昭和は遠くなりにけり

プログはいくつも作ってるのです。だけど本音愚痴を書くプログが欲しかった。

貧しき食生活、されど気高き精神生活。

2017-10-25 16:23:18 | ユダヤ民族



旧約聖書で。ノアの箱舟はアララト山頂に漂着した。ということはアルメニアのエレバンあたりから出発したらしい。
ノアの洪水以前の人間は900歳まで生きたと書いてある。アルメニアに居た頃長寿だったんです。
アダムは930才で死んだ。ノアは950才で死去。セムのあとの子供は寿命が100才単位で短くなっていく。
アブラハムは175才で死去。イサクは180才で亡くなリ、
ヤコブが147才で亡くなる。ヨセフは110才で亡くなリ、モーぜは120才で亡くなった。
なぜ寿命がちじんだのか?それは肉食しだしたから。ということを強調してるのだそうです。
肉食は寿命をちじめる。
出エジプトした時モーゼはヤコブの民から殺されかけた。「エジプトでは奴隷身分であっても毎日肉鍋つつき、たらふくパンも食べビールだって飲んでた。それなのにどうしてこんなひもじい思いに耐えないといけないのか?」エジプトの美食になれっこになってたのですね。


国際弁護士の石角完爾 さんは60歳の時脂肪肝になり大病して死にかけた。ニューヨークの病院に入院してた時、ユダヤ人の医者から言われた。「完爾。君は塵から生まれ塵に帰るのだよ。だけど塵に帰る前に今一度アダムとイブの食事に戻ってみないか?」

それ以後アダムとイブの食事に戻ったら健康が戻ったそうです。

ユダヤ人には古代から健康に対する戒律がある。

穀菜、フルーツ、ナッツ食主義を徹底せよ。
動物の血と脂は食べるな。血液が健康の鍵。
断食こそ健康の源、体を内部から浄化せよ。

手を徹底的に洗え。ウイルス、細菌の回避法。
週一回は何もするな。心の平穏が健康を守る。
祈りと瞑想で最高の精神状態をつくれ。
怒り憎しみの感情を抱いてはならない。
笑いで免疫力アップ、ユダヤジョークの効用。苦難を乗り越えるためには笑いが必要。
100歳まで生きた人はリスクを避け続けた人である。

貧者のごとく食べて豊かな考えをめぐらせよ。食事がまずしくないと考えは豊かにならない。

人は塵から生まれ塵に帰る。頑張るのは大事だがどうにもならないことはやりすごすべきだ。

「俺は俺」の自己主張でストレスなく生きる。
家族を大切に。

人は食べることによって死に食べないことによって生きる。
手洗いを徹底しよう。食事の前とトイレのあと朝昼晩手を洗うこと。
洗濯掃除を徹底。大掃除して除菌せよ。

ヘブライ聖書の創世記に神はアダムとイブに木の実と草の実を与えたと書いてある。
穀物、野菜、フルーツ、ナッツこそ神が認める人間の食べ物。
ユダヤ教は食欲と戦うことを中心命題とする宗教だった。


ユダヤ人はチグリスユーフラテス河沿いに住んでた神代の昔から健康長寿追及民族だったんです。古代から水浴手洗いの戒律があった。中世でもユダヤ人は衛生状態がよくコレラなどの感染症が少なかった。
誤って動物の死体や血にに触れたら即手を洗い衣服は焼却しなさい。
ソドムとゴモラみたいに享楽的に暮らしてたら美食で滅びる。ローマ帝国もオスマン帝国も美食にふけって滅亡した。

ユダヤ人は質実剛健、質素倹約、簡素な食事、清潔、十分な休養をモットーにして生きてた。水のあるとこに住む。トイレは離す。食事の前は手洗いする。入浴する、をモットーにしてたからペスト大流行の時でもユダヤ人の感染者は少なかった。
ユダヤ人は迫害の中で満足な医療を受けられなかった。そのため病気にならない生き方を学んだ。
貧しき食生活、されど気高き精神生活。


今もシナゴーグではナッツ、フルーツ、野菜だけの食事してえんえんと議論します。おそらくふすだしう、あまんどう、干しいちじくが並んでるに違いない。

朝は冷水を両眼に。夜は温水を両足に。
40歳までは食事を。40以後は飲み水を十分にとれ。
食事と一緒に水を十分のめ。
座りすぎると痔を痛め立ちすぎると心臓の負担になり、歩きすぎると視力をそこなう。貴方の時間を3つに分けよ。
紫外線の強い中東で戸外を長時間歩くと視力が低下する。


