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音楽について想う事。リップ/ライムスター/Salyu/Utada/BoA/ENDLI/ZAZEN記事多め デス

夏を涼しくすごすプレイリスト 夏の日の2006w

2006年08月11日 20時38分27秒 | この曲が好き。
さっそく作ってみました
プレイリストってか「アンチサマーソング」としてのアタシが
今聞いても暑苦しくない曲
をニセ-PodのシャッフルリストからCHOICE!
(ファイル順)

BoA/make a sceret
 やっぱり”クール”な曲が良いのですよ。BoAちゃんを好きになったきっかけの、クールなR&Bっぽい曲。
Britney Spears/Everytime
 最近借りたブリちゃんのベストより。ブリちゃんといえば派手でしぇくしーな曲が多いですがこれは妙にせつなく痛いほどに静かなバラード。
DJ TATSUTA feat.SONOMI/ちょっとだけ
 前にも書きましたがめっちゃかわいい曲。シンプルなトラックが涼しい。
GAGLE feat.VERBAL/鍔ゼリアイ
 「m-flo inside」で初めて聞きました。アツイ対マンラップですが、さすがMITSU THE BEATS、涼しい。
Heartsdales/Foxy Lady
 これは暑いとか涼しいとか言う前に、ベストを聞けば聞くほどとにかく活動終了が悔やまれまくるので何度も聞きたい。ハーツといえばアルバムで「Summer Time Blues」っていうかンなりカツコイイサマーソングもありました。
RIP SLYME/STRANGE
 リップのシャレオツトラックならかなり涼しげな曲はほかにもありますが、この曲のアルバムバージョンは雨の音が入ってたりするので、梅雨も涼しくなるかのような初夏向けだと前から思ってました。外は梅雨の雨、窓を閉めてクーラーきかせてのんびりしてるかんじ。他にも「WHY」「FIVE FISHES」「FROG」などなど涼しい。「VIP SLYME」もダラダラしたかんじが夏っぽいな。
Utada/Hotel Lobby
 これもクールなボーカルと物語を読むような淡々とした雰囲気が涼しい。
くるりとリップスライム/ナイトライダー
 涼しさでいえばくるりバージョンの勝ちかなと。
ケツメイシ/あなたに冷し中華
 また書きますが、いいです。こないだ友達が「夏はボサノヴァが聞きたい」と言ってたんですが、アタシはささやき系のボーカルと一体どこまでおだやかなんだ?みたいなかんじが好みでないので興味はないのですが、T中さんのボッサなら大好き。
スガシカオさんなら
 やまほど涼しい曲ありますよ。涼しい曲っていうのじゃなくても、スガさんの曲はオシャレでありつつすごーく日本的な空気を持ってて、嫌味がないというか。
 AFFAIR ものすごく好きな曲です。湿気を含んだ少し不快な暑さと淋しさや憎悪やいろんな感情が混じりあったかんじ。暑くても決してサマーソングのように嘘臭くない。
 サナギ サディスティックな目線がクール。ゾクっとするので夏向きかも。
 ぬれた靴 この曲のストーリーテリング術と、情景描写はすごい。まぎれもなく日本の湿度を含んで、それと同じようになんだか重く湿った感情を歌う。
 波光 ピアノとストリングスとシンプルなメロディーの正統的なバラードだけど、見えるのは日本の海だし、きれいなとこだけを歌っているわけじゃないからアタシにとっては非常に嫌味がなく、これが日本の音楽で「いい曲」だと言いたい。


とりあえずざっと。クールなR&Bとかトラックを想像して書き始めましたが、やはり日本ならではの夏を感じさせるシカオさんの曲がかなりいいことにあらためて気付きました。素晴らしい。
シカオさんの曲を聞いててわかりましたが、アタシがサマーソングが嫌いな理由は”嘘臭さ”なんですね。宇多丸師匠は「チクショー感」だと言ってらっしゃいましたが(どうせオレには無縁だ夏の恋なんかという)、不快指数の高い日本の夏をさわやかにしてやろうというのもわからなくはないけど、アタシには嘘っぽくて嫌味なんだよ。
あとHIPHOPは夏こそクールでしょ。
 Like This。

