眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

明日、東京駅で~6月23日

2008年06月29日 | 八海さん
6月22日、この日彼女から連絡はなかった
「天然説」の可能性があるとはいえ、それは憶測の域を出ない。
彼女が反応する対象は、Nさんに転送したもらったメールになる。
土、日と返信がなく、2日間経過するに連れて「やっぱりダメか」という感じがしてきた。

昨年12月以降、彼女とやり取りするようになって一番辛かったのは「想いの行き場がない」シチュエーションが多いことだった。
一方的に惚れている「だけ」だから、彼女に、こちらの想いをくみ取って欲しいなどとは言えない(結果的にそういう態度が前面に出過ぎたところが敗因なんだけど)。
2月の「落ち着いた頃に飲みに行きましょー」の約束。いつか果たされると信じてきたから心が折れなかった。が、彼女に約束を果たす意思はなかったように思えた。
5月の「やっぱり会う時間を作りましょう。また連絡します」の一言。これを見たとき、彼女はマザーテレサ並みの大きい心の持ち主だと思って、こちらは待ちに徹することが出来た。でも連絡先変更。
Nさんに転送してもらったメール。Nさんに頼むこと自体、私にとっては屈辱的なことだったが、それでも連絡を取りたかった。しかし2日間反応なし。

Fくんが言ったように、私をそれなりに認めている部分があるならば、即反応してくれてもいいと思った。
即反応してくれて、それが「トドメを刺す」内容だとしても、トドメを刺してくれるならば、「想い」が自分の周囲に漂っていることはない
「投げられた想い」は、「飛んで行く」か「墜落する」方がさっぱりする。
「相手を傷つけないように」などと言う人がいるが、私に言わせればそれはあり得ない。本気ならば、どうやって断っても傷つくから。
ダメージが残らないようにと相手を思いやるならば、それは「想いの行き場」がなくなるようなシチュエーションを作らない/残さないことだと思う。
実際に、終わった今考えると、彼女の器が大きいとか、マザーテレサ並みとか、それは私が勝手に作り上げたものだった。

6月23日会社の昼休み。これで終りにしようと思った
「お疲れ様です」
「何度もすいません。2つだけ言わせて下さいm(_ _)m」
「いろいろやり取りしていて、苦しんだと思う。ゴメン」
「もしゲレンデではち合わせしたら、その時は笑顔でお願いします」
「それでは(^-^)/~」
これに1分と間を置かずメール受信したら、PostError→アドレス再変更→拒否の意思表示。
それならそれで、すっきりする。
返信がなければ、赤の他人さんに届いたのだろう。返信しないで欲しいと思った。

1分ちょっと経過したころ、メール受信。
PostErrorにしては遅い。見るとドメインを変えたメアドからだった。
「あわわ、返事遅くなりましてごめんなさい」
「今、メール打っていたところです。明日19時頃どうですか?」
「東京駅でお茶しましょう」
「!」
即レスする。
「ホントに八海さん?」
「適当にドメインだけ変えて送ったメールだったんだけど」
「明日19時東京駅で了解です。八重洲中央口改札前でいいですか?」
八重洲中央口改札は、私が東京駅で迷わず行ける出口。
2月のスノボの待ち合わせ場所。迷うわけがない。
数分後、メール受信。
「ビンゴです。てっきりNちゃんから聞き出したのかと思いました・・・」
「すごいカンですね~」
「では明日」

止まっていた時計が動き出した。
と、同時に胸がバクバクしてきて、過呼吸気味になった。
音楽ケータイで「君Station」をかけ、ボリュームをMAX近くにする。そして、握りこぶしを作って、意識が飛ばないようにした。
嬉しいのと、どーしようという感情がまぜこぜになっていた。

会社の夕方休み、あることに気付く。
「火曜日は、教育受講の日じゃなかったっけ?」
「私は何時でもいいので、そちらを優先して下さい」
「教育は、先月無事修了しましたよ(^^)v」
これに対して、修了おめでとうのようなメールを入れる。
結局、この日は4往復。
すごく不思議な感じ。自然に話せているし、自然に話してくる・・・つーか、妙に明るい

彼氏が出来たのだろうか?安定したから、明るいのか?
彼氏じゃなくても、明日は付き添いがいる可能性の方が高そうだ。
彼氏???Nさん???
まさか、後輩のYじゃないよな。それが一番ダメージが残る。
いざ、逢えるとなると、人間いろいろなことを考えるもんだ。
いっそのこと仕事に集中して、すっぽかそうかとかも考えたりした。
恋愛をしたいはずなのに、実は、波風の立たないニュートラルな生活を求めているのかもしれない。

帰宅時、「ラヴ・パレード」と「君Station」を繰り返し聴き、想いに没頭した
「Ah今汽笛が鳴り、僕らは願う、明日へと続く線路の上で」
「変わり行く景色に、吐息を吹きかけて、指先に書いたのは、希望の二文字」
大事なのは、周りと状況じゃなく、自分の気持ちだと自分に言い聞かせた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