そんな○○に魅せられて

残念な知らせ

以前記事にしました、学校から姿が見えなくなった14歳の少年の行方不明事件。
4ヶ月に渡って大捜索が続けられていましたが、
残念ながら大変痛ましい結果となってしまいました。

Final rites set after four-month search for Avonte Oquendo ends in tragedy
http://www.nydailynews.com/new-york/final-rites-set-avonte-oquendo-article-1.1589662

クイーンズのカレッジポイントというところで、先週、彼の体と思われるものが見つかり、
DNA鑑定の結果待ちでしたが、残念ながら本人と特定されたとのこと。
ご家族は祈るような気持ちでいらしたことでしょう。
私も、どこかで無事見つかってほしい、とずっと思っていましたので、
非常に辛いニュースです。

Avonte君のお母さんは、彼がどうして学校から抜け出したのか、その経緯を明らかにしてほしいと
訴えを起こしたとのこと。警察資料は非公開とされているそうです。

Avonte Oquendo’s mom wants the city to turn over the NYPD's files on how her son was able to walk out of school
http://www.nydailynews.com/new-york/queens/avonte-mom-city-turn-files-article-1.1587887

私が彼女の立場だったら、同じようにしたかもしれません。
そもそも、基本的に一般の生徒でも、決められた下校時間以外に勝手に一人で学校をふらっと出る、
というのは許可されていないと思うのです。
ましてや、Avonte君の場合は、障害があり口頭でコミュニケーションが取れないことは
学校関係者はわかっているはずで、それがなぜこんなことになったのか。

個人的な意見ですけれども、再発防止のため、また啓発のためにも詳細は無理としても
経緯を明らかにするのは必要ではと思えます。

また、学校近くの横断歩道には、交通安全係が児童の安全確保に登下校時には必ずいるはずなのですが、
先日、本来なら安全係がいるべき時間帯に、横断歩道の近くで子どもの死亡事故が発生し、
不在だった(要はサボりですね)安全係が「事故発生時にそこにいた」とウソをついていたことが発覚しています。

Crossing guard lied that she was at her post before fatal accident: cops
http://www.nydailynews.com/new-york/cops-patrol-east-harlem-corner-boy-killed-article-1.1277045

安全になったとはいえ、日本に比べるとまだまだ危険なNYC、せめて学校とその周辺だけでも
子どもが安全に毎日暮らせるよう、大人は責任があるんじゃないかと深く考えさせられる出来事です。
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