
今回はフランス映画「エコール」(原題:innocence)です。
ロリコン界隈では有名な作品です。私はロリコンではありませんが。
本編では、全裸の少女軍団が水浴びしてキャッキャしたり、乳首をちちくりあったりするなど、少女達の素っ裸がこれでもかというほど出まくっています。しかし、不思議なことにエロはほとんど感じられません。まるで動く絵画を観ているような美しさが全編を通して漂っています。
「エコール」はフランス語で「学校」を意味しており、本編の舞台はほぼ学校です。しかし、ただの学校ではありません。
新入生の少女は棺に入れられて、暗い地下道を通って、森の中の学校に運ばれます。
その学校は全寮制で生徒も教師も職員も全員女性です。
主にバレエの授業が行われており、時たま外部でバレエの公演などを行っています。
本編で得られる情報は以上であり、その学校の存在意義や制度、場所、人間関係などには詳しく触れられず、視聴者の想像力に任せる部分が多いです。例によって、フランス映画伝統の雰囲気系映画です。
「これ絶対ロリコン狙いだろ!」とつっこみたいシーンや性的なものを匂わせるシーンがいくつもありますが、美しい森の風景や登場人物達の若干ドロドロした思惑などロリ以外の魅力もたくさんあり、ロリコンじゃなくても楽しめる映画なので、是非ご鑑賞ください。
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