難民映画祭2つ目は市ヶ谷駅からちょっと歩いたところのセルバンテス文化センター東京で上映された「カンボジア-ある家族の夢」。
この映画は・・・
カンボジアでの内戦と革命により12年の間、故郷であるカンボジアから出て、タイの難民キャンプで過ごさざるを得なかった1人のおばあさんの話です。
おばあさんの願いは故郷カンボジアへ帰る事。
それは、孫達がタイでの難民キャンプでの事しか知らない、その孫の親である息子達にも生きる気力が無い。
カンボジアに帰れば子供達に配給に頼らない生活の仕方を教えてあげられると言うのです。
そして、おばあさんにはカンボジアに帰りたいもう1つの大切な理由がありました。
それは、生き別れとなった娘に逢う事。
その子が生まれてすぐ病気になり、養子に出さないと親子共々不幸になるというお坊さん(占い師兼務)の言うことを聞き、泣く泣く養子に出したのです。
彼女はカンボジアに住んでいました。
でもおばあさんはそれを知りません。
娘もそれを知りません。
このドキュメンタリーは10年以上の歳月を記録しています。
その中で小さかった孫娘も、後半にはきれいな女の子と成長し、エイズで亡くなってしまいます。
おばあさんのしわもどんどん増え、月日の重さを感じるのです。
最後、カンボジアで別れた娘と会うことができたおばあさんは、更に土地を買い家も建てるまでに頑張ります。
そんな奇跡の真実のお話です。
でも、内戦や革命による不幸が無ければもっと幸せであったことは言うまでもありません。
私たちは内政干渉と言われても、国際的に関心を持たねばならないのです。
この映画は・・・
カンボジアでの内戦と革命により12年の間、故郷であるカンボジアから出て、タイの難民キャンプで過ごさざるを得なかった1人のおばあさんの話です。
おばあさんの願いは故郷カンボジアへ帰る事。
それは、孫達がタイでの難民キャンプでの事しか知らない、その孫の親である息子達にも生きる気力が無い。
カンボジアに帰れば子供達に配給に頼らない生活の仕方を教えてあげられると言うのです。
そして、おばあさんにはカンボジアに帰りたいもう1つの大切な理由がありました。
それは、生き別れとなった娘に逢う事。
その子が生まれてすぐ病気になり、養子に出さないと親子共々不幸になるというお坊さん(占い師兼務)の言うことを聞き、泣く泣く養子に出したのです。
彼女はカンボジアに住んでいました。
でもおばあさんはそれを知りません。
娘もそれを知りません。
このドキュメンタリーは10年以上の歳月を記録しています。
その中で小さかった孫娘も、後半にはきれいな女の子と成長し、エイズで亡くなってしまいます。
おばあさんのしわもどんどん増え、月日の重さを感じるのです。
最後、カンボジアで別れた娘と会うことができたおばあさんは、更に土地を買い家も建てるまでに頑張ります。
そんな奇跡の真実のお話です。
でも、内戦や革命による不幸が無ければもっと幸せであったことは言うまでもありません。
私たちは内政干渉と言われても、国際的に関心を持たねばならないのです。