リトルフォールズ NEWSⅢ

ネコの店長ミーコ店長と見習い店員の二人で切り盛りする、パスタと自家焙煎珈琲の店。店内や周辺の出来事をお伝えする新聞です。

たま駅長にエール

2009年08月18日 | ミーコ店長

ライバル北海道新聞の16日朝刊日曜版で、和歌山電鉄貴志川線貴志駅の駅長たま氏(10)が、一面トップを飾った。Dscn5109a

同氏がネコ初の駅長に就任したというニュースは、今から2年半ほど前、衝撃的に発表され、本誌でも配信した。そのときの記事は→コチラ

Little Fallsのミーコ店長(18)がネコ史上初の店長に就任したというビッグニュース(そのときの記事は→コチラの約半年後だっただけに、間違いなく同店長のパクリだと思われていた。

どうせ長続きしないだろうと思われたが、2年半経った今でも立派に駅長として勤め、廃線の危機にあったローカル線の存続に、絶大な力を発揮している。

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このことについて同店長は「たまちゃんは、わかいのにがんばってるニャ~。あまりむりしニャいで・・・ムニャムニャ ほどほどに・・・ムニャムニャ・・・・・」と、コメントしているんだか寝てるんだか・・・

さすが、別格である。


やっぱりおかしい気象台

2009年08月13日 | 気象予想屋

Dscn5102za 立秋を過ぎて、やっと夏がやってきたLittle Falls地方。

10日午後2時の気温は、ちょっと分かりにくいが34度を指している。暑い。

Little Falls気象台の温度計はバカなので、直射日光が当たると実際の温度よりやや高めを指す傾向にある。バカと言えば、4月には湿度0%以下というありえない数値を計測している。

しかしこの写真、4月の写真と何か雰囲気が違う。Dscn5102a_4

 

 

 

ちょっと引いてみると、

   

ありゃりゃ?

 

 

 

 

 

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なななんと、色白になっている。

これについて同気象台の気象予想屋(45)は、「Little Falls工房の中を掃除していたら、偶然白いペンキを見つけたのです。15年位前に買ったものなので、絶対使えないだろうと思ったのですが、開けてみると使えそうだったので、思い切って温度計の箱の外側に塗ってみました。偶然見つけたから塗っただけで、見つけていなかったら当然あのままだったでしょう。」と、変な意地を張っていた。

それにしても、色白になったのに相変わらず、実際より高い温度を示すのは、どうしてなのか。

「あ、それは、エアコンの室外機があるからなんです。横から生暖かい風がまともに当たるもんで、うはは。」

この気象台、やっぱりおかしい。


テロリスト、活動活発化

2009年08月08日 | 捜査一課長

7日は立秋。暦の上では秋だが、Little Falls地方は今頃になってやっと冷暗夏を抜け出し、普通の夏になった。Dscn5080a

とは言うものの、最高気温が30度に達しない極めて過ごしやすい夏である。

例年だとLittle Falls農場のさくらんぼの木で、まずペトペト虫の先制攻撃に遭うのだが、今年は6月中旬頃からLittle Falls署の捜査一課長(45)が、卵と思われる段階から地道に検挙し続けた成果か、単に冷暗夏のおかげなのか、理由ははっきりしないが、同虫はほとんど発生していない。

油断をしていたら、3日ほど前に、生まれて間もないと思われるイラガーノヨーチュー(日本名=イラガの幼虫)のチビどもを発見した。生意気に、こんなチビでも触れると痛い。

この程度の大きさならペトペト虫同様、葉をそのまま折り曲げてつぶす『サンドウィッチの刑』で圧死処分する。これより大きくなったら、さすがに百戦錬磨の同課長でもブチッとやるには勇気がいる。Dscn5075a_2

 

チビイラガーノヨーチューが大きくなる前に逮捕しようと、他を探していたら、何やら不穏な空気を感じた。

写真中央の葉が、茶色の縁取りで、ハートを逆さにしたような形に見える。すぐ下に写っている葉は、枯れており、中央部分には、上の葉の縁取りと同じような何かがある?いる?。

他の葉と明らかに常態が違う。Dscn5078a

 

 

放置しておくと大変なことになるので、緊急逮捕し、即火あぶりの刑に処した。

「あの集団は、本当に気持ち悪く、嫌な奴らなんです。あっという間に大きくなるので、3日間気づかなかったら周辺一帯壊滅状態になっていたでしょう。早期発見、早期処刑です。うはは。」と、同課長はホッと胸をなでおろした。


狂い咲き?それは農場長?

2009年08月06日 | 農場長

Little Falls農場では、君子蘭とクジャクサボテンが今年二度目の開花をして、テラスのガーデンテーブルに一部展示されている。Dscn5072a

君子蘭は一年に一度、3月から4月頃に咲くのが普通のようだが、株が大きくなると、二度咲くこともあるそうだ。

同農場の君子蘭は、農場長(45)の母親が育てていたものなので、一番古いものだと、二十年以上経っているものもあるかもしれない。

逆に言うと、新しく小さな株はほとんどないためか、最近はほぼ毎年二回咲いている。Dscn5071a

 

一方クジャクサボテンは、その年によって、一度のときもあれば、二度咲くこともある。

今年は二度目の開花が、7月中旬から4輪確認されている。写真右下のしおれているのが3輪目で、中央で咲いているのが4輪目。

次に咲きそうなつぼみが見当たらないため、今年はこれで終わりになりそうだ。

「クジャクサボテンは、雪の降るころに咲いたこともあるので、なんともよく分からない植物です。君子蘭は、全ての鉢を同じ環境で育てているつもりなのですが、株の大きさに関係なく、咲いたり咲かなかったりします。春先に咲かなかった株が夏に咲くのかと思って印をつけておいたのですが、そうとも限りませんでした。つまり、一度も開花しない株もあれば、二度開花する株もあるということです。何だかよく分からないですね。うはは。」と、農場長は詳しく解説したつもりだが、結局よく分かっていないようだ。


冷夏で暗夏(あんか)

2009年08月03日 | 気象予想屋

Little Falls気象台は、『今年は近年まれに見る冷夏で暗夏である』と、発表した。Dscn5074a

『暗夏(あんか)』という言葉をご存知だろうか。
知るはずがないだろう。これは、同気象台の気象予想屋(45)が考案した造語だ。

6ガツト7月の日照時間が平年の半分程という異常事態に腹が立って、同予想屋が思いついたそうだ。

Little Falls農場のキュウリもご覧のとおり全く成長しない。竹ざおに沿って植えられている2本が今にも枯れそうな状態だったため、その中間に7月上旬、急遽植えた種が芽を出し5㌢ほど成長している。収穫までにあと3年ほどかかりそうだ

昨年寒さのため苗を枯らしてしまい、種から育て直してようやく8月になってから収穫できたという収穫最遅記録を打ち立てたばかりなのに、その記録を大幅に更新するのは間違いない。Dscn5073a

 

こちらはミニトマト。

毎年育てている甘くて美味しいオレンジ色の『トマキッズ』のほかに、何か違う種類の美味しいミニトマトがほしいと思って初めて育てている品種。名前は忘れた。やっと色づいてきたので、食べてみたら全然甘みがなくて、ぼそぼそしていて美味しくない

「トマトは、枯れてしまうくらい水を与えずに育てた方が、甘みが強くおいしくなると聞いています。これだけ雨が多く、気温が上がらない日が続けば、地面も乾くことがないから美味しくないのでしょうか。」と、同農場の農場長(45)は、恨めしげに空を見上げた。