観ました。
日本にも数多くの「探偵役」がいます。
金田一耕助?介?から、最近では杉下右京まで。
そんな数ある探偵さんの中に名を残すことになるのではないでしょうか。
「大泉 洋」演じる・・・『俺』。
切れ味鋭い探偵役が観客をも出し抜いてみせる名推理もスカッとします。そしてまた、観客の代わりである相棒がときおり見せる、探偵役にはない人情味やストレートな感情表現とコンビ愛もスパイスとして大切ですよね。
右京と薫のような・・・(知らない方はごめんなさい)
さてさて・・・
今回の映画版「探偵はBARにいる」は・・・
切れ味鋭い感じではなく、どちらかといえば大泉洋さんのキャラを前面に出した、コミカルだけど熱くて人情味あり、鋭くないけどブレる事無くまっすぐに突き進む。そんな探偵を相棒の高田がその分サラッとしたドライな感じを出しつつもキュッと締める。そんな2人のコンビ愛も所どころにちりばめられていい感じです。
ハードボイルドというと、男臭い無口な・・・ってイメージですがそこは大泉洋。
見ていただければわかりますが、はまり役です。
彼は才能の宝庫なのでは?と私は「ブレイブストーリー」というアニメ映画の吹き替えで感じており、その感想も嘘ではないと思わせてくれます。
あ・・・
内容はすんなり事が進まない探偵と共に進んでいくので、ハラハラしっぱなし。
涙もろい方にはホロリとする場面もあるのではないでしょうか。
1本の電話から始まるストーリー。
わかっていながら最後の結末は裏切りません。
どうぞ今年一番の日本映画。
ご覧下さい。
西田敏行さん・・・超悪そうですよね・・・