福岡県にある国指定天然記念物の「黒木の大藤」を見にいった。
樹齢610年余り 噂通りで、まるで紫色のシャワーと言った感じだった。
黒木の大藤は、黒木町を八女市街から大分県の中津江村へと通ずる国道442号線沿いに
ある素盞鳴【すさのう】神社の境内にある。一説によればこの大藤が植樹されたのは
応永2年(1395)後征西将軍・良成親王【りょうせいしんのう】によるものと伝えられている。
また、黒木の「霊巌寺【れいがんじ】」が、八女茶発祥の地で、大藤の出店には、
お茶屋さんが軒を連ねていた。八十八夜にあたる5月初旬と「黒木大藤まつり」の
期間がほぼ同じにあたることから手摘みによる極上の新茶がお茶屋さんに並んでいた。
試飲させてくれる綺麗なお店でなくて、生産者がご夫婦で販売しているお店に入った。
半額コーナーや詰め放題にまたおまけがあり、摘めるのも計算もこちらでしてお得感たっぷりの楽しいお店で新茶をかった。
☆風かよふ棚一偶に房花の藤揉み合へばむらさきの闇(宮柊二)
☆瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり(正岡子規)
☆藤咲きて子規の目線をふと思ひくちなはのごと地面より視る(洋子)
☆むらさきのシャワーを浴びぬ大藤の長き花房風に揺らぎて
☆咲き垂るる藤の花房風を呼び夏蝶ひとつ紫だちぬ
(蝶は1頭2頭と数えるそうだが、、、)
☆風かよふ藤棚のおく借景のごとくにおはす素盞鳴(すさのう)神社
樹齢610年余り 噂通りで、まるで紫色のシャワーと言った感じだった。
黒木の大藤は、黒木町を八女市街から大分県の中津江村へと通ずる国道442号線沿いに
ある素盞鳴【すさのう】神社の境内にある。一説によればこの大藤が植樹されたのは
応永2年(1395)後征西将軍・良成親王【りょうせいしんのう】によるものと伝えられている。
また、黒木の「霊巌寺【れいがんじ】」が、八女茶発祥の地で、大藤の出店には、
お茶屋さんが軒を連ねていた。八十八夜にあたる5月初旬と「黒木大藤まつり」の
期間がほぼ同じにあたることから手摘みによる極上の新茶がお茶屋さんに並んでいた。
試飲させてくれる綺麗なお店でなくて、生産者がご夫婦で販売しているお店に入った。
半額コーナーや詰め放題にまたおまけがあり、摘めるのも計算もこちらでしてお得感たっぷりの楽しいお店で新茶をかった。
☆風かよふ棚一偶に房花の藤揉み合へばむらさきの闇(宮柊二)
☆瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり(正岡子規)
☆藤咲きて子規の目線をふと思ひくちなはのごと地面より視る(洋子)
☆むらさきのシャワーを浴びぬ大藤の長き花房風に揺らぎて
☆咲き垂るる藤の花房風を呼び夏蝶ひとつ紫だちぬ
(蝶は1頭2頭と数えるそうだが、、、)
☆風かよふ藤棚のおく借景のごとくにおはす素盞鳴(すさのう)神社
花季でない時に、樹の大きさだけは見ているのですが、やはり、花の盛りも見たいものだと思いました。
実は、四月二十四日にいったので、七分咲きで
した。帰ってから「宮柊二全集」をひろげて
「藤棚の下の小室」を読みました。「黒木の大
藤」が「紫の闇」とも感じましたので、、、。
盛りの時はもっと凄い迫力があるでしょうね。
話は変わりますが、最近テレビで、アーサービ
ナードさんが、能古島の檀家に訪れて、筍掘り
や魚釣りをされていました。最後に一編の詩を
残されましたが、それが素敵でますますファン
になりました。日本人より日本人らしい人だと
思いました。