ブログの更新は一週間ぶり。正直もう少しペースあげないとなあ、と思いつつ、今回も益体も無い話に終始します。
さて、前回は「クレヨンしんちゃん」を借りて来たと報告しましたが、別に借りてきたのはそれだけではありませんでした。
というか、一度レンタル店に入ると、いろいろまとめて借りてこずにはいられんのですな。
・・・まあ、見られずに返してしまうものもちょくちょくあるわけですが・・・。
さて、某店にて目当てのカンタムロボ編を入手し、他にも未見だった「アップルシード」と「MUSA」を商品かごにいれて意気揚々たる私。「さて帰るか」とレジに向かおうとしたところ、「MUSA」の隣にあった一本に目が止まります。
それはジャケットを見る限りは普通のアクションもの。ジャン=クロード・ヴァン・ダムを粗末にしたような筋肉兄ちゃんがポーズを取っているという平平凡凡を絵に描いたような代物だったんですが、なぜかその背後にはティラノサウルスが突っ立っています。
そしてタイトルが「ダイノソーファイター」。
ああ、「恐竜みたいにすごい奴」みたいな感じね、と軽く流そうとしたのも束の間、目に飛び込んだその副題。
巨大恐竜VSカンフー
私のハートがブチ抜かれた瞬間でした。
早速手に取り、パッケージ裏の説明を一読。
サイボーグに支配された未来世界から一人の男が現代のロサンゼルスに逃亡。サイボーグは古代から恐竜を連れてきて殺人プログラムを仕込み、男を追撃する。男は戦いを決意した。彼の唯一の武器、カンフーで!
レ ン タ ル 決 定 !
いやーたまりませんね。この安直にして頭の悪い設定!(超褒め言葉)
未来世界、サイボーグ、タイムスリップと来て恐竜ですよ。カンフーですよ。
このギャップが素晴らしい!
「とりあえず思いついたから作ってみました」的なノリ万歳!!
帰宅後、カンタムロボの雄姿に一しきり魂を燃やしたあと、その余勢を駆ってビデオをセット! 再生!
おお。
すごい。
予想以上に。
ひどい。
セット、特撮、アクション、全編を貫く映像のチープさが、いい感じで脱力感をかき立ててくれます。そこからひしひしと感じられるのは、とことんまでの低予算ぶり。
例えば、おっさんが数メートルの高さから落下する、というシーン。
おっさん、高所でバランスを崩す。
↓
間髪を入れずに、ごろんと地面で尻餅をつくおっさん。
・・・スタント使う余裕も無いのね・・・。
迫り来るサイボーグに対し、ライフルで応戦するおっさん。
↓
銃声に合わせて画面がフラッシュ。
・・・火薬使う余裕も無いのね・・・。
サイボーグが右手の銃を・・・
↓
構える前に弾着の火花が。
リテイクしろよ!
とまあ、テンションの下がりようは際限がありません。
しかし、希望の火は消えてはいません。そう、肝心要の恐竜とカンフーの対決!
未来からの逃亡者は、敢然と恐竜に立ち向かう! その凶悪な牙を、主人公の拳法はいかにいなし、いかに素手で必殺の一撃を見舞うのか!?
主人公、ナイフで一撃。
↓
恐竜死亡。
・・・あれ、カンフーは・・・?
主人公、銃乱射。
↓
恐竜死亡。
・・・ねえカンフーは!?
