先日は京都市内のお付き合いのある工務店さんから「北山丸太の勉強させて下さい。」との依頼を受け、研修会をさせて頂きました。
当日お越しいただいたのは職人さん・現場監督さんが中心で、普段から町家や古民家の改修に携わっておられ、丸太製品に触れる機会が多い皆さんでした。
一通りの知識はすでに持っておられるので製品になる前段階の北山丸太の製造過程を実際に体験したい、との御希望でした。
そうですよね、丸太の製造過程って現場の職人さん御存知ありませんものね。
そこで製造過程の一部分ですが、実際に体験していただきました。
まずは、皮むきです。
さぁ、実際やってみましょう。
ん~難しい・・・
そして次は磨き体験です。
さてさて、如何だったでしょう。
大工さんや現場監督さんといった現場の方々が「自然の物は、寸法がまちまちで、使いにくい」と言ってしまわれると益々天然素材の出る幕が無くなってしまいます。
こんな風に天然素材に対して真摯に向き合おうとする工務店さんがいらっしゃることに感謝いたします。
どんな素材でも使いこなされる腕前の大工さんが全国に増えることを願って、当組合は北山丸太の研修を行っています。
今回の研修を受けてくださった工務店の皆さま、どうもありがとう御座いました。