山繭<天蚕>から糸を紡ぐ &
森の草木染め(クララで黄色、大瑠璃草で灰青紫色を染める)ワークショップ
東京を中心に「染・紡・織」をテーマに染色作家活動をしておられる西方京子さんが、5月28日、29日、30日の予定でお出でになります。
「天の糸・森の色/横田康子と仲間たち」の仕事にふれる研修の旅です。これに合わせ下記のワークショップを企画しました。少人数による実技の会です。
◇1日目(28日)は石井記念友愛社と周辺施設の見学・森の散歩と交流。この日は自由参加。
◇2日目(5月9日) 「山繭(天蚕)」と呼ばれる天然の繭から糸を紡ぎ出し、糸づくりをします。
40年ほど前に大分県九重山系の村に伝わっていた「ズリ出し」と呼ばれる技法を横田が受け継ぎ、伝えてきました。同地の神楽歌に天照大神が口に含んだ繭から糸を紡ぎ出す、というシーンがあります。古式の糸つむぎの技法がこの地方に残っていたといえるでしょう。この技術と自然布・森の草木染めなどを伝承する活動が「天の糸・森の色ー横田康子の仕事を記録する―」です。
◇2日目(30日)午前9時から午後2時頃まで、森の草木染め。
この季節に近隣で採集できるクララとオオルリソウで染めます。
クララでは鮮明な黄色、オオルリソウではバイオレットグレイ(灰青紫色)が染まります。
この日、西方さんは宮崎空港から東京へとお帰りになるので、早めに開始し終了します。
染料は前日に採取しておきます。
・参加費 29日 山繭から糸づくり 3000円
30日 森の草木染め 3000円
*2日間通しでの参加は5000円。お弁当持参でお願いします。
会場 森の空想ミュージアム 宮崎県西都市穂北5248-13
お問合せ、お申込みは
担当・高見の電話090-5319-4167/メールtakamik@tea.ocn.ne.jp/高見乾司のFBメッセンジャー
のいずれかにてお願いします。