慶夢庵

さてさて流れ行く雲のように
散る花びらのように
とりとめもなく
おしゃべりなどいたしたくって、v(^0^)v

久しぶりの春爛漫

2008-03-27 21:19:08 | 中高一貫校的父親絵日記
最近ちょっとばて気味で更新もすっかりご無沙汰でした~~m(__)m

いつのまにかもう4月が視野に入ってきました。
昨日は息子の卒業式。
6年かかりましたが一つの区切りをつけてくれて
ほっと一息。

夫婦して会場である武道館に駆けつけた後は
ちょっと足を伸ばして神田駿河台、
山の上ホテルでの水入らずのフレンチ。

落ち着いたアットホームな大好きなんです。
作家先生方がここで仕事場代わりにここを常宿として
好まれたのもわかるような気がします。

もっともこの丘の上には息子が長年通った学び舎があるとは言っても
実は彼の所属するサークルの興行に
足しげく通いつめたといったほうがぴったりするので
私にとっても第2の故郷の様である。

寂しくないとは嘘になるけれど
満開かと見まごうばかりに繚乱と咲き乱れた櫻の樹の梢の先を
暖かい陽射しの下、見上げながら
不思議に幸せな感慨に包まれて
こんなに嬉しい春は
久しぶりのような気がする。

甲子園に行こう?!

2008-03-14 22:53:23 | お気に入りの風景
今日選抜の組み合わせが発表になりましたね~~

わが母校慶応は5日目26日(水)の第2試合です。
前回第77回大会は甲子園に駆けつけるも
仕切り直しにたどり着いた3回戦では
大敗ながらも甲子園で義塾の応援歌「若き血」を
のどがかれるまで
それこそ神宮での青春時代のように
がなったものであった。

望みがまたかなう!!


え、、何、クララさん?
その日はだいのしんの卒業式でしょって、あ(@0@;)

静かな湖畔の

2008-03-08 18:40:41 | お気に入りの風景
タム、もう6年が経つんだね。

あの時武道館での息子の入学式を終えて
九段下への坂道。

千鳥が淵の緑鮮やかに映えて櫻がほころび
菜の花も彩を添え
それは素敵だったから
僕は勇気を出して御茶ノ水まで足を伸ばして
あの時君に会いに行った、。

「息子が大学に入ったよ」

30年前のこと。
音大を出てすぐ学校の先生になった君は
花も嵐も踏み越えて
同窓のナカヤマくんとラブラブの日々、

私たち夫婦は一緒になるのならないのか
予断をゆるさない日々に
もがき行き詰っていた。

そんな櫻の季節
お花見に誘ってくれて
迷っていた妻の背中をぽんと押してくれた、
キューピッドはタムラさん、タム、君でした。

あの時の花見、
川べり櫻の樹の下で聴いた「カッコウ」の輪唱は
声楽家たちの伸びやかな、でも
なんだかちょっぴり切ない歌声は
今でも忘れることがない。

程なくして

遠い世界に旅立ちましたと
搾り出すように遠くから人事のようにこだまする
ナカヤマくんの言葉とともに。

翌年生まれた息子は
君と同じ年です。

卒業式も武道館です。

今年の桜はどうだったろうか。
千鳥が淵の菜の花は綺麗だったかな。

そんな思いを確かめたなら
九段の坂を下りた後は

タム

君に逢いに、報告に行きます。
お茶の水、中央線沿いの三楽病院どおり。

「息子が大学でましたよ」

ハードでカバー

2008-03-02 23:03:31 | お気に入りの本
昨日というか深夜、もしくは今朝がた
ネットで注文した本を手に取っている。

ハードカバーでかなりの値段がした。
ランチ1回分の値段と思えば実は不当に安いとさえ思う。

この重さは手に馴染む。
そして実はカバーを外した後の装丁の如何で
本に賭ける著者、出版社、もろもろの人々の総意が
あからさまになる。

私が今手にしている「ローマ人の物語」第12巻は
まさに幸せの希有な結晶のように思える。

実は昨日深夜、文庫版31巻目を読み終えた。
ハードカバーで11巻目までの内容である。

文庫版とは言え装丁に凝り
たかが、とは言わせない作りに思わず居住まいを正しながら
ローマの通史を紀元前から紀元3世紀まで読み継いだ。

文庫版の出版が待ちきれず
(1年に1度じゃ4年も待つ!)
アマゾンで注文して続きを手に入れた。

文庫の手軽さも良いが
ハードカバーの本来は
本好きである原点を気づかせてくれるようで
妙に嬉しい、

本を読んでいる、という実感がある。

さあて、ハードカバー4冊で
福沢先生で足りなかった事は家内には内緒だ。

値段の見えるカバーはささと外し
本来あるべき「装丁」を眺めて悦に入るが吉である。(^^;)


さあてこれをアップしたら読書タイムです。
塩野七生「ローマ人の物語」第12巻「迷走する帝国」

いざ♬


春合宿

2008-03-01 00:30:37 | 中高一貫校的父親絵日記


今、娘は群馬県の片品村です。
大学の軽音楽部の合宿だとか。。

片品といえばテニスとかスキーじゃなかったのかしらん?と
思うけれどもバンド用のスタジオも豊富らしくって
なんでもあり今や学生合宿のメッカなんですね。

30年前の私の頃には
まだ斑尾あたりでもペンションの造成急って感じで
学生の合宿と言っても今ほど手軽ではなかったです。

ピアノ関係のクラブにいたのだけれど
合宿と言ったってピアノはあっても
スキーやテニスといった体力強化?が主力でありました。(^^;)

難易がどうしたってことも無いのだけれど
楽しかった余韻だけは
確かに残っている。

娘もそうだと良いな、と思う。
大学の4年間なんてあっという間なんだけれど
されどの4年間であって
一生の思い出になるだろうから。

たぶんいつかふと振り返ったときに
懐かしい気持ちに浸されると思うから。