疎水の中で最後に咲き誇るのは、
毘沙門堂のお膝元、安朱橋の辺りです。
マイナースポットなのでしょうか。この階段が結構きついです。
人影もまばらでした。毘沙門堂
門跡案内図
仁王像が両脇で迎える仁王門。
こちらをくぐると本殿は修繕工事中でした。左脇の宸殿には、区民の誇りの木シダレザクラが迎えてくれます。
樹齢百数十年と根尾の薄墨桜には到底かないませんが、丁寧に手入れされていることが分かります。
この枝垂れ桜は、JR東海の「そうだ京都に行こう」の2000年のポスターに使われたことがあります。
桜はやっぱりブルーバックじゃないと映えないね。
でも感激する美しさでした。
そういえば、与謝野晶子の歌にこんなのがありましたね。
『清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みなうつくしき』
対抗して拙句
『花見酒 恋のさや当て いとおかし』
けんちゃん、京都の桜を満喫してください。
夜桜も昼桜も頬を染めて俺に惚れたと勘違い
ただの酔っ払いが艶っぽく映ったらお開きに。
京都の桜も終焉ですが、街歩く人々の姿勢の美しさに感動しました。