創世記のヤコブの言葉「この国の名産を器に入れ、携え下ってその人に贈り物にしなさい。すなわち少しの乳香、少しの蜜、香料、もつやく、ふすだしう、あめんどう。 そしてその上に、倍額の銀を手に持って行きなさい。」

ふすだしう、あめんどうってピスタチオナッツとアーモンドのことだった。

預言者イザヤが、 ヒゼキヤ王のはれものに、干しいちじくのひとかたまりを持ってこさせ、患部に当てて治すように言っている。


質素倹約質実剛健、貧者のごとく食べて豊かな考えをめぐらせよ。食事がまずしくないと考えは豊かにならない。

これ近江商人もそうだった。近江商人の町にグルメレストランは皆無である。近江商人はランチ時でも蕎麦店にも入らなかった。大根かじりながらひたすら旅を続けたという。↓近江商人





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さくらんぼの実る頃と私の可愛い人

2017-10-20 20:27:49 | シャンソン
Merci, Monpti - Romy Schneider
「私の可愛い人」ってフランス文学があった。10代の頃毎日読んで泣いていた。
パリで絵を学ぶハンガリーの青年がアンクレールという可愛いパリジェンヌと恋におちる。

日曜日、アンクレールは「さくらんぼの実る頃」というシャンソンのレコードを大事そうに抱えてやって来た。恋人にこの曲を聴かせたくて来たのである。


ガスストーブつけてココアを飲んでお喋りして帰る。何故かヌードにならない。

それは昔の人達だからだ。


彼はアンクレールを疑い始めた。
彼女が住んでるはずの住所を訪ねてもそれらしい家がない。
彼女が勤めてるオフィスを訪ねてもそんな人はいませんという。

そういえば右手に指輪をはめてたことがあった。自分と逢った時、あわててはずした。
アンクレールは嘘つきだ。アンクレールって誰だろう。問い詰めたら泣く泣く喋りだした。

「私は天涯孤独の身でパリの場末に住み舞踏会のドレスを縫っています」どうりでいつも素敵なドレスを着てたわけだ。
「指輪をはめてたのはね。私職場で同僚に貴方と婚約したって嘘ついちゃったの。

不信感もたれたくなくて自分で指輪買ってはめてたの」

一方彼はハンガリーに帰れば大邸宅があって素封家だった。

アンクレールは恋人を失いたくない一心でこんな小細工してたのである。
アンクレールが孤児だからといって切り捨てるようなバンサンじゃなかった。結婚することになっていよいよ荷物を運ぶという朝病院から電話がかかってきた。


「奥さんが事故に遭って重体です」
病院にかけつけたらアンクレールは虫の息だった。
「モンプテイ。ごめんね。馬鹿な自動車がぶつかってきたのよ。モンプテイ、驚いた?夫を呼んで下さいって言ってしまったの。

私貴方の奥さんになりたかったものだから。
顔が青いのはね 出血してるためなのよ。  だけど明日になれば出血も止まって  モンプテイと  一緒になれる」


これがアンクレールの最後だった。

https://www.youtube.com/watch?v=dQh3cSbV0pE

私の可愛い人という邦題で映画化されてアランドロンとつきあう前の可愛いロミーシュナイダーがアンクレールを演じてた。


「さくらんぼ摘み取れば血の色の耳飾りゆらりゆれて。
人を好きになることは神様も止められぬ。 さくらんぼ実る頃 鳥さえも恋をする」


桜桃の実る頃という歌は1871年パリコミューンの闘士銅工職人ジャン・バテイスト・クレマンが作詞し桜桃の籠を持ってたルイーズという女性に捧げた詩だという。
パリ・コンミューンは戦士・市民3万人の虐殺により終わった。ルイーズも銃殺された。

クレマンはイギリスに逃げたが10年後パリにもどってみると自分が作った歌を人々が歌っていた。


桜桃の実る頃は単なる恋の歌ではない。裏の意味があって。さくらんぼの実る頃散っていった人を意味する。赤い流血と夭折の人と。
それはルイーズでありアンクレールなのだった。



