衝撃的な見出しですが、友人の日記より転記させていただきます。
大事な事だから
皆 読んでみてね・・・
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中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて言いました
「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。」
「今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。
私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」
泣きながら三百人の大人たちに聞いている。
それに誰も答えてはあげられない。
「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったの?
たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」
「・・・女の子同志ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めないって」
担任の先生たちも、親も、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかった。
これは決して、原子力防災の8キロとか10キロの問題ではない。50キロ、100キロ圏でそういうことがいっぱい起きている。
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ある女性から手紙が来ました。
二三歳です。
便箋に涙の跡がにじんでいました。
「東京で就職して恋愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。
相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。
私が何か悪いことしましたか」
日本の原発は今までは放射能を一切出していませんと、何十年もウソをついてきた。
原発にある高い排気塔からは、放射能が出ている。出ているんではなくて、出している。二四時間放射能を出していますから、その周辺に住んでいる人たちは、一日中、放射能をあびて被曝しているのです。
原発で働いていた息子と自分の娘の結婚を喜べますか?
好きな人が、原発の近くで育ったことを知っても愛せますか?
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世界では原発の時代は終わりです。
原発の先進国のアメリカでは、2月(1996年)に2015年までに原発を半分にすると発表しました。それに、プルトニウムの研究も大統領命令で止めています。
あんなに怖い物、研究さえ止めました。
もんじゅのようにプルトニウムを使う原発、高速増殖炉も、アメリカはもちろんイギリスもドイツも止めました。
ドイツは出来上がったのを止めて、リゾートパークにしてしまいました。
世界の国がプルトニウムで発電するのは不可能だと分かって止めたんです。日本政府も今度のもんじゅの事故で「失敗した」と思っているでしょう。でも、まだ止めない。これからもやると言っています。
どうして日本が止めないかというと、日本にはいったん決めたことを途中で止める勇気がないから。そんな例は山ほどご存じでしょう?
とにかく日本の原子力政策はいい加減なのです。日本は原発を始める時から、後のことは何にも考えていなかった。
その内に何とかなるだろうと。そんないい加減なことでやってきたんです。そうやって何十年もたった。
でも、廃棄物一つのことさえ、どうにもできないんです。
もう一つ、大変なことは、いままでは大学に原子力工学科があって、それなりに学生がいましたが、今は若い人たちが原子力から離れてしまい、東大をはじめほとんどの大学からなくなってしまいました。机の上で研究する大学生さえいなくなったのです。
また、日立と東芝にある原子力部門の人も三分の一に減って、コ・ジェネレーション(電気とお湯を同時に作る効率のよい発電設備)のガス・タービンの方へ行きました。メーカーでさえ、原子力はもう終わりだと思っているのです。
原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、『原子力談義』という本で
「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、電気が足りないのでも何でもない。あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。
そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる
その疑惑を否定するために核の平和利用、つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」 と書いています
これもこの国の姿なんです
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「原発がどんなものか知ってほしい」
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/
(20年間原発で働いた平井憲夫さんの文章。内部被爆で癌になり、死ぬ前に何か残そう、明るみに出そうと活動された方です)
(以上は一部抜粋、引用)
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(祝島で聞いた言葉)
ほんのちょっとやけど、載せます~
「この島は、よーけ魚も釣れるし、農業も出来る。どねぇでも生きていけるのをしっているから27年間もちこたえたんかもしれんのぅ」
「目先のお金なんていらんのよ。ただこの海を、自然を、残していきたいんよ」
「お金を貰った土木関係や行政、お金が欲しい若いもん、原発問題の最初の過ちで深い傷を負ってしまった一割に満たない人らが推進派なんよ。お金をそねぇもらってどうするかいね。それで施設を作るって、この島にゃぁ、そんな面積ないわーね」
「最初に出来てしまった溝は深いいーね。今じゃ普通に生活しているよぉじゃけどね・・・お互い気にはなっちょるんよ。もっと話したいって気持ちはあるんよ。わしらが、目の黒いうちは無理じゃろうよ。あんたら若い人らのことを、墓場でみちょりよこーいぃね(笑)」
「ブイが設置されたからって、おちこんじょる暇はないいーね。うちらに出来ることを、して行こういぃね」
「原発が出来ないようになった後の、島おこしのために、いろいろやりよることがあるんよ」
「みんなよぉしてくれるやろ。それが、この島じゃ当たり前じゃからね。昔から祝いの、お接待の島やから。島から出たことのないおばあちゃんらはそれが当たり前、当然とおもっちょるいいね(笑)」
「うちの娘は和歌山におるんよ~。うちの娘もどっかでお世話になっちょるんじゃ想うとねぇ。遠慮せんと、いくらでもたべんさいよ」
「瀬戸内一の漁場のこの島から漁業が消えたら、もう誰も帰ってこれんし、すめんよーになる。この島が、開発されてどうするいいね。昔のまま、ずっと今まで残されてきたから価値があるとおもうんじゃけど」
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数年前の石川県の志賀原発の差止め裁判の報告会で、八十歳近い行商をしているおばあさんが、こんな話をしました。
「私はいままで原発のことを知らなかった。今日、昆布とわかめをお得意さんに持っていったら、そこの若奥さんに「悪いけどもう買えないよ、今日で終わりね、志賀原発が運転に入ったから」って言われた。原発のことは何も分からないけど、初めて実感として原発のことが分かった。どうしたらいいのか」
って途方にくれていました。
大事な事だから
皆 読んでみてね・・・
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中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて言いました
「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。」
「今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。
私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」
泣きながら三百人の大人たちに聞いている。
それに誰も答えてはあげられない。
「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったの?
たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」
「・・・女の子同志ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めないって」
担任の先生たちも、親も、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかった。
これは決して、原子力防災の8キロとか10キロの問題ではない。50キロ、100キロ圏でそういうことがいっぱい起きている。
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ある女性から手紙が来ました。
二三歳です。
便箋に涙の跡がにじんでいました。
「東京で就職して恋愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。
相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。
私が何か悪いことしましたか」
日本の原発は今までは放射能を一切出していませんと、何十年もウソをついてきた。
原発にある高い排気塔からは、放射能が出ている。出ているんではなくて、出している。二四時間放射能を出していますから、その周辺に住んでいる人たちは、一日中、放射能をあびて被曝しているのです。
原発で働いていた息子と自分の娘の結婚を喜べますか?
好きな人が、原発の近くで育ったことを知っても愛せますか?
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世界では原発の時代は終わりです。
原発の先進国のアメリカでは、2月(1996年)に2015年までに原発を半分にすると発表しました。それに、プルトニウムの研究も大統領命令で止めています。
あんなに怖い物、研究さえ止めました。
もんじゅのようにプルトニウムを使う原発、高速増殖炉も、アメリカはもちろんイギリスもドイツも止めました。
ドイツは出来上がったのを止めて、リゾートパークにしてしまいました。
世界の国がプルトニウムで発電するのは不可能だと分かって止めたんです。日本政府も今度のもんじゅの事故で「失敗した」と思っているでしょう。でも、まだ止めない。これからもやると言っています。
どうして日本が止めないかというと、日本にはいったん決めたことを途中で止める勇気がないから。そんな例は山ほどご存じでしょう?
とにかく日本の原子力政策はいい加減なのです。日本は原発を始める時から、後のことは何にも考えていなかった。
その内に何とかなるだろうと。そんないい加減なことでやってきたんです。そうやって何十年もたった。
でも、廃棄物一つのことさえ、どうにもできないんです。
もう一つ、大変なことは、いままでは大学に原子力工学科があって、それなりに学生がいましたが、今は若い人たちが原子力から離れてしまい、東大をはじめほとんどの大学からなくなってしまいました。机の上で研究する大学生さえいなくなったのです。
また、日立と東芝にある原子力部門の人も三分の一に減って、コ・ジェネレーション(電気とお湯を同時に作る効率のよい発電設備)のガス・タービンの方へ行きました。メーカーでさえ、原子力はもう終わりだと思っているのです。
原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、『原子力談義』という本で
「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、電気が足りないのでも何でもない。あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。
そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる
その疑惑を否定するために核の平和利用、つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」 と書いています
これもこの国の姿なんです
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「原発がどんなものか知ってほしい」
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/
(20年間原発で働いた平井憲夫さんの文章。内部被爆で癌になり、死ぬ前に何か残そう、明るみに出そうと活動された方です)
(以上は一部抜粋、引用)
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(祝島で聞いた言葉)
ほんのちょっとやけど、載せます~
「この島は、よーけ魚も釣れるし、農業も出来る。どねぇでも生きていけるのをしっているから27年間もちこたえたんかもしれんのぅ」
「目先のお金なんていらんのよ。ただこの海を、自然を、残していきたいんよ」
「お金を貰った土木関係や行政、お金が欲しい若いもん、原発問題の最初の過ちで深い傷を負ってしまった一割に満たない人らが推進派なんよ。お金をそねぇもらってどうするかいね。それで施設を作るって、この島にゃぁ、そんな面積ないわーね」
「最初に出来てしまった溝は深いいーね。今じゃ普通に生活しているよぉじゃけどね・・・お互い気にはなっちょるんよ。もっと話したいって気持ちはあるんよ。わしらが、目の黒いうちは無理じゃろうよ。あんたら若い人らのことを、墓場でみちょりよこーいぃね(笑)」
「ブイが設置されたからって、おちこんじょる暇はないいーね。うちらに出来ることを、して行こういぃね」
「原発が出来ないようになった後の、島おこしのために、いろいろやりよることがあるんよ」
「みんなよぉしてくれるやろ。それが、この島じゃ当たり前じゃからね。昔から祝いの、お接待の島やから。島から出たことのないおばあちゃんらはそれが当たり前、当然とおもっちょるいいね(笑)」
「うちの娘は和歌山におるんよ~。うちの娘もどっかでお世話になっちょるんじゃ想うとねぇ。遠慮せんと、いくらでもたべんさいよ」
「瀬戸内一の漁場のこの島から漁業が消えたら、もう誰も帰ってこれんし、すめんよーになる。この島が、開発されてどうするいいね。昔のまま、ずっと今まで残されてきたから価値があるとおもうんじゃけど」
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数年前の石川県の志賀原発の差止め裁判の報告会で、八十歳近い行商をしているおばあさんが、こんな話をしました。
「私はいままで原発のことを知らなかった。今日、昆布とわかめをお得意さんに持っていったら、そこの若奥さんに「悪いけどもう買えないよ、今日で終わりね、志賀原発が運転に入ったから」って言われた。原発のことは何も分からないけど、初めて実感として原発のことが分かった。どうしたらいいのか」
って途方にくれていました。