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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

日本軍『慰安婦』問題解決のための水曜デモ1000回連帯アクションin 関西  キャンドルナイト コンサート

2011-12-15 | 「慰安婦」問題

 12月14日水曜日、扇町公園でおこなわれた<日本軍『慰安婦』問題解決のための水曜デモ1000回連帯アクションin 関西  キャンドルナイト コンサート>に参加してきました。
 韓国のソウルの日本大使館前でおこなわれてきた「慰安婦」問題の解決を訴えるデモがこの日で1000回になるのを記念して、日本、米国、カナダ、台湾など世界の30都市以上で連帯行動がおこなわれました。この大阪の集会はそのうちの一つで、およそ400人が集まりました。キャンドルは最初350個しか用意していなかったそうで、主催者の予想を超える結集となりました。
 
 女性歌手おーまきちまきとピアニストHALMA GENとのユニット「はるまきちまき」、朝鮮高級学校出身の若い男性二人のデュオ「チウォン」、そしてパンソリの名手アンソンミンが出演し、思いのこもった歌を披露しました。はるまきちまきの『ちいさきものたちへ』、チウォンの『鎮魂歌』…どの歌も素晴らしかったのですが、特にアンソンミンさんのアリランメドレーは圧巻でした。

 ソウルの日本大使館前には、1000回目のこの日、大勢の人が集まり、平和の碑の除幕式もおこなわれました。その映像が動画として映し出されました。ソウルはたいへん寒かったのですが、被害者の方々も参加し、ビデオメッセージの中で、私たちに語りかけてくれました。

 コンサートと共にたくさんのアピールがありました。その中で特に印象深かったのは、韓国からの留学生の人の話でした。彼女が昼頃に準備のために集まっていると、「嘘つき」などと被害者を口汚くののしる人が現れたそうです。彼女はこの言葉に対し、「ハルモニの身に起こったことが嘘だったらどんなによかったか…」と、切々と訴えました。本当に、本当にそうだなあと心に染みました。

 最後に、参加者が手に手にキャンドルを点し、「1000」の字を作りました。参加者が予定より多くて、少し細長い字になったのがご愛敬です。自分ではどんなふうか見ることができませんでしたが、12月15日付の朝日新聞朝刊には、写真入りできれいにうつっていました。


 
 東京では1300人が集まり、外務省を人間の鎖で取り囲み、その中には、元「慰安婦」被害者の宋神道さんの姿もあったということです。

(鈴)


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2 コメント

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Unknown (ハンマー)
2011-12-16 06:00:23
 キャンドルナイトコンサート、本当によかったです。
 書かれている韓国からの留学生の若い女性の話がとても印象的です。
“被害者のことを思うと怒りとか恨みとかの言葉しか思いつかないのに、ハルモニに接していると「愛」とか「平和」という気持ちにさせられる。あまりに心が広く、人間的に暖かい。それだけにいっそうくやしい”というようなことを言われていました。
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Unknown (cateye)
2011-12-25 15:23:18
ハルモ二達が経験した苦難を思うといろんな感情が込み上げてきて涙が止まりません。私もキャンドルナイトコンサートに参加したかったです。次は必ず!!
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