さくらんぼの実る頃https://www.youtube.com/watch?v=jycvRlQI_hw

2007年楽天プログよりhttps://plaza.rakuten.co.jp/po523po/diary/200706220002/

河は呼んでいる  夜は恋人

2017-10-20 19:55:09 | シャンソン

_s.jpg" border="0">.jpg" border="0">河は呼んでる



私がまだ小学生だった頃ラジオから流れて来た。中原美紗緒さんが歌う映画「河は呼んでいる」の主題歌だった。

 「デュランス河の 流れのように  小鹿のような その足で
  駈けろよ 駈けろ
  かわいいオルタンスよ
  小鳥のように いつも自由に」
http://www.youtube.com/watch?v=NkV8JQKSvdA

https://www.youtube.com/watch?v=QkDtPIlRYcA



南仏プロバンスを流れるデュランス河とその畔に住む羊飼いの少女が出てくる映画だったがフランスではこの映画は忘れ去られてしまったという。ところが日本では忘れられてない。私を筆頭に懐かしく思い出す人がいる。

映画も覚えてるけどこの歌が懐かしい。紅白歌合戦で中原美紗緒さんが叔父の中原淳一さんがデザインしたドレスを着てこの歌を歌ってた姿を思い出します。

あの歌にはフランスへの憧れが圧縮されていて私にとっておフランスというとイヴ・モンタンの枯葉でなくてギイ・ベアールの河は呼んでいるなのだった。可愛いオルタンスを演じてたパスカル・オードレが事故死してしまったと聞き悲しいんだけど。

それから何年かたって中原美紗緒さんが今度は「夜は恋人」というシャンソンを唄いだした。ラジオから夜よ夜よというあやしいささやきが聴こえてきた。


「夜よ 夜よ 夜は素敵 優しい友よ. 何時いつの 日までも.
夜と私 私の夜 果てしない優しさよ. 疲れ果てて広い胸に眠ると. 苦しいことは みんな夢になるの
あの人と別れた夜は 泣いてしまったけれど」https://www.youtube.com/watch?v=uJGs1TrQjgE

その頃私はもう高校生になっていた。ラジオで深夜放送を聴いてると。毎晩0時になるとこのメロデイーが流れ出した。
「ただ今よりマルマンガスライターの提供で深夜放送をお送りします」アナウンサーまで怪しい口調で語りかける。

もの哀しい気分になり泣きたい気分になり。もう寝ないといけない時間なのに真夜中まで深夜放送やめられない自分を不良に感じ果てしない孤独に襲われるのだった。

非時香菓(ときじくのかくのこのみ)

2017-10-17 16:25:09 | 糖尿病

以前、住んでた家に一本の柑橘類の木があった。冬になると枝が折れそうなほどたわわに実をつけた。
一個ちぎって来てミキサーに入れ牛乳と一緒に攪拌して飲んだら。ヨーグルトみたいな味がしたが酸っぱくてまずくて一回で止めてしまった。以後我が家の橘は烏がつついて終わりだった。

昔はこの橘が不老不死の霊薬だったと古事記に書いてある。
1900年前垂仁天皇の御世に疫病が流行って天皇は切実に不死の薬を求めた。常世の国にある時じくのかぐの実を但馬守に探させた。
但馬守は常世の国にゆき10年かけて探してきた。
この功績により但馬守はお菓子の神様となる。理由はわからんけど饅頭やぼた餅の神様なんである。たじまもりがたちばなの語源となる。
橘の実を絞って蜜を混ぜ葛で固めてお菓子にしたんだろうか?今風の蜜柑ゼリーか?

たちばなと聞くと酸っぱくてまずくて鳥しか食べないものを連想するが、ときじくのかぐの実と呼ぶと奥ゆかしい。
年々メタボの症状がひどくなる。私も哀れな気持ちになりだして 時じくの香ぐの実を求めだした。蜜柑農家からキズキズオレンジを安く買って一日3個食べることにした。
時じくのかぐの実は果たして寿命をのばしてくれるであろうか?

 さつき待つ花たちばなの香をかげば 昔の人の袖の香ぞする  伊勢物語 

(ある女が、夫に見切りをつけ他の男のもとに走った。元夫はその後、大出世した。地方へ出かけた時、そこで元妻がわびしく暮らしてるのを知った。
元妻を呼び、晩酌をせよと命じて、酒の肴のたちばなを差し出させた。
「昔愛した君の香りがするよ」
と詠んだところ、女は過去を恥じて出家してしまった。
この女性は昔、シトラス系の香を焚き染めていたのでしょう。


近江の家には枇杷の木があり白梅があり、なんなん棗の樹があり花橘の木もあった。不老不死の妙薬が庭に植わってた。京都の家にはこういう不老不死の樹はなかった。私は糖尿病悪化するばっかりだったが
近江の家に来てから持ちなおした。枇杷の葉は不老不死の妙薬だった。

