ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<航空管制事故>韓国機無許可で離陸 (福岡)

2008年02月23日 01時58分14秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 危険事故多発世紀 航空機事故 管制官 コミュニケーション
(ネタ記事) コンピュータ依存症候群 グローバル化

福岡 旅客機勘違い無許可離陸 (NHK) 2月22日 23時20分
【記事抜粋】 22日正午すぎ、福岡空港で韓国のアシアナ航空の旅客機が管制官の許可を受けずに離陸するトラブルがありました。 ◆ 国土交通省ではアシアナ機が別のヘリコプターに対する離陸許可を自分への許可と勘違いしたとみて調べています。
■ 22日午後0時12分ごろ、福岡空港で韓国のインチョン行きのアシアナ航空131便、エアバスA330型機が管制官の許可を受けていないのに離陸に向けた滑走を始めました。 ◆ 当時、滑走路上に別の旅客機などはいなかったため管制官はそのままアシアナ機を離陸させました。
■ 国土交通省によりますと、アシアナ機が滑走を始める直前に、管制官が誘導路に待機していた別のヘリコプターへの離陸許可を出していたということで、アシアナ機のパイロットがこれを自分に対する離陸許可と勘違いしたとみられています。 ◇ こうしたミスを防ぐためパイロットは管制官の指示を復唱することになっていますが、当時、無線が混信し、管制官はパイロットの復唱を確認できていませんでした。 ◆ 国土交通省では今後、アシアナ機のパイロットからも事情を聞いて当時の状況を調べることにしています。
■ 空港の管制をめぐっては今月16日、新千歳空港で日本航空の旅客機が別の旅客機が滑走路にいるのに無許可で離陸しようとしたトラブルがあったばかりです。
[記事全文]

<パイロット不足の陰に..>
先日の千歳で起きた事故同様に 勘違いによる 無許可離陸が発生した。

昨年(2007年)6月、 NHKのクローズアップ現代で 「パイロットが足りない(抜粋)」 が放送されていたから 便数の増加に加え パイロットや管制官ともに 人材不足(経験不足)が理由なのだろう。

勘違いによる無許可離陸の防止は パイロット(航空機)側で対処すべき事だが、 昔と違って 機関士が担っていた仕事も 機械化された計器等で パイロットが管理しなくてはならなくなっている。
人材不足に加え、新人訓練でも 同時に身につけるべき内容が多くなっているのだ。

勤務を終えたプライベートな時間に、 小型機(セスナ等)でも 操縦する機会があれば 飛行訓練にもなるが、 最初から自動化された大型飛行機の操縦に慣れたパイロットには セスナはキツイかと思う。 (コンピュータの世界同様に 大は小を兼ねない のだ)

人材不足を説明するとき 団塊の大量退職 が取りざたされるが、 すでに第一線から退いている世代が大量退職したとて なんの言い訳になろうか?
自動化されていなかった時の経験こそが 深い理解と確かな技術を 支えていたのだから..。

この状況では遠からず 大惨事 は起こるべくして 起こるに違いなさそうだ。

記録する。


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