弓道修行日記

このブログに、弓道修行する中で、学んだこと、考えたこと、試行したこと等を書き残し弓道修行の友とする。

管首相の原発訪問は被害対策の障害になったのは明らかと東電幹部

2011-06-09 | 意見発表
読売新聞2011年6月8日検証原発危機
3.12の経過
0時過ぎ:1号機の格納容器の圧力は設計強度の2倍に
0時過ぎ:東電、爆発を避けるためベントが必要と判断
0時30:原発から3キロ圏内住民の避難完了
1時過ぎ:東管首相電原発の現地に行くと
2時??:政府ベント指示?
6時14:首相自衛隊のヘリで現場に向かう
7時11:原発に到着、免震重要棟で「ベントはまだか」吉田所長「決死隊を作ってやります」と回答
8時過ぎ:首相原発を後に
     吉田所長ベントを命じる。(国民への連絡は?)
9時15:1号機のベント作業開始、106ミリ・シーベルトの放射線を浴びる中の作業
14時??:ベントに成功。ベント遅れの理由「周辺住民の避難が進まなかったから」というが3キロ圏内の避難は完了していた。
吉田所長のベント指示の遅れは何故かは疑問として残っている。

15:36水素爆発

「東電の1号機ホワイトボードの写真には現場の状況が刻一刻と記されているが、首相が官邸を飛び立って間もない6時29分から原発を離れて1時間後の9時4分まで、何の書き込みもない。作業が停滞していたのか?空白の2時間半。東電幹部は「所長は首相につきっきりだった。水素爆発は防げたかどうかは分からないが、時間の無駄だった事は確かだ」と悔やむ。一方首相は「ベントの指示になかなか対応してもらえなかった」と述べ、東電に問題があったとしている。


1.火が燃えさかっているとき、吉田所長はその消化指示をしなければならないときに、首相が勉強にやってきたのです。所長は防火作業より首相対応に力を注がねばならな買ったのです。「こんな忙しいときに時の何しに来たんだ」ときっと思ったはずです。
2.空白に2時間半は原発被害阻止作業ではなく管首相のおもりに費やしたのです。
3.そして水素爆発が起きたのです。
4.首相は何故ベントを指示したのでしょう。一番心配すべき事は、電源喪失であり、格納容器への断水です。
5.ベント指示は原発被害、放射性物質の拡散を意味し、日本破滅を意味するのです。
なぜ、格納容器の圧力が高くなったのでしょうか?電源創出による給水不能、燃料棒露出、メルトダウン・・・とつながってゆく過程なのです。
6.ベントをしたら放射性物質は拡散されます。原子炉の爆発は免れても原子炉を冷温停止に結びつけることにはならないのです。根本の対策が電源確保です。
7.管首相のベント指示、聞きかじりの原発の知識を持った人のお思いつき発言にしか見えないのです。あのおっちょこちょいの班目氏が入れ知恵したのでしょうが、見当違いも甚だしい。
8.首相は「「ベントの指示になかなか対応してもらえなかった」と述べ、東電に問題があったとしている。」と言っているが、電源喪失で弁が開かなかった、或いは高度な放射能の中で原子炉に近づけなかった等の問題があるのです。しかし、それは首相が原発まで行って指示すべき事だったでしょうか。
首相が原発に行く目的は、「事態を食い止める」為でしたが、ベントが事態の食い止めることになったのかと言うことです。事態を食い止めるためには、原子炉への注水が欠かせないのです。
9.だが、管首相は注水について「やれとも止めろとも何も言っていない」(国会答弁)のです。このことが一番の問題点です。やれと強く指示すべきだったのです。

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