別れと再会と・・・

2016-10-08 14:05:28 | 日記

いやいや

ご無沙汰をしてしまいました

リーラさんがお星さまになって早4か月あまり

 
「寂しいよ~」と

まるでリーラさんが呼んだがごとく

お友達やお知り合いが次々に

お星さまの仲間入りをしてしまいました

 
甥っ子のマーチ君

ポルカちゃんのお友達が2頭

そしてポルカちゃん

つい先週はご近所のヨーキーのチャッピーちゃん

 
今頃はみんなして

元の健康な身体に戻り

飛んだり跳ねたり走ったり

お空を自由気ままに楽しんでいるのでしょう

 
悲しい別れもあったけれど

懐かしい人達との再会もありました

リーラさんのひとつ下の妹ベルちゃん

同じキラママから生まれたベル子さまは

実は2年前に亡くなっていました

この夏の終わりに

ベル子さまのご家族ご一同さまと

浜名湖畔にて一泊しながら

ベル子さまとリーラさんを忍びつつ

涙涙の楽しいひと時を過ごし

またベル子さまの眠るお寺も訪ね

ベル子さまとの再会も果たしました

 
そして先月は亡くなった殿の故郷へ

これまた実は実は

リーラさんがいたために

ずっと訪れていなかった殿の故郷

分骨した殿の実家のお墓参りや

懐かしい思い出のあっちこっちを

家族総出で懐かしむ旅に行ってきました

 
無事にお墓参りをすませ

市内の温泉地に一泊した翌日は

夏になると毎回訪れていたキャンプ場を目指し

海沿いをひたすら北上

途中の道の駅の窓から望むのは

懐かしい笹川流れの景色

 
この夏以来、次から次へと台風が押し寄せていますが

この時も台風と台風の合間に当たり

生憎のお天気で雨が降ったり止んだり

それでも懐かしい海

足元に気を付けながら波を楽しみます

 
そしてついにやっとたどり着けた

懐かしの海のキャンプ場

子供たちが小学生の頃まで

いつもいつも訪れる度に

この岩の下にキャンプを張り

海岸を堪能したのです

 
18年ぶり?の海岸線は

ビックリするほど様変わり

全国で問題になっている砂浜減退の現象が

ここでも如実に表れていて

砂浜が半分の狭さになってしまい

たぶん満潮時には波間に隠れてしまうのでしょう

 
この小さな川からの流れも

海に向かって真っすぐに流れていたものが

左に折れ曲がって流れの方向が変わっていました

 
磯遊びに飽きると

この川の中をジャブジャブ進みながら小魚と戯れ

途中で川から山道へ入り

草木や虫たちを愛で

山の中の小さな段々田んぼの水路からは

イモリを採取して家まで持ち帰り

何年も育てたんですよ

新婚時代から子育ての時代まで

ずっと通って遊んだ懐かしい海と山

なんて懐かしい

 
そしてその新婚の初めての夏

海釣りに熱中し過ぎて帰りが遅くなり

手ぶらで急きょ一泊する事になった

これまた懐かしのあつみ温泉へ

↑はあつみの道の駅の海沿いを散策中の子供たち

 
思い出の宿は近代的な姿に変身

とても豪華になっていましたが

昔の趣のある姿が懐かしくちょっと残念

長い月日を思い知らされた旅でした

 
帰り際に有名なおせんべい屋さんへ

ちょっとしたテーマパークになっていてビックリ

昔はこんなの無かったわぁ


って事で

いろいろとあった夏となりました



 

2回目の月命日

2016-08-02 16:47:16 | 日記

今日でリーラさんが亡くなって早2か月

2回目の月命日です

1回目の日

息を引き取った午後をどう過ごそうか・・・と悩んでいたら


ポルカちゃんのママさまが訪ねてくださったんですよ

リーラさんご贔屓のお店から

大好物だったポテトケーキをお供えにと

私はダイエット中だったので(今もですが)