カザールユダヤ人

2017-10-15 22:41:27 | ユダヤ民族

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サイモンウイゼンタール自身が書いてるけど彼はアシュケナジユダヤ人なんだそうです。ドイツユダヤ人なんだそうです。アシュケナジはこういう顔だよ。

カザール族に関してはいろいろ言われててブルガリア人、アヴァール人、ハンガリー人に近いという説があり一方トルコ系だという説もあってはっきりしない。隣人に対して絶えず戦争するのでペルシア人ビザンチン市民はひどく恐れてた。ビザンチンはカザールをコンスタンチノープルから遠ざけたいために租税を払ってた。キエフの王侯もカザールを遠ざけたいために租税を払ってた。

アラビア人とは常に戦争してた。ブルガリア人とロシア人はカザールの家臣だった。

ビザンチンのレオ皇帝が723年自分の王国のすべてのユダヤ人をキリスト教に改宗させようとしたのでユダヤ人の医者商人職人がカザールに逃げ込んだ。パシリウス皇帝の時もキリスト教に改宗か?死か?と迫ったのでユダヤ人はカザールに逃げた。とくにグルジアのチフリス、ケルチュ、クリミア半島のセバストポリにはユダヤ人の入植地が増えた。


なぜカザールにユダヤ人が増えたかというと?
なぜカザール国にユダヤ人が増えたかというと?
カザールは戦争大好き国なのでやたらと戦闘員が欲しかった。

宗教はどうでもいい。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教が宗教対立なく平和に並暮らせた。

支配者の狙いは領土拡張だった。征服した民族から戦闘用の傭兵を徴募したいために宗教はどうでもよかった。

8世紀半ば740年790年の間にカガン、ブランのカザール王族がユダヤ教を受け入れた。なぜユダヤ教を選んだかというと。
3つの宗教を知ったためにキリスト教イスラム教の根源がユダヤ教だったと気づいたからです。一番親分のユダヤ教にしよう。

改宗したのはあくまで王侯貴族であって一般庶民はムスリムやキリスト教のままだった。

しかしカザールは好戦的な民族で領土拡大狙うので隣人は恐れた。
12世紀になって以前カザールの臣下だったロシア大公キエフのスワヤトスラウと戦争状態になる。
いくつかの戦争でカザールは弱体化しついに完全に消滅してしまった。カザール族はカスピ海を越えコーカサスを越えて逃げたが囚えられ自分たちを討ち負かした国の住民に同化してしまったということです。

ほとんどが正教に改宗してる。


ただカザール支配階級の数人がスペインに逃げスペインのユダヤ人共同体に加わった。12世紀のトレドにカザールユダヤ人の共同体があったという。
サイモン・ウイゼンタール著「希望の帆」より




ネットでユダヤ人にはアシュケナジとセファラデイと2種類あってアシュケナジはカザール王国の子孫で偽ユダヤである。
だからキッシンジャーもフロイドもアインシュタインもユダヤ人じゃないのだ、偽ユダヤだ、
と書いてる人がいる。

今から何十年も昔宇野正美がさかんに東欧ユダヤ人は偽ユダヤだ、、と書いてた時、私は

「この人、現実に
ロシアやポーランドのユダヤ人と会ったことないな。会ってたらこんなこと感じるわけない」と思った。

ロシア東欧のユダヤ人見ても偽に見えないんだけどね。聖書から抜け出てきたみたいな顔の人だらけじゃないですか。

エリヴィーゼルもソ連で山岳ユダヤ人以外のあらゆる種類のユダヤ人と出会ったが、
ロシアのユダヤ人は純然たるユダヤ人だと書いていた。

プリモ・レビが書いてたけど。カザール人は今日のウクライナ人だそうです。
もしウクライナ人がユダヤ人になってるのなら、ユダヤ人にはノーベル賞受賞者が多いけど、、ウクライナ人にだってノーベル賞が続出したっていいはずだ。ウクライナ人てフルシチョフもウクライナ人だった。

