とことんV・ファーレン

今季もJ2で戦うV・ファーレン長崎 J1復帰を目指す!

J2開幕まであと僅か

2017-02-22 19:53:49 | V・ファーレン長崎
まずは先日行われた新選手発表記者会見にてサプライズとして、スペインの年代別代表経歴のあるMF・パジャルドの加入が発表された。
これでボランチのポジション争いもより熾烈となる。
スペイン人でしかも代表歴もある選手なだけに、足元の技術は間違いないわけで早く試合で観たいものだ。
ファンマと元チームメイトらしく、一刻も早くコンディション万全となり息の合ったプレーも観せてもらいたい。
これまで長崎の外国人選手といえば主に韓国人だったが、これからはスペイン人にシフトチャンジということなのかな。
とにかく開幕戦でのスタメンの布陣が楽しみだ。

それから現経営陣で行われた会見についても。
要約すると身の丈以上の経営をしてしまったと。
池ノ上社長が昨年4月に就任したその時点で、大幅な営業利益が出ない限り赤字という結果を発表せざるを得なかったと。
当時の経営者がスポンサーやサポーターの意向に応えたいという気持ちが働き無理をしてしまったとのコメントがあった。
昨年クラブはJ1昇格を掲げてたが、J1に上がれば何とかなるとして一か八かの賭けのような経営をしてしまったということなのかな。
当然フロントとしては昨年是が非でも昇格を決めて欲しかったんだろうが、その無理した分が全く反映されず現場は絶不調で過去最低順位となってしまったわけだが。
池ノ上社長のコメントとして、ホワイトナイトが現れない限り急な経営改善は難しいとのことで、今年も昨年と同額の予算設定のようだからこのまま行けば次期も赤字ということか。
予算組みに社長は関与していないそうだが、昨年就任した時点で大幅な営業利益が出ない限り赤字と判ってたんなら、難しい判断では有るが今年の予算設定を身の丈に合う額に抑えるなど出来なかったのかと思ったがね。
でもそうしてたらファンマなどの加入はなかったんだろうし、かといって昨年のように無理した分がそのまま順位に反映されない事もあるしで、それこそ1年目のように低予算でも6位に食い込む事もあるわけでその辺の判断は本当に難しいとこが。
債務超過の心配はないとの事だが、本当に大丈夫なんだろうかと思ってしまう。
劇的に観客動員が増えるなどあればいいが、残念なことにV・ファーレンは県内に根ざしてないんで例えチームの快進撃があったとしてもなかなか入らんやろうな。
地元TV局がガンガン盛り上げてくれれば全然違って来るんだが、県内唯一のプロチームに対してまるで無関心なもんで話にならんからな。
他県の様な県内スポーツを扱う番組は100年経っても無理としても、せめて夕方のニュースや情報番組など各局で特集組んで、開幕前であれば2週間位前から毎日注目選手のインタビューや映像流して一人でも多く紹介するなどすべきで、シーズン中にしてもただ試合結果伝えるだけじゃなく色んな企画立ててV・ファーレンを猛プッシュして欲しいしそんくらいしてくれてもいいやんかと。
とくかく長崎のTV局の連中はメディアの在り方というのを判ってないし本当にダサ過ぎる。
これだけプロチームに対して無関心なTV局って長崎県だけだと思うし、それこそメディアでバンバン扱ってくれる地域から来た選手なんてメディア対応のあまりの少なさに驚くんじゃないの。
チームが県内に根づくにはメディア(特にTV局)の協力が不可欠なのにね。
それからクラブでの第三者による内部調査では不正行為は無かったとしたが、Jリーグの監査結果の方はどうなるのか。
現体制は4月までということで、それ以降のフロントに有能な経営者が就任してくれてなんとか立ち直ってくれればいいんだが。
ちなみに池ノ上社長は、厳しい経営状況の為役員報酬は受け取っていなかったということだった。

さて今季の長崎だが、J1掲げた昨年が昨年だっただけにまずは残留確実と思われる勝ち点40~41を一節でも早くクリアして、そこからどれだけ積み上げられるかで現実的に見て10位以内に入れれば御の字なんじゃないかと。
もちろんシーズンなんて始まってみないと判らないし、願わくばプレーオフ圏内に辿り着ければ嬉しいがそう甘くはないんでね。
昨年の事があるんで、まずは残留でそこからだ。

話し変わるが、九州高校サッカー新人大会で総科大附属高が優勝して良いスタートを切った。
FW安藤がU-18代表スペイン遠征(この遠征で得点を決めるなど活躍したらしい)で不在ではあったが見事制したと。
昨年は前線にタレント揃ってて守備の堅いチームだったが、そのチームに負けない位のチームを!と小嶺先生だからこそ期待してしまう。



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