2013年6月1日
高山(こうざん)を登ったわけではありません。w
6月1日に中禅寺湖と戦場ヶ原の間に位置する高山(たかやま)という山に登りシャクナゲやツツジ、その他もろもろ予期していなかった楽しい美しいものをたくさん見せていただきました。
以前にも書きましたが、ツアーは竜頭の滝 滝上駐車場から出発し、高山~熊窪~千手ガ浜~モーターボートで中禅寺帰着、の内容。 案内をしてくださったのはまいど御馴染小西ホテルの安倍さんです。
私としては高山に登るのは初めての経験で、ツツジやシャクナゲがきれいらしいという話は聞いていたものの、今年はトウゴクミツバツツジの花付きが悪く、しかもすでに終わってしまったという話もあり、正直登りがきついだけで何もなかったらイヤだなぁ。。。という気持ちがありました。
けど来年以降「高山でシャクナゲの当たり年!」とか言われたら迅速に行動したいし、自分に登れるような山なのかちゃんと見ておきたかったし興味もあったし。
しかもそこはほれ、安倍さんのツアーですから。 仮に何もなくても何かネタを掘り起こしておいてくれるでしょ?w いやいや。 ちゃんとあちこち下見に行って、高山に決めてくださいました。 ありがたいことです。
上の写真はシャクナゲです。 シャクナゲも今年は花が少ない、と聞いていました。 そして私はあまりシャクナゲに興味がなかったのですね。 どう撮ってもうまくいかない。。。すると安倍さんが「この辺からこう見てこう撮って。。。」と教えて下さり。 結局のところこの写真が一番高山のシャクナゲらしく撮れている。 うぅむ。 そんなもんさ。。。
気を取り直して、ツアー行ってみよ~っ!
photos by 山狸妻殿
左写真、竜頭の滝上の橋からです。 ここに登り口があったのですね。 正面に見えるのが高山山頂? 良くわかりませんがそちらの方向に登ってゆくことは間違えありません。 そしてこの新緑の美しさ!! テンション上がります!
歩き始めてほどなくして写真。 このペースが非常に助かります。w しかしこのパーティー、がっつり登り部分ではスピードアップする特徴がある気がします。w いや、私が遅いだけなんだけど。(;´д`)
けれどこの柔らかい新緑に包まれるようにして歩いてゆく山道。 ほんとうに気持ち良いの。
ユモトマムシグサ
歩いているとなんと羽化したばかりのエゾハルゼミが! w(°0°)w
昨年はエゾハルゼミの声はたくさん聞いたのですが、結局その姿を見ることはありませんでした。 今年はようやく会えた~。 うれしぃ~!!
東京は梅雨に入り蒸し暑い日もありますが、それでもセミの声と言えば夏です。 それがこの涼しい奥日光に来て新緑の中で聞くエゾハルゼミの声って、なんだか本当に不思議なのですよ。 それも降るようにずっと聞こえているんですよ。 「うるさい。」と言う人もいますが、私は大好き。w
なぜか地面に不時着している一匹を発見。 やっぱり色が濃いですねぇ。 飴いろのお腹を光にかざすと透けて見えてしまいます。 これはオスのセミの特徴なのだそうです。
手乗りセミ。w この後遠く遠くへ飛んで行きました。
頭上のズミの花を撮ったりしながらまたズンズンと登ってゆきます。
そんなに急坂に見えないかもしれませんが、結構登る所もあるんですよ。 登るだけ登ったらあとは平坦な尾根かなぁ、と思っていたのですけれど、やっぱり登ったり下ったりは続きますよね。w
ルイヨウボタン
セントウソウ
殻を頭に載せたブナの芽や殻が取れてピュンと伸びたこの葉先。 あ~、癒されるわ~。(*´д`*)
なんてペースで進んでゆくと高山下山するのに二泊三日くらいかかりそうな。w
ブログもいつまでかかるのか、というこんな調子なのにまた週明け行ってこようかなぁ、と。
とりあえず土、日、しっかり仕事しよ~っと。w
カッコウやホトトギスも鳴いていましたが、そちらではどうでしたか。
カッコウは高原でしか聞かれないと思っていたのでびっくりしました。以前聞いたのは、別府の近くの城島高原でのことでした。
草原の草花はいいですね。ゆっくり探しながら歩くと、意外と歩けるものですよね。でも一人だと、ふと気がつくと意外と遠くは来てしまっていて、驚くことがあります。
地図とコンパスはお持ちでしょうか?
案内の方がいる段階で見方を習っておくといいですよ。
すでに実施中なら、ごめんなさい。
カッコウ、ホトトギス、聞きました!!
ガイドの安倍さんが探して下さって、カッコウはフィールドスコープで姿も見ました。
ホトトギスは本当に近くで聞こえるのに姿を見ることはできませんでした。
もう若葉がたくさん茂っていますからね。
実はカッコーはうちの近くでも鳴きますよ。w
ものすごく響く抜けるような声で驚きます。
地図、コンパスはリュックには入っています。
入って。。。w
ツアーの時はガイドさんにまかせっきりで
道や方角を気にせず歩くのが良くないですね。
っていうか、気に出来ないのよ、きつくて。w
冬の雪の中で方角を見失うような場所に行く時や、
夏でももっと奥地に行くときはガイドの安倍さんが
地図の読み方、コンパスの使い方など、教えてくれます。
今回はお花を見ることを主体としたツアーだったので、
地図は使いませんでした。
私たちが花の写真を撮ることで相当時間をかけていましたから、
これに地図の読み方講習が入ったら、それこそ2泊3日の旅になってしまいます。w
一人でも歩けるように地図の読み方を教えてください、という内容をお願いすれば
きちんと教えてくださいます。
けど私、特別料金を払わないとダメなくらい等高線の地図はダメだわ。。。w
けど、これは時間をかけてでもわかるようにしないと、
とは思っています。
わたし、ちょっと前は花でも何でも、自分の目に入ったものだけ撮れれば
それで満足だったのですけど、最近はいろいろなサイトなど見て、
クエスト感覚でお花を探したりしていますね。w
ちょっとはまりますよ、これ。w