リトルフォールズ NEWSⅢ

ネコの店長ミーコ店長と見習い店員の二人で切り盛りする、パスタと自家焙煎珈琲の店。店内や周辺の出来事をお伝えする新聞です。

根雪初日2009

2009年12月20日 | 気象予想屋

Little Falls地方は18日夜から本格的に雪が降りだし、19日朝には10㌢の積雪となった。

角に設置してあるこの看板は、低い位置にあるため、積雪期間は外すのだが、毎年その限界まで外さないことにしている。

今年の限界は、19日となった。

この雪はもう解けないと判断したLittle Falls気象台は、14日に降った雪が解けずにこうなったため、2009年根雪初日は12月14日と決定した。平年より遅めだが、昨年より7日早い。

同気象台の気象予想屋(45)は、「今後春の雪解けまでに、一瞬でも雪のない状態になれば、根雪初日の変更をすることになりますが、そんなことはまず無いと思います。」と、自信たっぷりに語った。


看板照明復活

2009年12月19日 | 電気部長

Little Fallsで今月初め、故障のため取り外された看板の照明器具が、同工房の電気部長(45)により改造修理され18日、約半月ぶりに復活した。

照明器具が外され、むき出しになった電線が、ビニール袋とテープによって保護されている。

夜、反対側は正常に点灯しているので問題ないのだが、こちら側は真っ暗になるため、営業しているのかしていないのかわからない状態が続いていた。

そのため修理をするか、あきらめて新しいものを取り付けるか、早急に判断しなければいけない。まずは修理することを考え、製造元の松下電工(現パナソニック電工)に電話で聞いてみた。

すると、出張費用2100円。診断修理工賃5500円。プラス交換部品代がかかるとのこと。壊れたことが疑われる部品は3点で、それぞれ600円、1500円、3350円。

つまり、最低で8200円、最高で13050円かかるということ。新品で買っても1万円弱の商品なので、修理はしないことにした。

どうせ捨ててしまうなら、ダメでもともとなので自分で修理してみようと、電気部長の脳にスイッチが入った。

右端に写っている部品が、最も高額な3350円の明るさ感知センサー。この照明器具はそもそも、常に通電させて使用することを想定しているので、このセンサーにより明るいときは消灯、暗くなったら点灯するのだ。

しかし、Little Fallsでは他の照明器具との絡みもあり、スイッチで入り切りしていたため、このセンサーは要らないものだった。

そこで同部長は、そのセンサーを取り外してみた。するとどうだろう、見事に点灯するではないか。

故障箇所は明るさ感知センサーであることが判明した。10950円出費しなくて済んだ。

早速取り付けてみた。まだ明るかったので、正常な反対側は、センサーのおかげで点灯していない。

数分後、反対側も点灯。

「いやぁ~、約1万円の出費がなくなり、助かりましたよ。」と同部長は、氷点下の凍える寒さの中、ドライバー片手にうははと笑った。


初除雪2009

2009年12月15日 | 除雪隊長

13日まで全く雪がなかったLittle Falls地方は14日、今冬初の真冬日となり、午後から降り始めた雪は解けず、15日朝には一面銀世界となった。

一面銀世界といっても、積雪は1㌢。除雪するほどではなかったのだが、入り口階段と正面のレンガ敷きの部分だけきれいにしようと除雪道具を出して作業をしていた除雪隊長(45)だったが、残りの駐車スペースを半端に残すのが気になりだし、結局本格的な除雪となった。

全面きれいに除雪された。

「ついに初除雪になってしまいました。根雪期間に入ってしまえば、1㌢程度の積雪では除雪しませんが、今日は今冬初なので、きれいにしちゃいました」と同隊長は、可燃性ガスを体外に排出しながら作業し、地球温暖化に拍車をかけていた。


園芸講座その1

2009年12月12日 | 農場長

【君子蘭の植え替え】園芸に関する様々な本が販売されているが、思ったほど親切でないものが多い。ある程度参考になることもあるが、その多くが実際とは違っており、どのように対処したらよいか迷うことが少なくない。

そこで本誌では園芸の達人にお願いして、現実に即した『園芸講座』を開設することにした。第1回目は君子蘭の植え替え。講師はLittle Falls農場の農場長(45)にお願いした。

前回の植え替えから2~3年経つと、このように根が空気を求めて鉢の表面に浮き上がってくる。こうなったら植え替えが必要。

根がびっしり詰まっていて、なかなか鉢から抜けない場合は、プラスチックハンマーで鉢のふちを軽くたたいて抜く。力を入れすぎて鉢を割らないように注意。

恐ろしいことに、こんな状態になっている。

傷んだ根を取り除きながら、丁寧に時間をかけてほぐす。決して乱暴に引きちぎらないこと。

このうどんのような太い根に、花を咲かせるための養分があるので、なるべく根は切らないようにする。株が小さいうちは、根を切らずに、ひと回り大きな鉢に植え替えれば良いが、ここまで大きな株になると、そうもいかない。

やむを得ず切るのだが、その場合は、下の方を少しだけ。 

鉢の底に排水を良くするためのゴロ土を入れる。

用土はあまり細かくない方が良い。赤玉土中粒、鹿沼土、腐葉土を3:2:1くらいで混ぜておく。土の割合は適当でよい。

根の整理が終わった株を鉢に入れ、用土を入れていく。根と根の間に大きな隙間が出来ないように、割り箸などを利用し用土を突く。

充分に土が入ったら、たっぷり水をかける。

これでひとまず完成。

 

 

 

 

最後、

 

腰にアンメルツヨコヨコを塗る。


花壇荒らされる

2009年12月10日 | 捜査一課長

9日午後3時頃、Little Falls入り口横の花壇が荒らされているのを、同店の見習い店員(45)が発見し、Little Falls署に通報した。

花壇にはまだ完全には枯れていないキンギョソウが数株あった。抜いてしまってきれいな状態になっていると、近所のニャンコが用を足しにくるので、雪が積もるまでそのままにしておくつもりだったようだ。

捜査一課長(45)が現場検証した結果、ニャンコらしい副産物が見つからなかった上、強烈なニオイもしなかったため、ヒトである何者かが乱暴に一株引き抜いて持ち去った可能性が高いことが分かった。

「クソガキのいたずらなのか、花好きのおっさんかオバサンが種欲しさに盗んだのか分かりませんが、物事の善悪の判断がつかない馬鹿者が多いですね。」と同課長は怒り、散らかった土をきれいに掃いて、更なる被害を受けないよう全て引き抜き後片付けをしていた。