紫ノ森の平穏な日々

福島原発の事故以降、仙台の放射能情報をまとめています。

今日の仙台の様子(5月18日)

2011年05月18日 | 地震後の仙台の様子

平日の昼間からがっつりとした記事を書くのも久しぶりです。

会社と違い、大学の研究室は時間の使い方が割と自由です。
そこはアカデミックの良い所でもあり悪い所でもなのでしょう。




記事を書くといっても、最近、自宅と研究室の往復のみで非常に行動範囲が狭く、唯一の休みもぐったり眠って、気力があればショッピングなんて感じです。自分の世界の狭いこと狭いこと。そんなこんなで、取り上げるネタもあまりないです。






タンポポです。
散歩していると、白い物体がふわふわしているのをよく見ます。
今まで、私は気にも留めていなかったのですが、今年ほど綿帽子が飛んでいるのが目についたことはありませんでした。少しばかし成長し余裕を持てるようになって、視野が広くなったんでしょうか?



なんて・・・


今まで、東京にいて、綿帽子が飛んでいる風景をそうそう見れませんでした。
仙台に来て一番うれしかったことは、そういう何気ない自然の風景を見ることができるようになったことです。





なにせ、今年初めて杉から花粉が飛んでいる様子を肉眼で見たんですから。

花粉があんなに目に見えて飛ぶとは!

初めて知りました。


そういえば、綿帽子を見ていると、子供の頃「ケサランパサラン」を友達みんなで探しにいったことを思い出します。本当に子供の頃って何も考えていませんでした。ただ、「あるがままを楽しめていたなぁ。」なんて、いまごろになってしみじみ思います。






気になることが一つ。


写真で見てわかるように、町の至る所に傾きかけている電柱が散見されます。


電柱が地震前にどうなっていたかは覚えてないので何とも言えないのですが、「大丈夫かなぁ」と個人的に心配です。


倒れて人を巻き込んだ転倒事故、停電に伴う様々な障害。


色々と気をつけなければいけませんね。

今日の仙台の様子(4月13日)

2011年04月15日 | 地震後の仙台の様子


放射線の記事を書かずに、このような記事を書くのはどうかと思いましたが、羽休みも必要と感じ、この記事を書きます。

というより、私の趣味です。

良かったら、お付き合いください。







七日に起きた余震後、仙台駅で大量の水漏れがありました。

余震が起きた時、私は研究室から帰った直後でした。(23時半頃)
教授が研究室に残っていることがわかっていたので、すぐに研究室に戻りました。
仙台市内は停電でしたが、奇跡的に片平の研究室は停電していませんでした。
教授と顔を合わせて一安心。




ですが…


研究室の様子を確認して…

「はぁ」

とため息をひとつ。



夜の三時頃まで片づけをして、その日は帰りました。
その帰りに、仙台駅の水漏れを確認しました。写真はその時のものです









仙台も桜の季節です。


私は片平キャンパスにあるこの桜の木を、この角度から見るのが好きなんです。
色々ありましたが、今年もこの桜を楽しみたいと思います。







つぼみが今にも開きそうです。






と思ったら、キャンパスの外れの方に満開直前の桜の木がありました。








仙台は袋が、家庭ごみ用とプラスチック用と分かれていますが、工場の生産が止まったため、そのような袋の区別をつけなくていいみたいです。






コンビニの様子です。
仙台の物流が戻りつつありますね。
食品がこんなに並んでいるのを久しぶりに見ました。




みんなが食材を買うため、町がいつもと違う混み方といいますか、仙台の様子がいつもと違いました。しかし、最近は以前の雰囲気に戻っているように思います。

今日の仙台の様子(3月22日)

2011年03月22日 | 地震後の仙台の様子





ゴミ収集車がゴミを回収している様子です。
仙台は日常の姿を取り戻しつつあります。
定食屋なども弁当の臨時販売だけでなく、通常営業を始めている店もあります。






ガソリンはまだ品薄の状態が続いていますが、タンクローリーの姿も見られるようになり、いい方向へ向かっているようですね。ガソリン切れでしまっていた店の営業が再開しています。






私個人は、今日藤崎でデパ地下ショッピングを楽しみました。
コロッケと、ホタテとエビのカツを買いました。
研究室生活の中では、こんな余裕もなかったのですから、いつもはできないことをやってみるいい機会かもしれません。




他の被災地の方が、少しでも早く元の日常を取り戻されることを願っています。




今日の仙台の様子(3月21日)

2011年03月21日 | 地震後の仙台の様子
仙台も大分落ち着いてきました。
食料品店の行列の長さも短くなってきました。



告知というわけではないのですが


東北電力の仙台営業所は、通常窓口ではなく休日窓口が開いています。
もし、料金支払いやお問い合わせをするならそちらでできるようです。








なんと、パチンコ屋が営業再開してましたね。

仙台市内はどんどん活気を取り戻しつつあります。





こんな時こそ娯楽をというところでしょうか。
TSUTAYAもすごい混んでましたね。



この活気が他の被災地に広がることを願っています。

今日の仙台の様子(3月19日)

2011年03月19日 | 地震後の仙台の様子
今日も仙台を回ってきました。


どの店も百人単位の行列ができています。
ある店の方に聞いた情報ですが、全国的に展開している店は、一度仕入れたものを東京のセンターに一度集めてから、配送するため、仕入れの目処が全く立っていないようです。つまり、単独で仕入れ能力を持っていない所は厳しい状態が続いているようです。その点、個人商店の様な所は仕入れ能力があるので、仕入れ数は多くないですが、営業が可能な様です。ですから、大きな店舗だけでなく、色々店を回って仕入れの情報を集めたほうがよいように思います。



ですが、物流の状況は確実に改善されているようです。


仙台市内は落ち着きを取り戻しています。






私の行きつけのお店、喜良久亭が開いている魚屋さんの写真です。
顔見知りの店員さんも元気な様子でした。


私が入店した瞬間

「あっ、お兄さん。いつもどーも。刺身そこにありますよ」

と言っていただきました。私の好みばればれですね。笑





駅前のTUTAYAの写真です。
営業を再開するようです。
生活必需品以外を取り扱う店も少しづつ開店しているので、仙台市内の状況は良くなっていると感じ取ることができます。





なんと、TSUTAYA仙台東口店はDVDの貸し出しをやってました。







これは、名掛丁にある人気店、たい焼き屋たい吉の写真です。
ここも営業再開していました。
甘味をもとめて、多くの人が並んでいました。




仙台は少しずつですが、以前の様子を取り戻しつつあります。
他の被災地も少しでも早く、以前の落ち着いた姿を取り戻してほしいと願っています。

仙台 復興の兆し

2011年03月18日 | 地震後の仙台の様子



仙台は少しずつ落ち着きを取り戻しているように思います。



今日買い出しに行っている最中に復興の兆しを垣間見ることができました。




自動販売機に飲み物を補充する様子。


タンクローリーが走っている様子。


今まで閉店していたいくつかの店が開いている様子。


損壊している建物を修理している作業員の姿。


一般物資(購入して買うもの)も昨日より多くなっていることがわかります。






ですが、仙台市内以外ではいまだに厳しい状況が続いています。


避難民のみなさん、頑張ってください。