Rubber Soul

だんだん身についてきた田舎暮し。草津、小諸に出没する田舎のおばさんになりきってきた。

見あげれば

2011-03-23 19:47:17 | 草津四季
再開されたマンションの風呂がまた休止になりました
重油が充分供給されないのと、いつ重油が来るのか未定とのこと
管理会社の言い分だけ聞いているとだんだん腹が立ってきます

しかたないので今日もみんなで【大滝の湯】へ

夜は停電です
ふと空を見ると今まで草津で見たことのないような星空
素晴らしい満天の星です
いつもは町の灯りで見えなかったんだね
星に願いを・・・・

寒空の中、外に飛び出してずっと上を見上げていました

どう言う訳か高崎と長野原を結ぶ吾妻線が地震の後ずっと不通です
観光客が草津まで来れるはずはありません
バスだけが頼りですけど

相変わらず人のいない湯畑



いつもお茶する喫茶店もお客はわたしだけ



ここの旅館は閉めたままです
看板猫が元気に鳴いていました


閑散とした観光地

2011-03-20 19:57:49 | 草津四季
草津町でも福島原発から避難してきた人を受け入れています

何しろホテルや旅館はキャンセル続きで、湯畑もこの3連休なのに閑散としています

全く宿泊者のない日もある旅館です、少しでも暖かく過ごしていただこうと避難してきた方々1500人を受け入れるという話でした

ペット同伴可のホテルもあるそうで、放射能の危険のあるところにペットを残しておく辛さを思うと少しだけほっとしますが、殆どの方が残してきたのでしょう

ペット達のことを考えたら泣けてきてしまいます

避難されてきた方々にはせめて温泉に浸かって少しでも気持ちをやわらげていただきたいです






停電なう

2011-03-18 20:15:40 | Weblog
夜暗くなってからの停電は初めてです
準備しておいた電池での灯りと懐中電灯で充分明るさは確保できます
ろうそくの明かりが一番温かさを感じます
あらかじめ用意しておいた夕食を済ませ、わずかな灯火の下、ラジオとワンセグで静けさを避けています
音楽もない静寂は怖い
草津のマンションでは遂に大浴場に入れなくなり、各部屋の浴室を使用するよう知らせがありました
が~部屋の浴室は物置化している部屋も多く、実際には使用不能なのです
マンション温泉ダメでも草津にはたくさんの天然温泉があります
こんな時こそ街湯です
マンションには雪道を歩けない高齢の方も多くいます
で、今日は皆さん声掛け合って車で町にある温泉施設でゆっくり過ごしました

被災地の方々のことを思ったら申し訳ないくらいの贅沢です
被災を免れた人にしてみれば今自分ができる助けをすればいいのです
それも今時点だけでなく継続的にです

多くのスーパーで品が無くなってしまうような買い溜めはやめて、あるものでしのぐこと。買い溜めを見ると情けなくなります
東京よりここの方が人口が少ない分品は豊かです。もちろんガソリンも充分ではないと思いますが並ぶことはありません

義援金を送ること

日本中が今助け合いの大切さを感じていますよね
この心、喉元過ぎても忘れないようにしたいものです

石川県に住む息子一家が3月末に名古屋市に転勤が決まりました
静岡から石川に転勤になったのは能登地震直後でした
何だか地震の後には転勤あり!みたい
息子嫁さんは早速紙オムツと粉ミルクを救援物資として送ったそうで、できることをすぐに実行できることをとても嬉しく思いました
早く暖かい日が続きますように

惨事

2011-03-12 20:44:42 | Weblog
草津でもなが~く揺れた
うちは3階。12階の人は揺れの凄さを興奮して語っていた
昨日と今日早朝。
今朝4時前の揺れで飛び起きてからは
余震もあったりで、眠れなかった
心臓の鼓動までも揺れに感じてしまうくらい
敏感になる

草津で経験する二度目の地震
一度目は中越地震の時でこの時も結構揺れた
白根山はかなり古い火山で、年取っていればいるほど
地盤はしっかりしている!ということを聞いたことがある
だからここは地震の揺れがあまりない
が、揺れた

それより生々しい津波の映像
さっきまで生活していた家々や田畑を
一気にあっと言う間に飲み込んでしまう
猛々しく狂う波の恐ろしさ
地震から津波発生まで殆ど時間がないところは
どんなに気があせって走って行ったことだろう
以前ニュースで見たスマトラ沖地震で
この世のものとも思えない津波の映像が
今、まさに日本での惨状なのだった
命からがら助かった人々、よかった
孫っちのような子供が助かった!との情報に
思わず涙ぐんでしまう
死亡者の殆どが津波によるものらしいが
逃げる間も無く津波が襲ってきたのだろう

次から次へと惨事が続く
地球が怒ったみたいに荒れ狂う
わたしたち人間は地球というこの大地の一部を
お借りして生活している
地球をこれ以上壊すことないよう
謙虚に生きねばならぬ

4月下旬に岩手県宮古市を訪れるプランがあるのだが
甚大な被害を受けた東北の人々に
普通の生活ができるよう早く笑顔を取り戻してほしい