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Nこさんから貴重な情報をいただきました
Nこさんのコメントをそのまま転載します。
()内がNこさんのコメントになります。
(ニュースで東京都の水道水は乳児には飲ませないようにと流れた後に宮城県はなぜ流れないのか不安になり、仙台市水道局に電話してみたところ、宮城県では毎日測定してるそうです。水道水も今のところ問題ないと言われました。風向きが関係するのでしょうか。)
記事編集中にいただいたもので、この情報は後の方にも出てきます。
しかし、大事な情報なので、初めの部分にも転載しておきました
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mr_sentaさんから、貴重な追加情報をいただきました。
以下、()内がmr_sentaさんのコメント(2011-03-24 13:30:27)の転載部分になります。
(今日 (Nこ) 2011-03-23 22:34:50
「ニュースで東京都の水道水は乳児には飲ませないようにと流れた後に宮城県はなぜ流れないのか不安になり、仙台市水道局に電話してみたところ、宮城県では毎日測定してるそうです。水道水も今のところ問題ないと言われました。風向きが関係するのでしょうか。」と記述があり、私も水道局に問合せました。水道局で検査する項目は、あくまで水道局のホームページに記載している項目であり、放射性物質の放射能〔ベクレル〕などについては検査項目外とのことです。放射能の測定は県の担当になるとのことですが、市民のご心配も尤もなので県に働きかけたい旨の電話内容でした。)
ということでしたので、水道局が放射線関連の情報を持ちえていないようです。
ですが、田村先生の見解を含めて考えると、今仙台は安全な状態にあるという理解で良いかと思います。
もちろん、はっきりとした数値で示されない限り、完全に安心できる状態ではありませんが、今、東北大学が測定に向け準備を始めている所です。
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前回の水道水の記事のコメントで文科省の放射線関連のデータに関することが話題に上っています。ここでは、そのリンクを貼りつけてみなさんに提示し、今どの情報が一番ほしいか等、話を整理したいと思います。
また、前回の記事で、論拠に欠ける文章を書いてしまったことを陳謝します。
申し訳ありませんでした。
文科省が公表している情報を元に日本全国の水道の放射能値をグラフ化されたものを閲覧できたサイトへのリンクを貼ります。
●全国の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
●全国の水道の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/water/
●上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/23/1303954_0322_1.pdf
●全国の雨の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/ame/
この欄で、宮城の欄はすべて計測不能という表示になっていますが、今のところ二つの指標は、仙台市内近郊に限りますが、明らかであると考えています。
まず、空間線量率は東北大学理学部物理学科の田村先生が個人的に測定したデータで補完できます。
田村先生のサイト
http://lambda.phys.tohoku.ac.jp/
全国の雨の放射能濃度一覧に示されているデータは、定時降下物(雨・ちり)が降り注いだということになります。同じ指標をみるわけではないですが、田村先生の土壌の放射線量がおおよその目安になると思います。
.2011/03/16 13:00:00 積もった雪に接触させて測ると、0.50
.2011/03/17 12:55:00 屋外の濡れた土の上に接触させて測ると、0.73
.2011/03/17 15:05:00 屋外の濡れた土の上に接触させて測ると、0.7
.2011/03/17 18:30:00 屋外の雪が積もった土の上のに接触させて測ると、0.6
.2011/03/18 12:25:00 屋外の濡れた土の上に接触させて測ると、0.6
.2011/03/18 15:25:00 屋外の濡れた土の上に接触させて測ると、0.7
.2011/03/20 13:30:00 屋外の土の上に接触させて測ると、0.55
.2011/03/21 12:10:00 屋外の土の上に接触させて測ると、0.55
.2011/03/22 16:10:00 屋外の土の上に接触させて測ると、0.45
.2011/03/23 10:55:00 屋外の土の上に接触させて測ると、0.4
16日から23日までの土壌の放射線量から推測すると、17日まで放射性物質が堆積降下したため数値は上昇しています。しかし、それ以降は下降線を辿っています。少なくとも、放射性物質濃度が積もっていく量よりも、減る速度が速いということになるでしょう。予断を許さない状態ではありますが、このままの推移を示せば問題は無いと考えることができます。(田村先生の見解では、ヨウ素の半減期の推移が出ているのではないかということです)
