今日は、あまりにも腹が立ったので書かせてください!
信じられないニュースが飛び込んできました。
EU加盟以来、野良犬は去勢して狂犬病の処置をすると、いう事をしていたそうですが、
ブルガリア農林水産省のトップが野良犬の殺処分再開を希望しているというニュースです。
ブルガリアは2007年EUに加盟した際に法律で野良犬、猫の殺処分を法律で禁止しました。
もちろんEUに加盟する際の必須条件としてです。
ソフィアに出向くと野良犬を見ない時はありません。未だに数は増え続けているのが現状で野良猫の
数は更に多いと推測されています。
こちらのテレビやニュースでは毎回野良犬が子供やお年寄りを噛んだ、というような偏った報道しか
されておらず、野良犬は悪だ!殺されてもしょうがない。と信じ込んでいる人も少なくはありません。
その影響か、野良犬、猫に対する虐待も多く、両足両手を切断された子犬が道に放置されると
いう事件がありました。 このニュースは国際的にも取り上げられ
遠く離れたアメリカでも署名活動と街でデモが起こるほどに。
前足と後ろ足4本を肉きりナイフで切断されたこの子↑(ミマ)は無事、ドイツの里親さんに引き取られ今は幸せにくらしています。この殺処分再開きっかけの発端となったのも、ソフィアのある地区で88歳の著名な教授が野良犬に襲われたといニュースが流れたのが始まりで、怒った住民たちが地区の代表に殺処分を嘆願したのが始まりです。このニュース番組ではやたらこの教授がいかに偉いかを強調しまくり、人々の感情を怒りへと仕向けていたように思います。恐ろしいことに怒った住民たちが自主的に野良犬狩りをはじめ、関係の無い犬が次々と殺されるという信じられない事態まで起こってます。
「国家の偉大さとモラルの高さは,その国の動物に対する扱い方で判断できる」マハトマ・ガンジーの言葉
ブルガリア人の中にもこういった無知をなくそうと動物保護活動している方もいますが、残念ながら
動物の命を簡単に考え、責任を持って最後まで、という感覚がある人が少ないような気がします。
そして国のトップである役人までもが・・・
多くのブルガリア人が悲しいことに野良犬、猫は凶暴でノミやダニと一緒、害虫だ、と信じ込み、
血統書つきの犬をこぞって飼う方が多いです。シェルターで救える命があるのにとても残念です。
ブルガリアでは役人がEUからの補助金を自分の懐にしまいこみ、受け取るはずの動物保護団体には殆ど行き渡っていないのが現状です。実際、わたしも以前怪我をした野良猫を助ける為ブルガリア国内の色んな動物保護団体に連絡しました。私が住んでいる地域で動物保護団体を数件見つけ、すべて連絡しましたが、代表者に連絡が取れたのがそのうちの1件のみ。
やっと話しができたその代表者が、政府からの補助金があって機能しているのはほんの一部で、
自分たちや募金で活動している団体が大部分だ、という話を伺いました。連絡がついたその団体も資金不足で存続できない状態でした。
ブルガリア政府が2008年以来動物保護法に基づいた努力をしていなかったのは明確です。
その上、国のトップが今更殺処分を再開しようとしているなんてとんでもないニュースです。
これに阻止しようと現在署名活動が行われています。
是非、署名にご協力してください!ごめんなさい。パーツの貼り付け方がわからなかったので
面倒くさいですが、オンラインで直ぐに署名参加できます。
署名サイト→(http://www.thepetitionsite.com/760/460/308/we-say-no-to-euthanasia-for-the-stray-dogs-of-bulgaria/#sign)
にほんブログ村
にほんブログ村
信じられないニュースが飛び込んできました。
EU加盟以来、野良犬は去勢して狂犬病の処置をすると、いう事をしていたそうですが、
ブルガリア農林水産省のトップが野良犬の殺処分再開を希望しているというニュースです。
ブルガリアは2007年EUに加盟した際に法律で野良犬、猫の殺処分を法律で禁止しました。
もちろんEUに加盟する際の必須条件としてです。
ソフィアに出向くと野良犬を見ない時はありません。未だに数は増え続けているのが現状で野良猫の
数は更に多いと推測されています。
こちらのテレビやニュースでは毎回野良犬が子供やお年寄りを噛んだ、というような偏った報道しか
されておらず、野良犬は悪だ!殺されてもしょうがない。と信じ込んでいる人も少なくはありません。
その影響か、野良犬、猫に対する虐待も多く、両足両手を切断された子犬が道に放置されると
いう事件がありました。 このニュースは国際的にも取り上げられ
遠く離れたアメリカでも署名活動と街でデモが起こるほどに。
前足と後ろ足4本を肉きりナイフで切断されたこの子↑(ミマ)は無事、ドイツの里親さんに引き取られ今は幸せにくらしています。この殺処分再開きっかけの発端となったのも、ソフィアのある地区で88歳の著名な教授が野良犬に襲われたといニュースが流れたのが始まりで、怒った住民たちが地区の代表に殺処分を嘆願したのが始まりです。このニュース番組ではやたらこの教授がいかに偉いかを強調しまくり、人々の感情を怒りへと仕向けていたように思います。恐ろしいことに怒った住民たちが自主的に野良犬狩りをはじめ、関係の無い犬が次々と殺されるという信じられない事態まで起こってます。
「国家の偉大さとモラルの高さは,その国の動物に対する扱い方で判断できる」マハトマ・ガンジーの言葉
ブルガリア人の中にもこういった無知をなくそうと動物保護活動している方もいますが、残念ながら
動物の命を簡単に考え、責任を持って最後まで、という感覚がある人が少ないような気がします。
そして国のトップである役人までもが・・・
多くのブルガリア人が悲しいことに野良犬、猫は凶暴でノミやダニと一緒、害虫だ、と信じ込み、
血統書つきの犬をこぞって飼う方が多いです。シェルターで救える命があるのにとても残念です。
ブルガリアでは役人がEUからの補助金を自分の懐にしまいこみ、受け取るはずの動物保護団体には殆ど行き渡っていないのが現状です。実際、わたしも以前怪我をした野良猫を助ける為ブルガリア国内の色んな動物保護団体に連絡しました。私が住んでいる地域で動物保護団体を数件見つけ、すべて連絡しましたが、代表者に連絡が取れたのがそのうちの1件のみ。
やっと話しができたその代表者が、政府からの補助金があって機能しているのはほんの一部で、
自分たちや募金で活動している団体が大部分だ、という話を伺いました。連絡がついたその団体も資金不足で存続できない状態でした。
ブルガリア政府が2008年以来動物保護法に基づいた努力をしていなかったのは明確です。
その上、国のトップが今更殺処分を再開しようとしているなんてとんでもないニュースです。
これに阻止しようと現在署名活動が行われています。
是非、署名にご協力してください!ごめんなさい。パーツの貼り付け方がわからなかったので
面倒くさいですが、オンラインで直ぐに署名参加できます。
署名サイト→(http://www.thepetitionsite.com/760/460/308/we-say-no-to-euthanasia-for-the-stray-dogs-of-bulgaria/#sign)
にほんブログ村
にほんブログ村