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クルマニヨン人・・・クルマ好きな筆者が言いたい放題

クルマに関係あること、ないこと・・・萬事をグダグダと書き作る落書き帳。不定期更新。自分勝手気ままに、独断偏見で物申す。

小せぇ~話。

2007-05-01 10:02:42 | Weblog
ネットで色んな自動車関連のモノを見る。
特に掲示板の類は色んな人が色んな意見書いてるから面白い。当然、中には理不尽極まりない意見もあったりするわけ・・・
価格.comのクチコミ掲示板、三菱デリカのところに「旧型のカンガルーバー」に関する記述があった。デリカはD:5となった今でこそカンガルーバー(フロントガードバーとも言う)なんて付いてないけど、スペースギア前期型、スターワゴン時代は標準装備で付いてたわけ。要はこのカンガルーバーが危ないから国の車検制度なり、メーカーなりでどうにかしろ的な話が展開されてたわけ・・・結論言うと不毛な議論。もう販売終了してる車だし、販売当時でも欠陥や違法性はなかったし・・・今になって話す事じゃない。
論者の中には現在オプション扱いの樹脂製フロントガードすら許さないという強者もいたが、これはもう屁理屈の世界。笑える。対人安全性という本旨で言えば現在の純正オプションで見られる樹脂製ガードは装着しても未装着とほとんど変わらないか、むしろ形状処理で未装着より対人安全性高い場合もある。
三菱デリカに限った話ではない。ガードバーによる衝突時の対人損傷が酷いという事実を否定しない。特に金属製でボディより大きく張り出したモノ程酷いのは事実。
じゃあ、コレに対して何すんのか?国にガードバー装着車は今後一切車検通さないように制度化させる?メーカーに責任取らせる?
車検通さないことを制度化して、今も大事に当時の車乗ってる人はどうすんのか?車買い換えろと言うか?
メーカーに責任取らせる?
欠陥のない製品を販売終了後の一部の世論に圧されて、過去に正当に販売された製品についてまで多額の費用負担を強いられるのか?こんなことは通常消費活動として尋常ではない。

被害者はもちろん弱者的観点で見られる。コレ事実。

俺の知り合い・・・どうしても車が必要になって、自分の予算条件に合う車をやっと見つけた・・・見事なガードバー付き。もし、次回の車検通してもらえなかったら・・・彼もある意味弱者だろう。

議題としては歩行者保護という概念に基づいた非常に崇高なモノに見えるものの、展開されている議論の中身はオーナーなりメーカーなり悪意無き者にも寸分の躊躇もなく刀を振り下ろす偽善者の論理。
最近こういう論理展開する輩多い気がする。もっと大きく、且つ優しさをもって物事見てみよう。

確かにガードバー付きの車との事故で尊い命を失った人もいるだろう。心情は察するけど、ガードバー無しの車だったら納得できたのか?問題はココだ・・・。
今更キレイ事なんて必要がない。本質で語れ。



1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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外せる武器を外さないのは未必の故意 (通りすがり)
2012-05-19 17:26:22
この記事から5年経っても未だにカンガルーバー付のクルマが走っているワケで。

カンガルーバーがフレーム構造の一部になっていて外せないというならこの記事に異論は挟み難いのだが、実際にそんなクルマは存在しない。
ボルト留めにしろ溶接にしろ外すことは可能だ。
著者の知り合いが買ったクルマにカンガルーバーが付いていたなら外せば良い。
カンガルーバーさえなければ手足の骨折程度で済んだはずの事故で過失致死前科1犯になる位なら喜んでカンガルーバーを外すのが普通の日本人だと思う。
それを外さないで「次回の車検通してもらえなかったら・・・彼もある意味弱者だろう」と論じるのは頭がオカシイとしか思えない。
安全性能について過去と今は基準が違う・・・それはその通りだが、外して安全になるモノを「嫌だ俺は外さない」というのは通る我儘だろうか?
いいや、そんな我儘は通らない。
私が被害者の家族や恋人なら、外せるカンガルーバーを敢えて外さずに歩行者を死に至らしめた加害者を許すことは絶対にありえない。
モータリゼーションは他人との共存である。
それが理解できないのであれば、クルマから降りて免許を返上して頂きたい。
そんな奴が私と同じ公道を共有しているなんて身の毛がよだつわ。
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