
仮面展示と古民家ARTによる祝祭空間の完成【第五期:空想の森アートコレクティブ企画<´25-1>】
「由布院空想の森美術館」の展示が完成。 2018年に、17年ぶりの再開を果たした同館の一階部分の展示が課題となっていた。玄関を入った正...

杣人の釣り【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<25ー15>】
崖上の道から見下ろす。 水量が多い。 三日前まで降り続いた雨で増水しているのだ。 支度をして、道の上から竿を出し、餌を水面近くまで落とすと、追ってくる魚影がある。 躊躇を振...

天空の森の涼風【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<25ー14>】
峠を越えてゆく。 下界は40度越えの暑い夏である。 この道は標高1000メートル前後の尾根...

消えた「鼻曲り面」の素性とは/縄文人の末裔「道化神」【捕えてみれば大泥棒/九州の民俗仮面盗難事件始末記<その3>】
作家の夢枕獏氏が、この鼻曲がり面を見るために由布院空想の森美術館と九州民俗仮面美術館...

「王の仮面」は何処へ/捕えてみれば大泥棒②【九州の民俗仮面盗難事件始末記<その2>】
その日は、神楽の開始以来、900回の上演回数を記録しているという米良山系の尾八重「湯之像(ゆのかた)神楽」を夜を徹して見続けて帰った後だったので、まだ余韻が残っていた。 主祭神「...

捕えてみれば大泥棒/おかえりなさい、仮面の神さまたち【九州の民俗仮面盗難事件始末記<その1>】
昨年の3月と11月に盗難に遭っていた仮面の神さまたちが、1年半ぶりに、神像3点と一緒に帰っ...

神楽の絵に珈琲を一杯、捧げた/神楽の森の精霊神となった彌勒先生【珈琲游人の旅<第4回>】
諸塚村で開催されている彌勒祐徳(みろくすけのり)先生の遺作展を見に行った。 昨年(2024)御...

古層の文化を知ることとは【森へ行く道<168>】
今から3000年も前に、このような素晴らしい技術とデザイン力がこの日本列島に存...

南国の真夏の日射しの下で/森の中の絵のある部屋③【森へ行く道<167>】
10キロほど離れた海辺の町・高鍋に行く。 買い物に出ただけなのに、頭がくらくらするほど暑い。 故郷の町・日田は昨日、39度超えを記録したという。 それに比べ...

二階からの眺め/森の中の絵のある部屋②【森へ行く道<166>】
梅雨末期の激しい雨がざあっと降ったり、晴れ間が見えたりする。 雨の切れ間に、この2ヶ月あまり、停滞していた大作の仕上げをする。 雨の影響もあるが、突発的な神経痛の...