余談:タイトルの「夏の日の2006」って。トリビアでもClass本人が出てたりしましたが、アタシが聞いてるエレ片のラジオで、やついのPOWERPUSHwで「今年くるんじゃない?」って夏の日の1993かけてて、「2006で出せばいいじゃん」って言ってたらほんとに出てましたね誰だか知らないけど。なんだこのありえねーリバイバルw。

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第三回 ケツメイシ/ケツメンサンバ

2006年05月20日 21時10分30秒 | この曲が好き。
(画像はイメージです。)


ひさしぶりに。なんとなく書くぞー

またフォローするわけじゃないんですが、
最近またケツメが聞きたい気分。エイチピーのラジオ”おしこん”毎回聞いてますからね。なにしろケツメを聞くきっかけになったのがケツメのラジオだったので、曲よりラジオが好きなのかもしれないとか思うんですが;;曲も好きですよぉー(誰にアピってるのか知らないが声を大にして。)
そんで、前にも同じようなこと書いたんですがケツメの曲なら、「さくら」より「ケツメンサンバ」!のアタシ。あの名曲さくらのカップリングなんだから、かなりたくさんの人が聞いてるはずなんだ、200万枚売れたアルバムにも入ってるし。アタシは断然”おバカ”っぽいケツメが好きですねー。

酒だ 呑めや 歌え 気の合う仲間で
晴れた陽気が誘う 陽のあたる所へ

最近のビールのCMってほとんど、天気のいい真っ昼間に飲んでる気しません?”爽快感”を全面に出したいのでしょうな。この曲まさにそんなかんじです。あれ?ビールのCMでかかってなかったっけ?ってぐらい。てか今からでも使ったほうがいいんじゃない?ってぐらいね。大蔵さんのえぇ声が度々テレビから流れてきたら、アタシはそれ買いたくなっちゃうなー。頼まれてもないのにCMソングを作っちゃうようなポップ感が、まさにケツメなのかもしれませんね。

でもラジオでのメンバーのキャラから好きになったアタシとしては、”さわやか!爽快感!”みたいなイメージはある意味ちょっと嘘に思えるというか。忘れもしない、「ケツノポリス4」が出る直前のラジオで新曲(たしか「ドライブ」か「歩いてく」)をはじめてオンエアしたとき、曲明けでT中さん(RYO)が言った言葉、「ま、駄曲ですな」。思ってても言っちゃいけないことですw。「や、今出来るとこまで、ってかんじでね」と大蔵さんがフォローしましたが、そこまでぶっちゃけられたら返す言葉もないどころか、むしろ好きになりましたよアタシは。ケツポリ4は田中さんに言わせれば「全体的に笑いが足りない」という反省点(?)があるそうで、ちょうど同じ日に出た「電気グルーヴ×スチャダラパー」のアルバムを聞いて「将来やるべきことが完全に見えました!」と言ってらしたので、アタシはそちら方面に大期待いたしますよ。
でもね、自ら駄曲だと(まぁ謙遜も含め?)言っていた曲が入ってるアルバムが200万枚売れたって怒りませんよアタシは。それで田中家、並びに吉田家、河野家、そして大塚さんの飲み代wが潤えば、いいってもんじゃないですか。や、大塚さんの飲み代は別としても、所帯持ちにはなんだかそういう情が入るんです。ケツメは少子化に歯止めをかけるほどwの子だくさんグループとして、今後もがんばってほしい(子作りのほうにも)!

関係ないようですが、大好きなスガシカオさんがなぜか(っていうか「夜空ノムコウ」の二匹目のどぜう狙いだとは思うけど)かつーんの歌詞を書いてたりしても、それで菅家が潤えばいいじゃない!って思うことにしたんですよ
 Like This。

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第二回 宇多田ヒカル/Parody

2006年03月16日 17時44分50秒 | この曲が好き。
このカテゴリ自体の存続も危ぶまれていたこの曲が好き。シリーズ。突発的に復活のチャンスがやってきましたとさ。
最近車に乗るようになって、MDの使用が不可欠となってきました。とりあえず最近聞きたいアーティストを1組1枚ずつにまとめることにして、少しなつかしいものも出してきてMDに入れておりましたとさ。
去年あたりからアタシの中で良さ再確認な宇多田さん。宇多田ヒカル名義のアルバムではこれが一番好きかな?2nd『Distance』。や、3枚とも甲乙つけがたい僅差だが。
その中でも特に好きなのがこの曲。「Parody」。

