なんで？

夜中、突然指の先に痛みを感じて。
思わず指先を、もう片方の手でギュッとにぎってしばし、
じっとして耐える。

寝ぼけていたのも手伝って、
どれだけそうしていたかは、実はよくわからない。

けど、気づいたら握っているその手にはヌルッとした感触…。
なに？
…ナニナニナニナニ～？


慌てて電気をつけたら、ものすごい勢いで壁を駆け上がり、
鴨居を走りゆくものが…。




ネズミさんです。

今までこの家で見た、どのネズミよりも巨大です…。


げっ、デカっ！

えっと、えっと…。
どうしよ。って、どうしようもないけどさ。



って、自分の手を見て、さらにビックリ！
血だらけ…。


頭まっしろ。


エ～～～ッ！
ひょっとして、私、ネズミにかじられたの？

大丈夫か？　ワタシ？
　


ひとまず、手をよく洗い。
レスキュークリームをたっぷり塗り。

ネズミが逃げていった穴に、念力を送り（笑）


気を取り直して、寝ました。

って、家族に話したら、よくそんなところで寝れるわっ！
って、呆れられましたが…。

だって、寝ないわけにいかないわよ。
眠いんだもん。


しかし。
ネズミって、生きてるモノもかじるの？
例えば人間とか…。
いまだに、自分は本当にネズミにかじられたのかよくわからず。

そうだったとしてもさ、
なんで、私？
食べ物なら、台所にカボチャもジャガイモも玉ねぎもあったでしょう？

なんで？

って、聞きたい。


photo:全然関係ないけど、畑の大豆ちゃんたち。
　　　今年は草刈りもあまりまじめにしてないのに、すごい元気！
　　　最初の草刈りのタイミングが良かったのかな？
　　　このままいい感じで実がついてくれるといいな！

夏休み、みたいな一日

草を織って作られた作品。


これを作っているのは、矢谷左知子さん。
葉山から、この草の糸の作り方を教えるワークショップをしにやって来てくれた。

なんだか、海の中に居そうな人。



本当に身近にある、どちらかと言うと邪魔なくらい、
いつも草刈りの時には、容赦なくバッサバッサと刈っている草たち。
今回は、葛と苧麻。
この草から糸を作って、布にするという。

もちろん、昔、日本のどこでも。
みんな、こうして糸を作って、自分の身につけるものや使うものを作っていた。
そう聞くと、出来そうな気がしてくる。

相変わらず単純な私。


実際やってみると、それはやはり根気のいる作業なわけで。
でも、ちょっとやってみようかな。って、気持ちになるのは、
探しに行かなくても、すぐそこに生えている、草だからかも。


この日は満月で、このあと皆で近くの海で泳いだ。
夕昏から海に入るのは久しぶり。
海水はすっかり温まっていて、日は落ちても暖かい。
真っ暗な海から、大きなうねりが絶え間なくやって来て、
私はそのうねりをひとつづつ越えていく。

西の空に金星がひかり、
東の空に金色のまんまるお月さま。

しばらく満月を見ながら、泳ぐ。

ここのところ暑くって、へろへろだったけど。
海に入ったら、すごいすっきりして。
心の中や、体の中になんとなく溜まってしまったよわよわしたものが、
すーっとどっかにいった感じ。


いらないものを、どんどん手放して。
ほんとに自分に必要なものがやっと見えてくる。
気がしている。


今は、本も読む気にならないし。
どこかに積極的に出かけていく気にもならない。
今はじっと自分に耳をすませていたいのかも。
ふぬけのような感じだけど、ただじっと眺めてるうちに感じているうちに。
そこからふ～っと浮き上がってくるものが、
ほんとに私がほしいものだというのは、わかっている。




特に染めることもなく、
草そのものの色を活かして織られた布の美しさ。

そのあり方の美しさが、私はたまらなく好き。


この日は、草と月と海に励まされた一日でした。
夏休みみたいな、一日。

アートフェス

８月1日から15日まで、
私の住んでいる鴨川金束の山の中で行われたアートフェス。

足を運ばれた方、いかがでしたでしょうか？


私はawanovaとして、森の家のカフェで６日間出店させて頂きました！

考え出すと、あれも出したいこれも出したいって感じで、
結果、やりすぎ？作りすぎ？
って、ことに(笑)

暑いなか、長い山道をてくてくと登って来て下さったお客様に、
少しでも楽しいひと時を過ごして頂ければいいなぁと思い、
ドリンク、スイーツ、ランチなど用意してお待ちしてました！
すべて植物性で地元の旬のお野菜や果物を使ったお料理を作りました。


といって、また写真は撮りそびれましたが、
よろしければawanovaのブログも見てみて下さい(笑)




人が入らなくなって、すっかり荒れた里山を開墾して作られた森の中のステージ。
木立の中に思い思いにデコレーションされた、作家さんたちの作品。

これから毎年、少しづつ森の手入れをしながら、
きっとこのアートフェスも一緒に成長していけるんだろうなぁ。

そう考えると、その過程も含めてアースアートですよね？


暗い森に、光が差し込んで。
あたらしい風が吹きこみ。
そこで生き返るもの、生まれるもの。

開催期間中だけではなくて、その過程も楽しみながらの毎日すべてひっくるめてで、フェスだってところが、
醍醐味でおもしろいところだろうと思います。


スタッフの皆さま、極楽様でした！
次がまた楽しみですね～。

星のかけら

只今、出店中のアートフェス会場です。

今日は新月。
夜はLIVEだけど、雨が心配です。




この不思議な光をたたえた世界は、
早川浩平君の作品です。


繊細で美しいガラスアート。
思わず引き込まれます。

体験もできます！

手作りタープ

もう過ぎちゃたけど、７月25日のawanovaで初披露しました！

皆で作った手作りタープ～♪

思ったより大変だったような、
簡単だったような？
なんでしょう、この不思議な感覚は。


仲間たちに、いらない傘やらテントやらを集めてもらって。
それをチョキチョキ裁断し、縫い合わせました。

本当は、この倍くらいの大きさのものを作りたかったけど。
今回は時間と材料が足りず、このサイズに。


引き続き材料をぼちぼち集めて、
もっと大きいヤツを作ろうって思います。


できるだけかわいくしたいし、
色なんかも、わがままに厳選してね(笑)



子供用のかわいいテントも作ってみたいなぁ。
結構、仲間内でも、今、赤ちゃんがいっぱいいる鴨川なので、
Kid'sコーナーとか作りたいんだな。

赤ちゃんとか野放しに出来るような。
ドッグランみたいな(笑)
↑おいおい、怒られるぞ～！

でも、よいでしょう？