TOKYOご満悦ランチ

ポコビッチとガブリエルが伝えるTOKYOランチレポート

希須林(表参道)

2006-07-31 | 担々麺

 「ザーサイがおいしいね。ちょうどいい塩加減だ。それが食べ放題だもの、うれしくなるよ」

 「すみません、ビールおかわり」

 「女性比率が高いお店だね。男性は僕たちだけだよ。ちょっと恥ずかしくなるね」

 「《大人の女性が楽しめる中国家庭料理のお店》というのが、『希須林・青山』のコンセプトだってさ」

 「おっ、来ました。担々麺ランチ!」

 「辛さは最辛の5倍~」

 「(ズルル)うん、おいしいね」

ガ 「…」

 「どうしたの? おいしくないの?」

 「おいしいんだけど、辛くないよね。これで最辛?」

 「お店の人が、『ご希望であれば、もっと辛くします』って言っていたよ」

 「よかった~。じゃあ次に食べるときは100倍にしよっと!」

 「そんなバカな客は、このお店のコンセプト違反だよ。ガブリエルは『陳麻婆豆腐』や『蒙古タンメン中本』のほうが似合ってるね!」

 

担々麺セット:1260円

http://www.walkerplus.com/tokyo/gourmet/contents/tom301.html


まい泉(表参道)

2006-07-28 | とんかつ

 「やってきました、青山の『井泉』です」

 「なんでお前はそうイヤミをいうかねえ。ここは『まい泉』。店名はずうっと昔に変わってるの!」

 「いけない、てぬぐいを忘れたっ!」

 「そんなことばかり言っていると、お店から追い出されるよ。たしかに店舗の一部は、かつて銭湯だったところを改築しているけどね」

 「あいかわらず、1階を仕切っているおっさんは声がでかいねえ」

 「なんだか叱られているようだよ。そんなことより《四季膳》を注文さ」

 「《四季膳》ってそんなにおいしいの?」

 「おいしいうえに、コストパーがとてもいいんだ。なにしろこの《四季膳》のコンテンツは、一口ヒレカツ、クリームコロッケ、キャベツの千切り、刺身、野菜の煮物、おひたし、焼売、冷や麦、梅しそごはん、茶わん蒸し、漬けもの、大根おろし。これだけついて997円って信じられる!?」

 「ホントだ。なかでも、この冷や麦はおいしいねえ」

 「さあ、食べ終わったらおみやげのヒレかつサンドを買って帰るよ」

 

四季膳:997円

http://members.aol.com/maisenpr/


スープカレー心(明治神宮前)

2006-07-26 | 和風カレー・スープカレー

 「スープカレーって、ここ2~3年で東京を席巻したね」

 「こういうカレーって、これまでなかったよね。カレー好きの僕としては、バリエーションが増えて嬉しいよ」

 「本日は《14種の野菜のカレー》。ごはんは健康に気遣って玄米に」

 「『心』って辛さが1~100番まで選べるけど、僕たちはいつも100番だよね」

 「もちろん。でも、そんなに辛いとは感じないね」

 「青唐辛子をナマで食べていれば、味覚もおかしくなるよ。でも、僕たちが店を出ようとしたときに、岡江久美子さんが入店してきたね」

 「うん。プライベートだったよね。翌日の『はなまる』でコメントしていたよ」

 「『わたしは原宿の《心》で5番のカレーを食べましたけど、とても辛かったです』、って」

 「5番で辛いと感じる人っているの? ぶりっ子してるんじゃない?」

 「ぶりっ子って言葉、20年ぶりに聞いたよ」

 

14種の野菜のカレー:980円 辛味追加料100円

http://www.cocoro-soupcurry.com/


野らぼー・本店(新御茶ノ水)

2006-07-25 | うどん

 「ほんの数年前に1店目が現れたと思ったら、いつの間にか7店舗だよ」

 「だっておいしいんだもの、当然だよね」

 「『野らぼー』の店名って、野原でボーっとした気分でのんびりと味わってほしいという意味からきているんだって。知ってた?」

 「へえ、そうなんだ。でも、7店舗のうち、5店舗は地下のお店だよ」

 「陽の差さない場所でボーっとはできないよね」

 「いやいや。ポコビッチはどこでもボーっとしてるよ」

 「どゆ意味? ところで注文はなににするの?」

 「温々(あつあつ)うどんに巨大きつねを半分だけもらおうよ」

 

うどん450円 きつね120円

http://www.norabow.jp/index.html


セラリ(九段下)

2006-07-24 | パスタ

 「ここって都心の隠れたヒーリング・スポットだよね」

 「開放的な窓から内濠の緑を眺めつつ、ゆったりと食事をしていると、気持ちがのんびりするよ。知り合いの女性を連れていくと、みんな『癒やされたわ~』って高評価だもの」

 「疲れている女性が多いからね」

 「でも僕はそんな言葉を聞くと、いつもこう応えるんだよ。『きみの笑顔のほうが、ずうっと癒やされるよ』って」

 「そんな歯槽膿漏になりそうな架空話につきあっているヒマはないね! それよりも『セラリ』の感想は?」

 「ペペロンチーノを食べたけど、にんにくスライスがたっぷり乗っていておいしかったよ」

 「サラダ、スープ、デザート、コーヒーまでついて1200円。そしてこの景色まで堪能できるんだから、コストパーは良すぎるね」

 

http://www.seraly-kudan.tokyo.walkerplus.com/