TOKYOご満悦ランチ

ポコビッチとガブリエルが伝えるTOKYOランチレポート

ベトナム・サイゴン料理 ミュン 新宿本店(新宿御苑前)

2006-11-11 | 炒飯

 「ちょっと! いまのプレートを見た? カレーやチャーハンが400円だってさ」

 「ハハハ、そんな店もあるさ。安かろう悪かろうの店がね。それより早くランチの店を探そうよ。もう14:00近いよ」

 「この店に入ろうよ。13:30からタイムサービスで400円のランチを提供するって、面白いじゃない! このチャーハンを食べてみようよ」

 「はあ? たったの400円だよ。期待するほうが間違っているね。作り置きのチャーハンがジャーからよそわれて、見るからにパサパサ…。口に入れたらウゲゲッ…。きっとそんなチャーハンだよ」

 「まあ、ものは試しだよ。ほら、ここにも《ランチ400円》が強調されているよ。コストパーに自信があるんじゃない?」

 「それなら入ってみようか。でも甘い希望を持っちゃいけないよ」

 「フロア担当の日本人の方以外は、全員東南アジア系の人だね。言葉はわからないけど、厨房のスタッフみんながにこやかに笑い合ったりして、すごくいい雰囲気だよ」

 「ホントだ。なんだかこちらまで気分が明るくなるようだね」

 「注文はチャーハン(400円)と生春巻き(200円)にしようかな。合計で600円。ちょっと信じられないね」

 「あれっ、ちゃんとチャーハンを作っている音がするよ。作り置きじゃないみたいだ」

 「厨房にかなりのスタッフが入っているよ。作り置きをする必要はないんじゃない?」

 「ふ~ん。おっ、まずは生春巻きが来たよ。どう?」

 

 「おいしいじゃない。これがたったの200円だって」

 「なんだかビールが飲みたくなるねえ。と言っている間にチャーハンができたようだよ」

 「量はたっぷりだ。さあてお味は…」

 「んまい! ちょうどいい塩加減だ。へえ、400円でこのチャーハンとはびっくりしたよ」

 「どれどれ…。うん、おいしいね。ではスープをずずっ…。うぎゃぎゃぎゃ、しょっぱ~」

 「これは調味を間違えているのでは…。それともこんな味付けのスープなのかなあ? いずれにしても常識はずれのしょっぱさだね」

 「一口啜っただけで喉がヒリヒリするよ。スープはNGだったけど、チャーハンも生春巻きもおいしかったでしょ」

 「うん。そして抜群のコストパーにも参ったよ。こういうお店ってあるんだねえ」

 「では、デザートにコーヒー(100円)と黒胡麻のアイスクリーム(100円)を…。それから生春巻きをもう1本ずつ食べない?」

 「そんなにデザートでお金を使ったら、激安ランチじゃなくなっちゃうよ!」

 

チャーハン:400円 生春巻き:200円

http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13000991/



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