1月4日に放送された「佐賀のがばいばあちゃん」(フジテレビ系列)を録画したままにしていたのだが、昨日ふと思いたって見てみた。そうしたら、それが予想外、期待以上にとてつもなく面白く、たちまち「がばいばあちゃん」のとりこになってしまった。
もともと島田洋七氏の著による「佐賀のがばいばあちゃん」が大ベストセラーになっていることは知っていたのだが、昔の貧乏話は嫌だなあという勝手な思いこみで敬遠していたのだ。それが、休日の昼下がりちょっとだけ見てみようかなという軽い気持ちから始まって、ドラマを観たあと、外出から帰ってきた妻にも勧め、妻が観るときに一緒にまた観てしまい、結局同じ日に2度観てしまった。そして同じ場面での泣き笑いとなってしまった。泣くのはけっして悲しくて泣くのではなく、心温まるエピソードに思わずほろっとさせられるのだ。また笑う場面も、お笑い的なノリの笑いではなく、ほんとに心の底から楽しくて笑ってしまう。2回目では新たな発見もあったりで改めて観てよかったなあと思ってしまった。
ドラマ版では、がばいばあちゃんに泉ピン子が扮していたのだがぴったりのはまり役だった。島田洋七の子供時代を演じる子供(2人)も好演だった。脇役陣も芸達者な役者が揃っていた(駅員役のはなわは駅帽をかぶっていたので一度目は気づかなかったのだが^^;)。
インターネットで検索してみると、昨年は劇場版が制作されており、外国の映画賞を受賞したり、台湾でも大ヒットになっているとのこと。劇場版の方は、吉行和子がばあちゃん役。こちらの方もいつか観てみたいと思う。
早速きょうは、近所の本屋に走り原作本を探してみたのだが、あいにく品切れで、シリーズ作の「がばいばちゃんの笑顔で生きんしゃい!」「がばいばあちゃんの幸せのトランク」を購入。たちまち2冊とも読み終えてしまった。貧乏な話をこんなにも明るいタッチで語れるというのは、作者の力量にもよるだろうが、洋七氏のばあちゃんの人柄が本当に魅力的なものだったのだろうなあと感じさせられる。
からっと明るく語られる「がばいばあちゃん」の話や数々のエピソードは貧乏とか金持ちとかいう前に、人間が生きるのに大切なものは何かということを考えさせてくれる。もちろんお金は必要だ。お金が無いと人は生きていけない。まじめな話として貧乏はつらいものだ。しかし、人間なにごとも明るく前向きな気持ちが一番、思いやりの気持ち、本当の優しさを忘れてはいけないのだなあと、それとなく気づかせてくれ、全然押しつけがましく感じることなく、読み手や観客の誰もに自然に生きる勇気を与えてくれる。がばいばあちゃんのことを知らない人には、本、映画、ドラマのどれからでもいいので接してみて欲しいと思う。
もともと島田洋七氏の著による「佐賀のがばいばあちゃん」が大ベストセラーになっていることは知っていたのだが、昔の貧乏話は嫌だなあという勝手な思いこみで敬遠していたのだ。それが、休日の昼下がりちょっとだけ見てみようかなという軽い気持ちから始まって、ドラマを観たあと、外出から帰ってきた妻にも勧め、妻が観るときに一緒にまた観てしまい、結局同じ日に2度観てしまった。そして同じ場面での泣き笑いとなってしまった。泣くのはけっして悲しくて泣くのではなく、心温まるエピソードに思わずほろっとさせられるのだ。また笑う場面も、お笑い的なノリの笑いではなく、ほんとに心の底から楽しくて笑ってしまう。2回目では新たな発見もあったりで改めて観てよかったなあと思ってしまった。
ドラマ版では、がばいばあちゃんに泉ピン子が扮していたのだがぴったりのはまり役だった。島田洋七の子供時代を演じる子供(2人)も好演だった。脇役陣も芸達者な役者が揃っていた(駅員役のはなわは駅帽をかぶっていたので一度目は気づかなかったのだが^^;)。
インターネットで検索してみると、昨年は劇場版が制作されており、外国の映画賞を受賞したり、台湾でも大ヒットになっているとのこと。劇場版の方は、吉行和子がばあちゃん役。こちらの方もいつか観てみたいと思う。
早速きょうは、近所の本屋に走り原作本を探してみたのだが、あいにく品切れで、シリーズ作の「がばいばちゃんの笑顔で生きんしゃい!」「がばいばあちゃんの幸せのトランク」を購入。たちまち2冊とも読み終えてしまった。貧乏な話をこんなにも明るいタッチで語れるというのは、作者の力量にもよるだろうが、洋七氏のばあちゃんの人柄が本当に魅力的なものだったのだろうなあと感じさせられる。
からっと明るく語られる「がばいばあちゃん」の話や数々のエピソードは貧乏とか金持ちとかいう前に、人間が生きるのに大切なものは何かということを考えさせてくれる。もちろんお金は必要だ。お金が無いと人は生きていけない。まじめな話として貧乏はつらいものだ。しかし、人間なにごとも明るく前向きな気持ちが一番、思いやりの気持ち、本当の優しさを忘れてはいけないのだなあと、それとなく気づかせてくれ、全然押しつけがましく感じることなく、読み手や観客の誰もに自然に生きる勇気を与えてくれる。がばいばあちゃんのことを知らない人には、本、映画、ドラマのどれからでもいいので接してみて欲しいと思う。