東京で暫定規制値の三分の二の放射線量が出たというニュースが流れました。
暫定規制値という意味は「一年間ある放射能濃度の作物を平均的摂取量で摂取し続けた場合、5mSvを超えるときの値」となります。
今、出荷制限、摂取制限がかかっている野菜の、検出された一番高い放射能濃度をのものを食べ続けたとしても、10年前後食べ続けないとこの値にはならないので、健康に問題がないという見解を、東京工業大学の松本先生がある番組でおっしゃっていました。この意見に多くの専門家が同調しています。
無論、人間は一つのものだけを食べるわけではないので、さらに話は複雑になりますが、今、出荷制限、摂取制限をを守れば、人体に問題があるレベルに達するとは到底考えられません。(今規制が掛っているものを食べても人体に影響がある可能性は低いわけですから)
つまり、食べ物のという点も、皆さんが判断する目安は出ました。
そして、最後に残ったのが仙台の水道水の数値でしょう。
これ以外のファクターは、明らかな状況になり、判断の目安は明らかになりつつあります。しかし、この情報だけ、どの情報でも補完することはできません。
コメントからもわかりますが、国レベルの、自治体レベルでも公的機関への不信が広がっています。
「なぜ、公表しないのか。本当に測定不能なのか」
という感じに。
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Nこさんから貴重な情報をいただきました
Nこさんのコメントをそのまま転載します。
()内がNこさんのコメントになります。
(ニュースで東京都の水道水は乳児には飲ませないようにと流れた後に宮城県はなぜ流れないのか不安になり、仙台市水道局に電話してみたところ、宮城県では毎日測定してるそうです。水道水も今のところ問題ないと言われました。風向きが関係するのでしょうか。)
記事編集中にいただいたもので、この情報は後の方にも出てきます。
しかし、大事な情報なので、初めの部分にも転載しておきました
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mr_sentaさんから、貴重な追加情報をいただきました。
以下、()内がmr_sentaさんのコメント(2011-03-24 13:30:27)の転載部分になります。
(今日 (Nこ) 2011-03-23 22:34:50
「ニュースで東京都の水道水は乳児には飲ませないようにと流れた後に宮城県はなぜ流れないのか不安になり、仙台市水道局に電話してみたところ、宮城県では毎日測定してるそうです。水道水も今のところ問題ないと言われました。風向きが関係するのでしょうか。」と記述があり、私も水道局に問合せました。水道局で検査する項目は、あくまで水道局のホームページに記載している項目であり、放射性物質の放射能〔ベクレル〕などについては検査項目外とのことです。放射能の測定は県の担当になるとのことですが、市民のご心配も尤もなので県に働きかけたい旨の電話内容でした。)
ということでしたので、水道局が放射線関連の情報を持ちえていないということが実情のようです。
ですが、田村先生の見解を含めて考えると、今仙台は安全な状態にあるという理解で良いかと思います。
もちろん、はっきりとした数値で示されない限り、完全に安心できる状態ではありませんが、今、東北大学が測定に向け準備を始めている所です。
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このような状況を考えると、測定できてもそれを公表できない可能性が多分にあります。これは、機関同士の連係不足も要因でしょう。
復旧作業が膨大な数に上っていますし、自治体も被災を受けた中で、複数のリスク管理しなければならない宮城の現状を考えると、そのすべてを包括的に管理できるシステムを構築できていないでしょうし、迅速に対応できないことは十分にあり得ます。他の機関等に委託するといっても、その人員を他県から派遣するのは難しい状況にあることはみなさん理解していると思います。
もちろん、仙台の対応も非常に問題があります。そして、自治体の対応に問題があるなら、それに対して声を上げることは必要不可欠です。
みんな焦りがあると思います。
しかし、今の仙台の放射線環境を総合的に考えた場合、情報を待つ時間的な余裕は十分にあるのではないでしょうか。
無論、ずっと安全な状況が続くと確約されたわけではありません。
個人個人が、しっかりと物事の判断をしていかなければなりません。
不信感を募らせて、思考停止になっては絶対にいけません。
Nこさんやmr_sentaさんのように、冷静に判断して、「水道局の電話を調べる」→「電話をかけてみる」というステップを踏むだけで、情報が手に入ります。ほしい情報が手に入らないとしても、自分が判断できるような情報を手に入れることは出来ます。
私も、このブログで、皆さんの判断材料となるような情報を少しでも提供できるように頑張っていきます。