リーラさんには申し訳ないと思いつつ

お花しか用意していなかったので

リーラさんはホッとしてうれしかったでしょうね

重苦しい午後を話し相手になっていただき

とてもありがたかったです

 
で、2回目の今日は?と言えば

ほれ、この通りにちゃんとケーキとお花

後でママと一緒に頂きましょうね

 
玄関のお飾りにはヒマワリとユリ

ヒマワリはあまり日持ちがしないのですが

今日は大量に入荷していて新鮮でしたし

♂が大好きな花なのでコレに決めました

ちなみに、リーラさんはローズマリーが好きです


ふと思い立って

赤ちゃんの頃の姿が見たくなり

ページを開いてみました

 
リーラさんが生後1か月の時に記念にと

リーラさんの実家から送られてきた写真

ちんちくりんですねぇ

これが美しいボルゾイになるなんて

知らない人には想像がつかないでしょうねぇ

 
生みの母のキラさまです

美しいですねぇ

こうして改めて見てみると

1つ年下の妹のベルちゃんの方がママに似ています

 
右から2番目で左から3番目の

兄弟につぶされながらも

必死でおっぱいに食らいついているのが

ちびすけのリーラさん

いや~~かわいいなぁ

 
首輪の練習にと

このヒモを首に巻き付けた時の事です

それまで何をするにも自由にされていたのに

いきなり身体を締め付けるモノを

それも大事な急所である首に巻かれたものだから

カンカンに怒り狂ったリーラさん

「ウガーッ!」と唸って

飛びかかってきたのです

すかさず両手で受け止め

床に仰向けに張り倒した私は

そのまま馬乗りになり

リーラさんの喉にガブリと噛みついてやりました

「ひ~っ」とひと泣き

   
ちょうどこの頃は

うちに慣れ親しんできたところで

さんざん甘やかされ調子に乗り始めでもあり

反抗期?と言うか

どこまで行けるか?って

家族を試し始めでもあり

歯も痒くて疼いて

甘噛みがハンパなく激しかった頃でもあり

この飛びかかり事件以来

容赦なく『噛んだら噛み返す』をしてやったら

私には逆らわなくなりました

躾らしい躾ってほとんどした事がないのですが

しいて言えば『噛んでやるぞ!』と

徹底した散歩時の付いて歩く練習ぐらい

いたずらもせず物わかりのいい

本当に手のかからないいい子でした

 
私からちょっとでも離れると「ぴ~ぴ~」泣くので

抱っこしては足元に下し

また抱っこしては足元に下しを繰り返しながら

家事をしたものでした

 
寝る時は私のお腹の上

食べる時、遊ぶ時、トイレの時は

私の身体から降りてはまた上がり

さんざん疲れ切るまで遊んであげると

また私によじ登っては眠るの繰り返し

 
噛んで壊してもいいもの

たとえば木の枝

味の染みたかまぼこの板

リサイクルショップの100円のぬいぐるみ

チャックの壊れた洗濯ネット

    
それらを使って

リーラさんが気のすむまで疲れ切るまで

とことん遊んであげたので

たぶん、他にいたずらをする気力が失せてしまったのでしょう

♀のスリッパの片方と

同じく♀のパンプスの片方をカジカジした以外

いたずらをされた記憶がありません

おとなしいリーラさんの

そこそこやんちゃな思い出です

    
古くなったボディーブラシで遊ぶリーラさん

この頃はいわゆる『おもちゃ』よりも

身近なものを『破壊するおもちゃ』として

あげた方が喜んで遊びました

これは幼い頃の♀と♂も同じで

よく殿が手作りして与えていましたっけ

人間もワンコもたいして違いはないものなんですね

    
懐かし赤ちゃん時代のリーラさんでした


ふりふりお尻

2016-07-31 13:31:57 | 日記

ご無沙汰しておりました

前回ここに書いてからそのまま

書くだけ書くと

改めて見るのが辛くなり・・ついつい・・・

放りっぱなしにしていたら

コメントを書いてくださった方がいらして

大変失礼をしてしまいました

グレースちゃんの飼い主さま

拙いこのブログを見てくださっていたのですね

暖かいお心遣いをいただき恐縮です

遅くなってしまいましたが

