Doin' It Myself ~猫たちと暮らす家~

「猫たちと暮らしながらも、素敵なインテリアを実現!」
という夢に向かって奮闘中のDIY素人主婦です。

障害を持つ猫と暮らす

2017-05-17 | 猫たち
今日はとうとう『くったん』について話してみようと思います。
ドキドキ。
大変申し訳ないですが、長いです。


くったんと出会ったのは2004年、たぶん9月に入ってからかな。
ネットの里親サイトで見つけました。
「歩けない、障害を持つ猫」として。
ちょうど
「猫を助けたい!」「私にできることがあるはず!」
という思いで里親サイトを見てたので
「この子は私しか面倒を見れる人はいない」
とある種の『使命』みたいなものを感じました。
それに、くったんが生まれた(そのとき住んでいた)のが千葉県柏市。
柏は昔仕事で行ってたところで、親しみがあったんです。
それに電車で30分と近かった。
メールで元親さんと何度も会話をして
我が家に来てもらって、
いっぱい安心してもらって、
そしてくったんはうちの子になりました♪

↓うちに来て間もないころのくったん


「歩けない」とは聞いていましたが
自力でも他力でも立ち上がることもできない。
股関節、膝、足首の関節が固まってて曲げることができない状態でした。
これは先天性のものです。
↓座ってもこんな状態


おまけに軽い知的障害がありました。
知的障害って言うのかな?
反射神経がとにかく鈍い。
トイレとかは分かるんです。
↓ちゃんとトイレで用を足します。


あとは、首が座らない。
もう、頭がゆらゆら、ゆらゆらしてしまうんです。
なので、ごはんも介助してあげないと上手く食べられない。
↓旦那の介助



2歳になったころの8月には
てんかんにまでなってしまいました。
土曜日の夜10時半すぎ。
いつも行っている獣医さんに電話しても出てもらえず
車で15~20分くらいの夜間もやっている動物病院に連れて行きました。
頼りない若い獣医さんだったな~。

それから天国へ行くまでずっと抗てんかん薬のフェノバールを
毎日2回飲ませてました。
あ!忘れてはならないのが
毎日2~3時間置きに寝返りをさせてました。
これは寝たきりの子(猫でも犬でも人間でも)には重要です。
くったんも毎日2~3時間置きに寝返りをさせてました。
夜中の3時だろうが、朝5時だろうが。
ついでにそのころ旦那の帰宅は午前様が普通でした。
でも爆睡してるときは起こせないので
またちょっと時間を空けてくったんが起きてるタイミングで寝返り。
ちょっと寝て起きて時計見てくったんを寝返りさせるってのを
毎晩ですね~。


夏の暑いときは
脳圧が上がりやすいので
↓冷たい枕をやったり。


他にも、凍らせたペットボトルを頭付近に置いたりもしてたかな。
ゴザやペット用アルミ板も使ってた。


↓馬鹿2人(中年くんとお婆ば)がくったんを踏むのでガードを置いたり。



↓チビ2人に甘えられて重くてちょっと困ってるくったん




↓歩けないくったんはこうして移動する



障害を持つ子を受け入れるというのは
正直それなりの覚悟が要ります。
私も、いつかストレスでおかしくなるんじゃないかって
自分が怖かったくらいストレスが貯まりました。
でも、くったんは私の人生で一番愛した子です。
愛しても愛しても足りないくらいに。


いやー、
くったんと過ごした6年5か月を1回で書くのは無理がありますね~。
とりあえず大まかに
くったんってこういう子だよって知ってもらえれば
幸いです。


ではっ!


~くったんマム~

コメント (9)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする