甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

射和(いざわ)文庫のねむの花

2018年06月17日 07時09分42秒 | 松阪探検メモ

 今年の夏も、しばらくはねむの花を追いかけていくような気がします。

 今、気づいたら満開になっていました。すぐに見かけなくなるけれど、こんなふうにバサッと落ちてしまうから、もう一度同じところで花を見ようと思っても見られないようです。

 もし見ることができたら、その瞬間を大事にしなくてはいけない花です。

 松阪から南へ向かう熊野街道、櫛田川という川を渡ると多気町の相可の町があります。その反対側が射和町(いざわちょう)で、昔は飯南郡と多気郡を櫛田川が分け隔てていて、そこに架けた橋なので、「両郡橋」というのがあります。



 松阪川の射和町は、竹川家という立派なお屋敷があって、射和文庫という私立図書館を運営していたそうです。観光案内にはこうあります。

射和文庫(竹川邸)

幕末から明治初頭にかけて、経世家、竹川竹斎が、人材育成のために、多額の私費をつぎ込んで国内の文献を集めて開設した私立図書館。明治維新の立役者となった勝海舟、山岡鉄舟などの書も大切に保管されています。(内部は非公開)




 正面から見ても立派だし、お祭りの時も、ひっそりと提灯を出しておられたり、奥ゆかしく今も生活されているようです。前に一度だけ見せてもらったことがあったけれど、立派なおうちです。



 県道に面したところにねむの木があって、今を盛りに咲いていました。びっくりでした。歯医者さんの帰りに、写真を撮らせてもらいました。



 ああ、いよいよ本格的な「夏」がやってきます。何だか私は、夏が来るのはわかっていたのに、しっかりと準備もせず、ぼんやりと日々を送っていました。

 今年の夏は、ものすごく仕事がたくさんありそうで、気が重いから、あまり考えないようにしていたのかもしれない。


1 ネムの花 予定に押しつぶされそうな私


2 青空は深く ねむの花はやさしく咲く


3 ネムの花 古い街道築地塀




 今年も、射和の町の祇園祭、見に行かなくてはいけません。松阪の祇園祭は、絶対に行かないんですけど、ここのはしんみりしていていいです。



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