「今回は、西武新宿線南大塚駅周辺を案内する。」

狭山方向から、南大塚駅を撮った。
駅舎が線路をまたぎ、写真の右側が南口、左側が北口である。
住宅は駅周辺に集まり、そこから狭山方向に工業団地が続く。
「駅の西側、線路の両側に広がる工場群が、川越・狭山工業団地である。首都圏整備法による事業で、その名のとおり工場と住宅を同じ場所に造成して労力や経費を省こうとしたものである。昭和36年から造成が開始され、川越市が35万坪、狭山市が40万坪、計75万坪という広大なものである。昭和39年から各企業に分譲が行われ、現在川越市分としては、小松メック、東洋エアゾール、光村印刷、鹿島製作所などが操業をしている。なお団地内の各工場は、下請け企業などがなく、相互依存の少ないのがその特徴である。」



西武線と平行して両側に走る道路は、団地内を縦断している。
大型車用の広い道路で、両側の歩道には並木が続く。
またそれを横につなぐ道路も広く造られている。