恐竜相手にはまともに使いませんでした(泣)
そうなれば、あとは人型のサイボーグ相手の丁々発止のカンフーアクションに期待するしかないわけですが、サイボーグはロボットっぽいぎこちない動きで腕を振り回すばかり。主人公のアクションのバリエーションも、殴る、殴る、回し蹴り、程度の引き出しの少なさです。
ラストもさしたるカタルシスがあるわけでなし。
実に淡々と見終わってしまいました。
早い話がダメ映画。
まあ、「タイトルとキャッチコピーは当てにならねえ」というお話であります。
これで「シベリア超特急」や「北京原人 Who are you?」くらいに弾けてくれてればいいネタになったんですがねえ・・・。(それもどうか)
さて、前回は「クレヨンしんちゃん」を借りて来たと報告しましたが、別に借りてきたのはそれだけではありませんでした。
というか、一度レンタル店に入ると、いろいろまとめて借りてこずにはいられんのですな。
・・・まあ、見られずに返してしまうものもちょくちょくあるわけですが・・・。
さて、某店にて目当てのカンタムロボ編を入手し、他にも未見だった「アップルシード」と「MUSA」を商品かごにいれて意気揚々たる私。「さて帰るか」とレジに向かおうとしたところ、「MUSA」の隣にあった一本に目が止まります。
それはジャケットを見る限りは普通のアクションもの。ジャン=クロード・ヴァン・ダムを粗末にしたような筋肉兄ちゃんがポーズを取っているという平平凡凡を絵に描いたような代物だったんですが、なぜかその背後にはティラノサウルスが突っ立っています。
そしてタイトルが「ダイノソーファイター」。
ああ、「恐竜みたいにすごい奴」みたいな感じね、と軽く流そうとしたのも束の間、目に飛び込んだその副題。
巨大恐竜VSカンフー
私のハートがブチ抜かれた瞬間でした。
早速手に取り、パッケージ裏の説明を一読。
サイボーグに支配された未来世界から一人の男が現代のロサンゼルスに逃亡。サイボーグは古代から恐竜を連れてきて殺人プログラムを仕込み、男を追撃する。男は戦いを決意した。彼の唯一の武器、カンフーで!
レ ン タ ル 決 定 !
いやーたまりませんね。この安直にして頭の悪い設定!(超褒め言葉)
未来世界、サイボーグ、タイムスリップと来て恐竜ですよ。カンフーですよ。
このギャップが素晴らしい!
「とりあえず思いついたから作ってみました」的なノリ万歳!!
帰宅後、カンタムロボの雄姿に一しきり魂を燃やしたあと、その余勢を駆ってビデオをセット! 再生!
おお。
すごい。
予想以上に。
ひどい。
セット、特撮、アクション、全編を貫く映像のチープさが、いい感じで脱力感をかき立ててくれます。そこからひしひしと感じられるのは、とことんまでの低予算ぶり。
例えば、おっさんが数メートルの高さから落下する、というシーン。
おっさん、高所でバランスを崩す。
↓
間髪を入れずに、ごろんと地面で尻餅をつくおっさん。
・・・スタント使う余裕も無いのね・・・。
迫り来るサイボーグに対し、ライフルで応戦するおっさん。
↓
銃声に合わせて画面がフラッシュ。
・・・火薬使う余裕も無いのね・・・。
サイボーグが右手の銃を・・・
↓
構える前に弾着の火花が。
リテイクしろよ!
とまあ、テンションの下がりようは際限がありません。
しかし、希望の火は消えてはいません。そう、肝心要の恐竜とカンフーの対決!
未来からの逃亡者は、敢然と恐竜に立ち向かう! その凶悪な牙を、主人公の拳法はいかにいなし、いかに素手で必殺の一撃を見舞うのか!?
主人公、ナイフで一撃。
↓
恐竜死亡。
・・・あれ、カンフーは・・・?
主人公、銃乱射。
↓
恐竜死亡。
・・・ねえカンフーは!?
恐竜相手にはまともに使いませんでした(泣)
そうなれば、あとは人型のサイボーグ相手の丁々発止のカンフーアクションに期待するしかないわけですが、サイボーグはロボットっぽいぎこちない動きで腕を振り回すばかり。主人公のアクションのバリエーションも、殴る、殴る、回し蹴り、程度の引き出しの少なさです。
ラストもさしたるカタルシスがあるわけでなし。
実に淡々と見終わってしまいました。
早い話がダメ映画。
まあ、「タイトルとキャッチコピーは当てにならねえ」というお話であります。
これで「シベリア超特急」や「北京原人 Who are you?」くらいに弾けてくれてればいいネタになったんですがねえ・・・。(それもどうか)
D&Dとどっちがスゴイ?
ザ・グラでィエーターとどっちがスゴイ?
ナトゥー・踊るニンジャ伝説とどっちがスゴイ?
もう、興味は尽きません。
ソレその辺のビデオ屋でもいてあるものなんでしょうか?
あとの二つは・・・残念ながら未見です。しかし気になる!
私はビデオ1なる24時間営業店で見つけました。某大型書店でも見かけたので、ある程度の大きさのビデオ屋なら見つけられるかもしれません。
ちなみに、なぜかアジアンアクションの棚で発見。参考になるかどうかは知らんけども。
そうそう、旧作扱いでしたよ。