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連載『HEAT ISLAND』 第三回 グレイゾーン

2006年03月23日 22時23分01秒 | 音楽が好き。
うっかりフェイドアウトしてしまいそうだった連載。
だって『グレイゾーン』がまだ消化し切れてなかった!またあらためて聞いたらまだまだ衝撃受けちゃうのさ。

ほんとに『グレイゾーン』もよく聞いたつもりだし、いっぱい考えることあって、書いたりしたけど。
もちろん音楽は時代を反映するところがあるから、同じ時代、リアルタイムで聞けることは幸運なことだと思うけど、このアルバムには、ちょうどその時の社会の話もあれば(911エブリデイ)、おもしろ話もあれば(おぼえていない)、普遍的な大きなテーマ(4'13'')も入ってる。言うまでもなくトラックはClassic!(いつまででもカッコいい、名作、みたいな意味かなと。)そしてタイトル曲「グレイゾーン」で、今の日本のヒップホップシーン、ヒップホップ自体がメジャーな存在になったのはいいけど、質はどうだ?メジャーシーンでポップスの延長的に売れてるけど、ほんとに”ヒップホップ”ってものが受け入れられてるのか?日本においてのヒップホップというものが”グレイゾーン”だと。(そう言いたいんじゃないかとアタシは解釈。)
んー、だからまだまだ一切聞き飽きてないんで!
どうしようかと思ったよ。まだアタシは『HEAT ISLAND』聞いちゃダメかなって。

でも本人達が言うとおり、「スピルバーグの映画でも、『シンドラーのリスト』があれば『ジュラシック・パーク』もある、『グレイゾーン』が『ミュンヘン』なら、今回は『宇宙戦争』みたいなもんで(笑)」(このうちアタシは1本もみたことないですが。)、”娯楽”として楽しんでもいいみたいだ。そのとおり、聞けば聞くほどおもしろいアルバム。でもその中にいろいろなメッセージ、主張が垣間見れるので、気になってしまうんだ。彼らを心から尊敬するので、曖昧に聞き流すわけにはいかない。ちゃんと受け止めたい。
そしてこのアルバム全体が、今のライムスターの”態度”だ。それをもって今の日本のヒップホップシーンに表現しているのだろう。

昔パンク好きだった頃に聞きかじった言葉、CLASHのジョー・ストラマー曰く、
”Punk is not a Style,It's an Attitude”(微妙に単語違ってたらごめんなさい。)
ファッションとかじゃなく”態度”だと。
 Like This。

次回から1曲ずつについて書こうと思います。

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4 コメント

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コメント&TBサンクスです♪ (くみくみ)
2006-03-23 23:38:44
ラジオネタってことで『WE LOVE RADIO』の方へ

TBさせていただきました☆

『グレイゾーン』考えさせられますよね。

ライムスの歌詞には深いものがあって

勉強になります。

もう一回グレイゾーンが聴きたくなりました!



清き一票の回も読まさせていただきました。

「なるほど。」って思いました。

確かにそうですよね!!

あたしもメールからもっと頑張ろうっと♪
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ありがとうございます (アモリ)
2006-03-24 18:55:28
ほんとにびっくりするぐらい聞き飽きないというか、

常にFRESHとでもいうか、

まだまだ聞きごたえ充分ですからね。グレイゾーン。



長いのも読んでいただいてm(_ _)m。

かくいうアタシは現在、ぜんぜん実践できてません!;;

でも、なかなか読まれなくても、送るのが大事かなと。
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たしかに! (vipdop)
2006-03-25 01:12:56
はじめまして^^

たしかにライムスは幅広いですよね。

ヒップホップ界のオールラウンダーみたいな。

『俺に言わせりゃ』みたいな、MUROに「お笑いくさいイメージをなくそう」って言われそうなくらい、当時において「ポップ セルアウト」ぽいものとか、

ラッパ我リヤをfeatするような『リスペクト』といった「サグでブリンブリン」ぽいものまでできてしまうライムス。

そういう「右も左も」経験して、型を破った「グレイゾーン」なライムスはほんとに「数段上」です!
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ありがとうございます。 (アモリ)
2006-03-25 11:19:43
vipdopさんのHPもチラ見させていただきました。

日本語ラップに関して知識豊富な方に、読んで戴いて感想戴けてありがたいです。



無知でつたない文章ですが、また書きますんでよろしかったら。。
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