イントロのスクラッチと、レゲエっぽい裏打ちのリズムが、アルバムの中でもすこし飄々とした雰囲気を醸し出す一曲。
深夜、いろんなことが頭をめぐり、好きなひとのことを考えても、「なんとなく不安。」という思春期な感情。そして、「片隅」感。
同じアルバムに収録のシングル「For You」もそうだ。
ヘッドフォンをしてひとごみの中に隠れると もう自分は消えてしまったんじゃないかと思うの
何百万枚だか売れたこのアルバムに、こんな「片隅」感があるのがいい。あくまで彼女の日常であることが。

みんなで同じ方向へ向かってく高速道路
ただの偶然なんだよ 道が別れる時は突然

そんな儚さを知りつつも、Oh no これはParody でも自分にはLife storyと意識し、力を入れずに私は これから続きを読みますと前へ向かっていく力を携えている。
暗い曲や重い曲はけして好きじゃない。でも書き手の日常を切り取ったような曲がなぜだか好き。それは聞き手の日常にもすっと入り込んでくるからかもしれない。そういう歌は日常のあるときに、何度も思い出してしまう。だから古くならない気がする。

「音楽過食」を感じるのも、曲が日常に入ってきていないことなんだろう。と。

 Like This。

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落日の日迄。

2006年02月11日 00時10分19秒 | この曲が好き。
死にたいと云う奴に限って死ぬのが恐くて仕方無いのである。
だって生きていることも耐えられんのに、死ぬ恐怖に立ち向かえるもんか。
いきなり重い話だが誰か読んで欲しい。

私は車の運転が出来ない。
だから今教習所に通っている。元々免許など一生取るものかと思っていた。必要に迫られてと言えば随分前から迫られてるとこになろうが、ここへ来て通い始めたのは、意を決したというより「魔が差した」。その方が近い。
だからやっぱり免許など一生取るものかと思っている。しかし今、免許を取らなきゃ辞められない状況だ。
とにかく車に乗るのが嫌で嫌でしょうがない。路上に出てますます嫌になった。自分の意思と関係なく流れに乗って速度を出さなければいけないのが分からない。これが社会というものか。恐ろしいのね。そんな社会勉強をするのに30万も親に出してもらったのか。只々勿体無い。だからともかく免許は取らなくてはならない。

そしてなにしろ緊張状態の持続が負担である。それが原因で現在働けずにいて、ひとつの復帰への足掛かりとして「免許でも取ってみるか」と思ってしまったのだ。まったくの間違いだった。「ある程度緊張していなければならない」という、「ある程度」であろうとなんであろうとアタシの交感神経は持たないのである。2時間も乗っていたら、降りてからも何もしゃんと考えられないほど放心状態で、緊張がほどけてきた頃全身あちこちから疲労を感じ始める。とにかく次乗るのがいつかとか考えたくも無い。

気分転換にと歌の練習をしてみた。こんなときは好きなことを思いっきりやるのさと。しかしこのところ不調だ。思うように声が出ない。とにかく楽しく歌えればいいのだが、アタシが楽しくなるのはちゃんと歌えた時なのだ。次々といろいろ曲を変えてみたがフラストレーションは溜まっていった。
最悪だ。
「私から音楽を取ったら何も無い」なんて聞いたことのあるような台詞だが、ほんとうに無くなったときの気持ちを味わったらどうする。なんだって嫌だ嫌だと逃げてはいるが歌だけはどうでもよくならない。これがどうでもよくなってしまったらアタシは本当に生きている意味がない。やることがない。
なんの気分転換にもならなかった。

とにかく根性の無い奴の考えることは単純だ。
すべて断ち切ってしまえばいい。この世とアタシをつなぐものを。
短絡的だ。
いちいち自分で窮地に追い込んで、それを乗り越える根性も知恵もない奴は、自分で自分の首を締めて、身動き取れなくなって、涙を搾り出すことしかできない。それでも空気吸って生きていることしかできない。