ありがとうございました
 
    
その後の私ですが

身体が弱ったリーラさんに寄り添って

ほぼ1年余りをほとんど引きこもり状態でいたため

しかも急速に筋力が衰える年齢でもあり

すっかり全身の筋力が衰え

それに伴い体重は増えるわ

ストレスもあって血圧は上がるわ、で

リーラさんと同じように全身がガタガタ

 
そこで、あれこれ後始末を終えると

早速肉体改造

朝起きるとストレッチを30分

買いだめをしないよう毎日買い物に出て

読書をする時もイスに座って

なるべくベッドに転がらないよう心がけ

夕方は水路脇の遊歩道を1時間半ウォーキング

ところがところがこのウォーキング

始めの1週間は順調でしたが

2週目に入ると

それまで引きこもりの添い寝のほぼ寝た切りだったため

すっかり鈍った身体に急激な負担だったようで

股関節やヒザに悲鳴が上がり

痛くて歩けなくなってしまったのです

これでは余計に身体を壊します

徐々に慣らしていくために

水路の端から端を1周して完歩するのは先にして

今日は右回り、明日は左周りと

まずは1日半周ずつする事に

以前なら平気で何時間でも歩いていたのに

その半周でも息が上がるし足も痛くなるし

身体の衰えって怖いですね

今月7月に入ったあたりから

ようやく1周出来るようになり

月末の昨日は5分ほどタイムが縮まりました

 
毎日水路べりを歩いて水路フリークの仲間入りをすると

いろいろな風景に出会えます

まずは水路そのものの風景

空と緑と水面をそよぐ風

時折魚が水面から飛び跳ね

カモやカメが泳ぎます

人間たちは?というと

子供たちはカニ採りに興じ

おじさんたちは釣り糸を垂れ

ジョギングをする人

私のようにウォーキングをする人

ワンコの散歩をする人

ベンチで井戸端会議をするご年配

中には毎日必ず同じベンチに集合し

コンビニのつまみで缶ビールをチビチビ

夕涼みをするおじさん2人組

かなりな人出でにぎわう水辺は

なかなか興味が尽きません

   
そんな中やはり目を引くのが

ワンコ連れのお散歩姿

初めの頃は「何で私だけがひとりなの?」と

目を背けていましたが

だんだん微笑ましく懐かしく

眺める事が出来るようになり

リーラさんとの思い出が

次々と浮かんでは消え

いつの間にか一緒に歩いているような気になったり

すぐ目の前をふわふわと

真っ白い可愛いお尻をふりふり

私を先導して歩いているような気がしたり

歩く事が楽しくなってくるように・・・

 
つい一昨日の事

いつものようにもくもくと歩いていると

すぐ目の前に小さなお尻がふりふり

あっ!と目をあげると

年配の男性が連れたサマーカットのポメ

背の高いお父さんの歩調に合わせようと

ちょこちょこちょこちょこ懸命に

お尻をふりふり歩いていたのです

ふっ・・・と笑いがこみ上げてきて

可愛いなぁ・・・と

これがリーラさんのお尻だったらなぁ・・・と

 
すると、その晩の夢にリーラさん

舞台はどうやら海の公園のような感じ

小学校の同窓メンバーが

小学生ではなくて、なぜか?

今現在のおじさんおばさん姿で

小花の咲く原っぱで陣地取りの遊び中

当然私も今のおばさん姿で

しかも♀と♂とリーラさん連れ

伏せては動き、伏せては動き

夢の中を動き回ります

ふと、リーラさんを介助せずにいた事を思い出し

「リリちゃん」と声をかけると

フラッとしながらも自力で立ち上がり

やはりフラフラと付いてきます

その後どんな夢だったかは覚えていないのですが

何だか痩せた感じで・・・

前回の夢も今回の夢も

フラフラと弱弱しい印象で

正に幽霊的

いいんですけどね

どんな姿でも姿を見せてくれたらうれしい!

また会いに来てね

    
ずっと外出できないでいたので

あれから

ちょこちょこ外出していますが

先日は『マツコの世界』で取り上げられた

江戸風鈴が懐かしくて

工房まで訪ねまして金魚をゲット

窓を閉め切った室内なので

「チリチリ」とした風情ある音色は聞けませんが

可愛い姿に癒されているところです

 

