突然のさよならに．．．

六月半ば、それは予想もしていなかったいきなりの出来事でした

　　　　　　　　　　　　

散歩から帰ると真っ先に 『ただいま～！』と、ひありのケージをツンツンするエルさん

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　帰ってきたよ～♪　　

でもその日、ひありからは何の応答も無く、横になったまま動く気配すらありませんでした

ほんの少し前まで、普段と変わらず元気そうだったのに

心の準備も無いまま余りにも突然の別れに、今でも信じられない想いが．．．

　　　　　

ひありが我が家に来た日、茜と爺じの掛け合い漫才のようなやり取り

『ひあり！』

『違うよ！う・さ・ぎ！　これは、うさぎさんだよ』

『ひ・あ・り！』

孫を相手に向きになる爺じ、今でもその時の光景が可笑しく思い出されます

　　　　　

うさぎをひありと言い張った茜、どうしてかな？未だに不明ですが．．．

　　　　　

“目に傷有り”の処分価格、けれど余りにも安価過ぎてどうなるのか．．．見過ごせずに

茜が気に入って離れなかったのと、どうしても気になって引き取る羽目に

　　　　　

とても人馴れしていて、チビッ子達にも良く懐き人気者でした

おっとりして優しかった老犬らぶに寄り添って、残された僅かな時間を共に過ごしてくれたひあり

らぶとの別れの悲しみを癒し、心の隙間を埋めてくれたことも
　　　　　
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　パピーの頃、上手にあしらうひあり

甘ったれで寂しがりやのエルとは、男同士張り合いながらも、心の通った遊び相手でした

　　　　　　　　　　

僅か五年、さよならには少し早過ぎたような．．．

　　　　　

今夜は七夕、大好きだったらぶと一緒かな？　

ありがとう、ひあり！