 あたしが此のまゝ海に沈んでも なにひとつ汚されることはありませぬ

 其れすら知りながら あなたの相槌だけ望んでいる あたしは


アタシがこの世から消えても、生きてる人たちの日常は続く。それは止められない。生きていく者は、上手く忘れ生きていく力を携えている。
そういえば今日歌った事変の「落日」って曲ほんとに良かったな。シングル「修羅場」のカップリングだけど、すっごくいい曲だ。必ず日が落ちるようにやってくる別れを眺め、「さあもう笑うよ」と。林檎ちゃんは強いな。
とりあえずこの歌がもうちょっと上手く歌えるようになるまで、生きていようと思う。

アタシという人間は、生きている意味をもっとしっかり握りしめていないと、すぐ落としてしまう、握力の弱い人間だ。

   よかったら、相槌。お願いします 1クリックプリーズへぇボタン。→

ちょうどこれを書き終わったら、聞いていた『大人』が「手紙」を流し始めまして、泣きました。アタシに宛てられた「手紙」ではないけど、とにかく真っ直ぐに励まされた。ここまでタイミングもよく、一切疑ることもなく励まされた曲は生きてきて初めてかもしれないと思いました。

第一回 唇のソレ/フジファブリック

2005年12月08日 11時58分28秒 | この曲が好き。
なぜだかわからないけどフジファブリックが好きなわけです。

ひさしぶりにT○UTAYAに、散歩がてら行って。
2日続いた雪もやんで、少し暖かい。冬の太陽は、「どうだ~太陽ってあったかいだろ~」と言ってくる。家にいるより外がちょっと暖かいとかんじた。
いつものようにHDDプレーヤーをシャッフルモードにして歩いていたら、
フジファブリックの「唇のソレ」がかかった。

最初聞いたときも、もうこのイントロの可愛らしさ!そしてもちろん曲全体が可愛らしくてキューン!ですよ。
そんな音を耳ではずませながら、陽のあたる歩道を歩いていたら、自転車に乗った小学生が、立ちこぎで駆け抜けていった。

、ような気がした。
つまりそんな曲です。「唇のソレ」。
  分かります?

詞の内容のほかにも、いろんな景色を見せてくれる音楽が好きだ。アタシはよく頭の中に、勝手にミュージックビデオを作る。というちょっとした妄想癖がある。
でもそんな映像を見せてくれる音楽が好きだ。
この曲の、可愛らしくはずむようなピアノが、目まぐるしく回転していて、好きな女の子のことを考えてる高揚感が、立ちこぎしていた。
そして「Oh 世界の景色はバラ色」と、本人は自覚していなくても、大人から見ると無邪気に遊ぶ子供はそう見える。
しかしこの季節、外でそんな活発に最近の子は遊ぶのだろうか。物騒なことも多いし。

こんな道を駆け抜けて。 ほしかったのです。



なぜだかわからないけどいいかんじ、な音楽を、曲ごとに紹介していきます、「この曲が好き。」カテゴリ。”この映画がすごい!”って本のシリーズみたいですが、あーだこーだ考えて、”なぜこれが好きなのか”と長々書くのがなんだか言い訳のような、好きな子をいじめるような幼稚なことに思えてきたから。
好きなものを”好きだ!”と。素直に言うため、アルバム全体や、このアーティストとは?、などと考えるより、「この曲が好き。」と言うことにしました。
それが積み重なっていくと、「リップスライムが好き。」みたいに、それ以上にあーだこーだ言いたくなると思うので。いいこと言うよりうまいこと言う サプリメントよりうまいもん食う((c)KOHEI JAPAN from MellowYellow”地球ウォーカー”)ってことで。
もし、も~し~、これを読んで「この曲聞いてみよ」って思う人がいたらな~って、これもひとつの販促です

 ちなみに家にこんな飴が買ってありました
 
 フジファブリックに「茜色の夕日」という名曲があるのです

   フジファブリックいいよね!又はきっといいと思う方 1クリックプリーズへぇボタン。→