カッコいい婆さんになりたい

チェロ初心者、物忘れ防止のためのレッスン記録

ピアノの先生

2017-08-06 22:54:25 | piano
お盆あけに帰省することにした。
実家はもうすでにないので、誰に会おうか。
ピアノの先生に会いたい!

10歳のときから習ってた先生。
それまでピアノ大嫌いだった私が、ピアノ好きになったのはこの先生のおかげ。
高校三年生の秋まで習ってた。

こども好きで面倒見のよい先生で、ピアノのコンサートに連れて行ってくれたり、思春期には悩み相談してくれたり。
やめた後も大学合格したらお寿司おごってくれたり。
仕事してるときも、私のことを少し気にしてくれているのを人づてに聞いた。

そんな先生に私は、結婚し仕事をやめ中国に行くとき何も連絡できなかった。

昔とてもお世話になってありがとうございますということ、今でも音楽楽しんでいること、娘にピアノかチェロやらせたいという相談、その他おばちゃん同士の世間話、いろいろしたい!

確か昔の楽譜に電話番号のメモが1つだけ残っていたはず。
あった。

もし先生が転居していたら、もう一生会えないかも?
イチカバチカだ。

でも。
私が突然連絡したら迷惑かしら?

いや、私なら教え子が会いたいってきたら嬉しいな。
今日は日曜だからレッスンないはず、チャーンス!
よし、かけよう!

ドキドキ。
繋がった!
先生いらっしゃるみたい。
しばらくすると、「もしもし〜。」
私が旧姓の名前を名乗るとすぐ思いだしてくれたみたいで。
事情を言うと今レッスン中だからかけ直してって。

もう一度ドキドキしながらかけると、
昔と変わらぬトーンで、
「ごめんね〜、保育士になりたい生徒さんなんだけど、全然弾けなくって、10時からレッスンなんだけど12:00までやっちゃったよー」

何かほっとしたわ。
昔と変わらぬ先生だ。

ドキドキしてたのは嘘のように話が弾む。
会えることになった。
楽しみだ。
15年前、コンビニでばったり会って以来!

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