夢で逢いましょう

2016-07-06 15:58:02 | 日記

しばらく写真を見る事ができなくて

最後の2週間の写真がメジカメに入ったまま

放って置いたのですが

せめてPCに取り込んでおこうかと

操作したのはいいのですが

お棺の中のリーラさんを見た途端

また辛くなってそのままになっていました

実は昨日の明け方

亡くなって以来初めて

夢の中にリーラさんがやってきてくれたのです

2人がいつも寝ていたベッドのお布団がこんもりとしていて

「あれ?」っと思って掛布団をめくると

そこにはリーラさんが・・・

いつもは布団の上にデーン!と乗って寝ているのに

人間のように掛布団に包まって当然のように寝ていたのです

「なーんだ、リリちゃん」

あまりに普通な感じに

居なくなってしまったのがウソのようで

またいつもの生活が戻った気がしました

すると起きようとするので

「危ない!」と手を添えようとすると

フラフラしながらも自力で起き上がり

やはりフラフラしながら歩き出します

介助ベストも着ていないし

足には装具も着けていない姿

ただ足先が微妙にクニャクニャしていて怪しい足運び

で、廊下を行くリーラさんについて行くと

♂の部屋があるはずの辺りに

なぜか?マンジョン住まいで家には無い階段があり

リーラさんが昇り始めます

「危ない!」と押し止めては下しますが

すぐまた登ろうとするのです

何回もそれを繰り返すので

リーラさんを抱き上げると・・・

いやいや、これがまた夢の奇妙なところでして

今まで赤ちゃんの時以外重くて抱っこできなかったのに

何とも空気のように軽くて

ササッと抱き上げたままリビングへ

すると、これまた奇妙な夢の現象で

そこにはさっきまで居なかった

ジョコーソ君のママさまとお姉さまがいたのです

で、なにやらお話しをしている内に

ふと、このおかしな現象に気が付き

「リーラって死んだんだよね?」って私が言葉にすると

いつの間にかリーラさんが居なくなっていました

リーラさんが布団で寝ていた事

階段を上がろうとした事

私の否定的な言葉で姿を消した事

何だか表情の乏しい覇気の無いお顔

変にフラフラとゾンビのような歩き方

そんな夢を思い返していたら

最後の様子を書きたくなって

昨日のブログとした次第です

 
12歳と7か月で逝ったリーラさん

この1年は長く辛い養生の日々で

特にこの半年は耐えがたい痛みの連続で

お外と言えば何とか行けたトイレだけ

それも済ますと直ぐに家に戻っていましたが

最後の2か月ほどは

時折↑のように

10分~15分と、しばしその場にたたずみ

周りを見回しながら

クンクンと空気の匂いを嗅ぎながら

外の気配を楽しんでいましたっけ

自分の世界だった場所を確認しているような

見収めているような気がして

切ない思いがしたものです

 
ギブスの中の足もボロボロで

いつどこの皮膚が破れてもおかしくない状況で

さぞ痛かったろうと思います

 
もうテーピングの重ね張りで

↑のようなありさまで

どんどん衰えて行くばかりの筋力

どんどん細くなっていく足に

まったく追いつけなくて

だんだんギブスも合わなくなってきていました

 
これ↑はもしもの時のお役立ち情報ですが・・・

以前からレッツさんの伊藤先生からお伺いしていた方法で

可愛い我が子が亡くなった時

すぐさま胸やお腹などの内臓部に

保冷材やドライアイスを当てるのはもちろんですが

身体全体を保温保冷効果のあるアルミ

災害時に使うアルミシートで包むと効果的

幸い以前から避難用として用意してあり

ドライアイスも最寄りの駅近くに

取り扱いの会社があったので助かりました

 
花々に囲まれたリーラさん

葬儀社の方々の手で胸から下は花で埋もれ

お顔周りは家族の手で飾れるよう空けてありまして

家から持参したお花できれいに飾り付け

「何だか美的センスを問われるわね」って

「美しくしてよね」って

後でリーラさんにとがめられないようにしないとねって

ジョコ君のお姉さまと♀とで笑いながら飾りつけました

 
「最後に一緒に写真を撮ったら?」ってお姉さまに提案され

「え~~~~」

「だって泣きはらしてボロボロのこんな顔でぇ~?」って

それでも「これが最後」と♀と交代で

泣き笑いでリーラさんと最後の写真を撮りました

2人ともえらいブスに撮れていましたが

お姉さまのお言葉で良い記念となりました

   
最愛の殿が亡くなった後

私の良き相棒となり

私を支え寄り添ってくれていたリーラさん

本当に本当にいい子でした

映画のように物語のように

こんなに意思の疎通が出来るワンコに出会えるなんて

夢のワンコが夢のような日々をくれました

寂しくて寂しくて

やるせないけれど

リーラさんのお蔭で楽しんだ日々

リーラさんのお蔭で出会えた人々

感謝感謝の気持ちを胸に

そこかしこにリーラさんの面影を感じながら過ごしています

ありがとう

ただただありがとう

   

 

虹の橋へ・・・

2016-07-05 16:17:19 | 日記

先月の6月2日木曜日

午後1時20分

リーラさんは虹の橋を渡って

お空で待つ殿の元へ旅立って行きました

 

それまでいろいろありましたが

それでも何とかまぁまぁ過ごしていましたが

5月最後の週末の朝

前日の夜に食べたご飯を

未消化のそのままの状態のものを寝たまま吐き

次にはいきなり酷い下痢が続き

あまりに酷い下痢のために

車イスごとお風呂場で洗う事2回

 

いつも病院で処方される下痢止めでは効かず

別に処方されたお薬でやっと止まったものの

水を飲む事も

ましてや食べる事も叶わず


すっかり体力を消耗してしまい

いくら♂と2人で介助してもベッドに上がれず

前足を上げる事さえ叶わなくなり

ベッドからマットを下して床に設置し

そこに寝かせる事になりました

 

