き出しをしてもっとシュートの確実性・正確性を増せば（って全部やん・苦）、この先きっともっと強くなるはず。
それに岡田監督は非常に的確に現状を判断されているし、Ｗ杯予選本番までにはきっと修正し、もっとコンビネーションもよくなると思うので、岡田ジャパン！期待してます！！ファイティン！



そんなこんな、昨夜は帰宅後はスポーツニュースのはしごをしていて「ＳＰ」の最終回をリアルで見れなかったので、さきほど見ました。。

なんですかー？？？あのラストシーンはっ！

ひゃ～ヤラレターーー！という感じ。
４月にスペシャルドラマをやるのは知ってましたが、最終回なのに薄い文字で「つづく」って入ってましたね。

思い返せば初回から伏線はいろいろありました。。
今思えば一番の正義と良心の持ち主かもしれない公安の田中と、エレベーターなどで乗り合わせるたびに緒形は苦虫を噛み潰したような顔をしていたし。（田中は井上には好意を持っている風だったのに）
あれは実は田中の洞察力の鋭さが目ざわりだったということか。
井上の能力と過去を知ってスカウトした時、誰か別の立場の人と繋がっていたのも結局西島理事官だったという・・・


４月にあるスペシャルドラマなのか、まだその先に映画でもあるのか。
その時に対峙するであろう「井上ｖｓ緒形」の闘いこそがこのドラマのメインテーマで、今までの１１回のレギュラードラマはその伏線というか、もしかしたら壮大な序章だったのかも？？
たぶん「真の正義とは？」みたいなことなのかな・・・

今まで、あまりにも堤真一がおとなしすぎましたもんね。
そして最後の最後まで、井上の「悪意を感じ取る能力」を自分には感じさせなかった緒形の、それまでの気配の消し方みたいのに、ひぇぇぇぇ～～～と感じずにはいられなかった最終回だったのでした。。
ていうか「つづく」だから最終回じゃないってことなんだけど。

でもきっと、さらに上には上の「悪意」なのか「正義（大義？）」なのか裏の大物がいて、結局は緒形も駒のひとつなのかもしれず・・・


先日読んだ黒川博行氏の『悪果』もそうだったけど、もうどんな事実があったとしても驚かないほど警察内部はスゴイことになっているのかもしれない。
なんてことを思わせた、とにかく最高に面白かった「ＳＰ」だったのでした。
岡田准一くんのアクションにも見惚れましたし。

いや～～～早くスペシャルが見たいであります。
４月まで長いにょー