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ホイッスラー 肌色と緑のバリエーション: バルコニー

2010-01-20 | Weblog
aleiが「ジョージ・ヘンリーとブライトナーのキモノ」という記事をアップ。以前のブログから引越し中の僕ですが、さっそくaleiにリンクした過去記事をここにアップすることに。

過去記事
「ホイッスラー 肌色と緑のバリエーション: バルコニー」

灰色と緑とか、紫とバラ色、灰色と黒だとかという色彩に、「ハーモニー(和音)」、「シンフォニー(交響曲)」、「ノクターン(夜想曲)」、「アレンジメント(編曲)」という楽曲や音楽用語を作品名に取り入れたりすることが多いホイッスラー。

音楽家もそうだけど、曲名にデッサン(素描)なんていうものがある。ピカソのサヨナラの素描や、古くはドビュッシーの海なんか。

それでこの作品「肌色と緑のバリエーション バルコニー」というけれど、変奏曲で、二色の色がつけられている。この肌色とは、肉体をあらわす色をさすことがある。

ホイッスラーはずいぶんキモノを買い込んでいたとか、日本に関心があったよう。

この絵の三味線や陶磁器(孔雀の間 陶器の国のプリンセス)には、大皿、花瓶に徳利まで描いていたり、団扇(The artists studioにも)などなど。当然、浮世絵にも関心があった!

広重の伊豫西條、大隈さくらしま、駿河三保のまつ原、越中富士船橋南下、東都名所 両国之宵月、名所江戸百景 両国橋、名所江戸百景 京橋竹、東海道五十三次の三十九、岡崎では、などを描いたような作品もあるという。この「肌色と緑のバリエーション バルコニー」はというと、広重ではなく、鳥居清長の「品川の夏」だという。

これは遊女が描かれているのだけど、「肌色と緑のバリエーション バルコニー」も、娼婦なのだろうか。さっき肌色とは肉体をあらわす色としたけれど、「肉色」と呼ばれているし。(笑)

さて、同じホイッスラーは、こんな可憐なジャポニズムも描いている。

KAFKA 12月1日記事から
灰色と緑色のハーモニー スィスリー・アレクサンダー嬢

ホイッスラーは、花魁なども描いていますが、こんな可愛いスィスリー・アレクサンダー嬢を、日本のお屋敷の壁を背景に描いたよう。蝶々に小菊、塗り壁に落書き。

KAFKAのタイトルは、灰色と緑色。そして和音です。
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