その床置きマットにも1人では上がれず

介助してようやく横になるほど

完全に体力を消耗

今まではどんな状態になっても

絶対がんばって水飲み場でしか飲まなかった水も

意地も何も無くなり

ほんの少しシリンジから含むほどになり

 

寝返りの気力も無くぐったり虫の息で

今にも逝ってしまいそうだったのですが


駆けつけてくれた♀の

「お水よりは経口補水液のOS-1がいい」

そのアドバイスで少しずつ含ませると


徐々に意識がハッキリとしてきまして

12時間ぶりのトイレにも

みんなに手伝ってもらって

更に驚いた事にリーラさん自身も頑張って

お外まで行ってできたのです

 

これでひと安心と一端♀は帰宅し

火曜日の朝には

体調を崩して以来のチーズご飯を少し食べ

レッツさんの伊藤先生の日でもあったので

週末週明けの激動の疲れを癒していただき

これで回復するものと思っていたのです

 

ところがその翌朝の水曜日

何とかお外でトイレをすませた後

ベッドに入ってからの様子が・・・

まず上半身が少し上がるだけで

下半身が全く動かせないような感じで

しかも足腰の位置が微妙に変

 
そしてしきりにチューをしたがり

それもチューを始めると

延々と15分も20分も30分も続けるのです

疲れ切っては意識が無くなり

またフッと目覚めては「ママ、チューして」

何が不安なのか?

何を訴えたいのか?

それを何度も何度も午前中いっぱい繰り返し

やっと午後は静かに寝入ってくれたのです

 

この日はほとんど水を飲まず

ご飯もまったく受け付けず

夕方の5時には何とかお外にちっちに行き

そして最後のトイレと夜の8時半にトイレと思ったら

完全に身体に力が入らず

立ち上がれなくなりました

前足も後ろ足もぐったりダランで

目にも力が無く

ああ、これが昼間の違和感の結果だ、と

リーラさんが何を訴えていたのか、と

ついに来るものが来たのだとわかりました

 

        ↑食べようとして食べられなかった月曜の夜ご飯
            鼻でふんふんつついて終わりました

病院の先生に処置の依頼の電話を入れ

♂と抱き合って泣き

♀夫婦に連絡を入れて来てもらい

リーラと見つめ合ってひと晩明かしました

翌朝は婿と♂には仕事があるので

それぞれがそれぞれにお別れ

♂はしばらくリーラを抱きしめて出て行きました

驚いた事に

まったく身動きが叶わなかったリーラさんが

先生が来る予定の1時間前に

前日から19時間ぶりに「ちっこがしたい」と

上半身を少し起こしたので

♀と2人がかりで抱え上げ

「どこでもおパンツの中にしてもいいのよ」と言ったのに

「ベッドじゃいや」「リビングもいや」「玄関もいや」「玄関前もいや」

♀と私に支えられながら共用通路で何とかちぃ

おむつを取り替えられてやっとベッドにへたり込むと

もう息も絶え絶えで動けなくなりました

そして先生が訪れまして

♀と私に抱かれながら旅立ちました

最後の最後まで

きれいに、潔く、凛として、美しく

 
そして翌日の3日の金曜日

世田谷のお寺にて荼毘にふされ

ご一緒してくださったジョコーソ君のお姉さまと

ポルカちゃんのパパさまママさまにも

お骨を拾っていただきました

帰り道ではポルカパパさまが

いつも遊んだ公園やケーキ屋さんや病院など

思い出深い道を流してくださり

花々に埋もれた美しいリーラさんの姿と共に

暖かい穏やかな葬儀となりました


病んで病んで

ほんの少ししか残らなかったリーラさんのお骨

やっと安らかになれた事でしょう


直ぐに駆けつけてリーラさんの姿を

きれいに整えてくださったジョコ君のお姉さまとママさま

あれこれ気づかいをしてくださった

ポルカちゃんのパパさまママさま

リーラさんの介助に寄り添ってくださった

レッツさんの三浦先生と伊藤先生

遠くから心配してくださった

姉妹犬のベルちゃんママさま

甥っ子君のマーチ君のママさま

皆様に見守られ愛されたリーラさんは

本当に幸せものでした

きっと直ぐに迎えに来た殿と

今頃は8年ぶりの再会に大喜びして

楽しく過ごしている事でしょう


いつの日か

私がお空に昇る日が来た時は

忘れずに2人で迎えに来てよ

また3人でいっぱい遊ぼうね

それまで待っていてね

たまには2人で会いに来て

大好きな大好きな

大切な大切な

私の夢の犬

いとしい、いとしい私のリーラ