例えばローザ・ルクセンブルグはポーランドのユダヤ人だけど両親はポルトガルから逃れたユダヤ人である。スピノザもポルトガルからオランダへ逃れたマラノの子孫。

ハインリッヒ・ハイネもセファラデイムの血が濃い。

クラカウにもセファラデイムユダヤ人が住んでいた。

ハンザ都市のハンブルグにはマラーノのゲットーがあった。ロンドンもマラーノの拠点だった。

ロシア革命の時のレフ・カーメネフもセファラデイムだった。アンネフランクさん、トーマス・マンも母方はスペイン系ユダヤ人。

ユダヤ人たちはポグロムに遭うたびにあっちに逃げこっちに逃げごちゃ混ぜになって暮らしてるのである。

この偽ユダヤ人説を唱えたのがブタペスト生まれのユダヤ人であるアーサー・ケストラーという人だと最近知った。

アシュケナジユダヤ人はカザールだという説は日本以外の国では噴飯モノとして全く相手にされないのに
なぜか日本人には盲信してる人がいる。


今日DNAテストでアシュケナジユダヤ人はカザール王国の人々とは全く別の血筋であることが証明された。
ヨーロッパに広がったアシュケナジと中近東に広がったセファラデイムは別々の地域に住んだというだけで
DNAはおなじである。
コーヘンユダヤ人とはアーロンの直系であるがアーロンの子孫には他には見られない顕著な特徴がy
染色体の遺伝子に見られるそうである。

その遺伝子がアシュケナジとセファラデイムの両方に見られるそうです。

アシュケナジがカザールの子孫であればカザールの風習や伝統、言語などが多少なりともアシュケナジユダヤ人の間に残ってるはずですが
まるきり存在しないそうです。
「日本とユダヤ・魂の隠された絆」中丸薫、ラビ・マービン・トケイヤー

今日のアシュケナジの系譜をたどると全員がラインラント地方と東欧に居住してる1500家族にたどりつくそうです。

アシュケナージユダヤ人はスラブ諸国でも10世紀のドイツ語をかたくなに守り
セファラデイムユダヤ人は15世紀のスペイン語をかたくなに守り続けた。
カザール語の片りんもない。中世のラビ文学にハザール人に関する記述が全くない。


ドイツ文化スペイン文化を誇りにしてきたからです。
カザール国王貴族支配層がユダヤ教に改宗したのは9世紀で住民はイスラム教徒のままだった。
カザリノフ、シャルデエフという名のハザール貴族が改宗したらしいが。
ロシアには由緒正しいユダヤ人が紀元前から存在するのに
由緒正しくない少数のカザールをトップに持ってくるのが異様である。

アルジェリアユダヤ人ジャックアタリ氏が書いてたけど。スペインの異端弾圧以後
セファラデイムユダヤ人はドイツポーランドに逃げた。ドイツのエプシュタインやギンズブルグに逃げたので以後姓をギンズブルグ、エプシュタインに変える。ギンズブルグ、エプシュタインて姓のユダヤ人すごく多い。
ポルトガルからドイツに逃げたのでドイツ風に姓をドラッカーに変えた。ドラッカーは印刷屋の意味です。ドイツ風の姓だから偽だ偽だハザールだと決めてかかる日本人いる。


アーサーケストラー

アーサーケストラーはセルフヘイテイングジューだった。つまり自分を憎むユダヤ人だった。ユダヤ人でなくなりたいユダヤ人だった。

ユダヤ人はキリスト教徒イスラム教徒の両方から迫害されてきた。
ユダヤ人の中には自分を押し殺して多数派におもねる者が出てきた。
ユダヤ人を嫌うキリスト教徒が喜びそうな珍説を提供して媚びたのだった。

アシュケナジ偽ユダヤ人説を創作した・

ケストラーは1983年ロンドンで自殺しました。

反ユダヤ勢力はケストラーのこの説を利用してパレスチナを領有してイスラエルを建国した現代ユダヤ人の権利否定の根拠として長いこと利用してきた。

宇野正美のはケストラーの説をさらにねじまげハザールの王侯貴族だけがユダヤ教に改宗したのであるのに反しハザール全員がユダヤ教徒に改宗したかのように書いてるとこにある。そんなに沢山改宗するわけないのに。今日のアシュケナージユダヤ人の9割がハザールだなんて言ってる。

それだけ現在のユダヤ人を偽物にして権威を下げユダヤ叩きに利用したいのだった。


ロシア革命の時のラーザリ・カガノビッチはカザール王族の子孫という。スターリンと似てるんじゃない?。
カザール偽ユダヤ人って全然本物ユダヤ人と似てないな。本物はこういう顔じゃないよ。
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ローマ時代のヘブライ人像

W杯ロシア大会ベルギー代表のキャプテンがエデン・アザールだった。あのハザールの末裔かもしれない。
エデン・ミハエル・アザール(Eden Michael Hazard、1991年1月7日 - )は、ベルギー・エノー州ラ・ルヴィエール出身のサッカー選手。プレミアリーグ・チェルシーFC所属。