*笑む~*の土笛・吹いてぇ~♪

五十路ミセスのオカリナ・ユニット‘笑む~’笑顔と癒しの音色を、お届けするボランティア活動をライフワークに「日々是好日」

西日本吟詠会・創立80周年記念大会&祝賀会(オカリナ演奏)

2009-11-15 08:32:45 | 詩吟


木々の彩りが鮮やかで、山肌も紅葉一色の秋霜の候に、亀井神道流・西日本吟詠会(諫山岳陽会長)の創立80周年を祝う【記念吟詠剣詩舞大会】(同会総本部主催、太宰府天満宮、毎日新聞社など後援)が、筑紫野市文化会館大ホールで会員・来賓約800人の出席に依り、盛大に行われました。
同会は、黒田藩の儒学者、亀井南冥・昭陽父子が興した「亀井流」の流れをくみ、1929(昭和4)年に発足した由緒ある流派で、福岡都市圏を中心に約700人余りの会員が在籍してます。
大会では会員や各流派の師範が、次々と自慢ののどを披露して、構成吟の第三幕では【亀井神道流の源流】と題して、流祖の亀井父子の詩を剣士や舞人の舞と共に披露・・・大盛会の内に幕を閉じました。

閉会の後は夕刻から、「万葉の香りといで湯の里・二日市温泉・大観荘」に移動しての祝賀会となりますが、私はこの会場でのオカリナ演奏リハーサルの為に早めの会場入りとなり、午後の部の名士の方々の吟詠披露など、又とない機会を目の辺りにする事が出来ず、後ろ髪惹かれる想いで筑紫野文化会館を後にしました。



▼ オープニングの指導者50人余りでの【祝賀の詩】大合吟は圧巻で、緞帳が上がると共に会場からは一斉に溜息が洩れていました。
  

▼ まず最初は「幼少年部」の吟詠で吟題は【偶成】


▼ 力強い男性陣の大合吟は、会場に響き渡ります!


▼ 厳粛ムードの中にも、華麗なる女性の大合吟!


▼ 構成吟『筑紫路に古の詩歌を訪ねて』【筑紫万葉歌壇の秀歌】





▼ 尺八伴奏=都山流・伊地知彰山師範/琴伴奏=生田流・合屋小夜子師範




▼ 午前の部の締め括りは、「物故者への黙祷」に始まる荘厳な面持ちでの【記念式典】

 

▼ 午前の部を終え、ホッ!と一息、安堵?の会場ホール♪



祝賀会場での【Wel Come おもてなし演奏】By オカリナ・アンサンブル‘笑む~’

▼ 来場を待つばかりの200名余りの宴席を前にリハーサルに余念がありません・・・


▼ いよいよ、第1陣の御到着にオープニング曲【里の秋】での、お出迎えです~♪


▼ 3曲目は、ガラッ!とムードを変えてのタンゴ【ラ・クンパルシータ】でしたが、思いがけない拍手の渦に感動でした!


▼ 時間の都合で、已む無く数曲を割愛、フィーナ~レは、筑前今様「皇御国(すめらみくに)」で、お馴染みの【黒田節】をパーカッション入りのSoro演奏でした。



<記念・祝賀会での演奏を終えて~・・・>
大会準備スタッフの先生方から正式に演奏の御依頼を頂きましたのが、およそ半年前でした。
実際は更に、その半年前の昨年10月に‘笑む~’の演奏会(ココ)に足を運んで頂き検討を重ねてらっしゃった事が伺い知れますが、格式ある記念大会での演奏は正直、荷が重く私達に無事務まるのだろうかと不安でした。
私自身、会員でもある事から、後の事を思うと、御期待に添える演奏が出来なかったら~どうしよう・・・などと、快諾する余裕が無く、随分悩んでしまいましたがメンバーの『挑戦してみよう!きっと大丈夫よ~♪』の心強い一言に背中を押されました。
今までにない200名余りという大勢の前での演奏など、素晴らしい経験が出来る!と、気持ち切り替えてのプラス思考で練習にも熱が入り、楽しさも倍増です~♪
楽しみながらの練習で、いよいよ本番を迎えリラックス・モードでのリハーサルでしたが、いざ本番間際では表情も硬くなりトレードマーク?のスマイルも、どこへやら~・・・?
司会のT師範の『笑顔・笑顔~歌は心で~♪』のアドバイスに口角を緩めての深呼吸で、無事に演奏タイムも終了する事ができました。
季節柄の流感など、本番までに危惧する事も多々ありましたが皆様のお陰で記念すべき祝賀会と言う大きなステージを経験させて頂けた事に感謝の想いで、いっぱいです。
私達の拙いオカリナ演奏を、こんな素晴らしい祝賀会で披露させて頂けるチャンスを設けて下さった先生方にも改めて感謝申し上げます。
今後もライフワークとするボランティア演奏を通じての活動に邁進して参りますので、拙い演奏お役に立てる機会がありましたら、又いつでも声を掛けて頂ければ今後の活動の励みにもなり大変嬉しい事です。
この度は、本当に有り難う御座いました。   【笑む~・一同】