6月8日
朝、いいウンチがしてあったが元気がない・・・食欲もない
この日はブランの手術の日
私は、術後しばらくお風呂に入れなくなるブランを午前中にお風呂に入れ、
午後からはゆっくり休ませ、夕方の散歩の後 病院へ連れて行く予定だった
シフォンは、朝 ひげパパが病院へ連れて行った
病院では「預からせて欲しい」ということで、ひげパパも所用のため一時病院を離れる
シフォンは血液検査で肝臓の数値がよくないとのことで、点滴
夕方までに回復すれば大丈夫と、先生から電話があった
ちょっと安心・・・
ブランをお風呂に入れるのはやめて、体を拭いたりブラッシングをする・・・
夕方 ブランを送って、シフォンを迎えに行くつもりだった
14時すぎ 電話が鳴った
嫌な予感・・・心臓がギュッとなった
冷蔵庫の扉に、マグネットで色々と貼り付けるのはあまり好きではない私
唯一貼ってあるのが「犬の十戒」
なのに、守れなかった・・・
最期を、病院でたった一人で逝かせてしまった
ひげパパに連絡して、天使のつばさを買いに行ってもらい、
その後 病院へ・・・
動かなくなったシフォンは目を開けたままだった
最後まで、キレイな瞳を見せてくれた
亡くなった翌日(6月9日)は家でゆっくりと別れを惜しんだ
yummyyummyさんが最後のお別れに来てくれた
葬儀は亡くなった翌々日(6月10日)
お寺へ向かう前、一度も外へ出ることのなかったシフォンに「庭を見せたい」とひげパパ
お外デビューはここになるはずだった
名犬サーブの眠るお寺 長楽寺へ
葬儀は9時半~
↓この建物がペットの葬儀場
実家の犬も、このお寺でお世話になった
私としたことが・・・生きてる時のシフォンと私のツーショット写真が1枚もない・・・
お経をあげてもらう(遺体)
その後、火葬(1時間弱)
お経をあげてもらう(お骨)
シフォン
我が家へ戻る
病院で、シフォンの死因は解剖しないとわからないと言われた
血液検査の数値は、肝機能がよくないことを示しているが、
この数値だけではわからないとのこと
先生は、こういうことも考えられると言った
出産の時に母犬から感染していて、母乳の免疫がなくなった頃に発症する場合もある
(感染していても発症しない場合もある)
そして、子犬の場合は発症すると数時間~24時間で死に至ることもある
解剖してまで死因を突き止める気持ちはなかったので、
これで納得するしかないか・・・とも思う
そうだとしたら・・・気になることがあってペットショップへ電話
その後、数回 問屋(ブリーダーとペットショップの中間)と話すことになる
兄弟姉妹は無事か
兄弟姉妹は、みんな新しい家族のもとへ・・・無事みたい 良かった!
シフォンは兄弟姉妹の中で一番小さかったそうだ
初めて病院へ連れて行ったときも、生後2ヶ月と6日で体重1.2キロで、
「本当に2ヶ月?でも、毛の伸び具合から見るとそれくらいかな・・・」といわれた
我が家に来る前 2009.4月末頃のシフォン
日にちが経って、ボロボロと泣く回数は減ってきたけれど
思い出しては・・・ジワーッと涙が・・・
無念だよ・・・無念だけど、一番無念だったのは本人だね
大地を駆けることも、風を感じたり、土や草の匂いを嗅ぐこともできなかった
何もかも、「これから」だったのに
シフォンと出会って一緒に暮らした20日間
短かったけど・・・本当に楽しかった
シフォンは大切な家族だから 絶対に忘れないけど、
あなたこそ、いつか私達がそっちへ行ったときに
「あなた達 誰?」って言わないでよね
後日 血統書が届いた
兄弟姉妹は ♂1 ♀3(シフォン含む)
シフォンの犬籍上の名前はAngelico of 〇〇〇〇〇
Angelicoだってさ・・・イタリア語で「天使の、天使のような」
天使のようなシフォンは、本当に天使になっちゃった
何もこんなに早く天使にならなくても・・・
シフォン 今 どこを飛んでる?